増加する外国人労働者のID確認に対応　マルチIDチェック・ソリューション「Olika ID」4月販売開始

ICチップ情報のチェックでより厳格な本人確認を実現

2019-02-06 09:00

パスポートリーダー総合サイト( https://www.pass-reader.com )を運営する株式会社M2モビリティー(本社：東京都品川区、代表取締役：橋本清治)は、今後増加が予想される外国人労働者の雇用、外国人の日本での銀行口座開設、海外送金、自治体での各種届出等での本人確認の厳格化、効率化等に対し、ベストセラー・フルページパスポートリーダーである英国Access社のATOMパスポートリーダーと「マルチIDチェッカー」ソフトウェアを組み合わせたパッケージ製品「Olika ID」を2019年4月より販売します。また、2月19日から22日の間東京ビッグサイトで開催される「サービス産業向け次世代技術EXPO」の日本システム開発株式会社様ブースにて展示、デモ実演を行います。

Olika ID
https://www.pass-reader.com/Olika

外国人本人確認時の問題点

・外国人共通のIDはパスポートですが、空港、免税店、ホテル等の施設以外ではパスポートリーダーが設置されていないため、パスポートを提示されてももっぱら目視による確認に留まり、保存等もされていません
・在留外国人が所持する「在留カード」の目視できる券面の改ざんは巧妙化しており、より厳格な確認のためにはICチップ内の情報を読み出す必要がありますが、現在は対応機器がない、もしくはあっても処理に時間がかっています
・現在でも専用機はありますが、パスポートを含む複数のIDを読める手段がなく、また非常に高価です

外国人本人確認時の問題点には上記等が挙げられます。こうした問題に『Olika ID』が対応します。

Olika IDの特徴

・読取り機器はパスポートリーダーベースで、内蔵されているRFIDリーダーはISO 14443 Type Bに対応しておりパスポート内蔵ICチップの他、各種IDカード(在留カード、マイナンバーカード、運転免許証、海外カード型運転免許証等)のICチップ情報も読み取ることができます
・空港でのパスポートによる顔認証本人確認と同様の機能を提供可能です(オプション機能(パスポートICチップ情報とカメラ取得情報の顔認証による比較))
・使用するパスポートリーダーは業界最薄(65mm)のコンパクトサイズで置き場所を選びません
・USB3.0搭載でタブレットと使用すれば移動環境でも利用可能です
・専用に開発されたマルチIDソフトウェアはパスポートリーダー上にID媒体を置くだけでカード種別を自動認識するため、面倒な種別選択が不要です
・各IDカードの写真を含む券面情報の画像を取得し、OCR処理で文字認識を行いICチップ情報取得に必要な処理を自動で行います(手入力による処理は不要です)*一部制限あり
・必要に応じ読取りデータの保存、検索等が可能です

提供パッケージ

・ベーシック版(TYPE A)
既存のPCを利用前提(パスポートリーダー＋マルチIDリーダーソフトウェア)
・スタンダード版(TYPE B)
ベーシック版にラップトップPCをバンドルしたパッケージ。ソフトウェアプリインストールで購入後すぐに利用可能です
・オプション版
ベーシック版またはスタンダード版にカメラ＋顔認証ソフトウェアを追加したパッケージです(IDによる本人判定までを行う場合)

製品詳細は以下で確認できます
https://www.pass-reader.com/Olika

想定利用シーン

・外国人労働者を採用する企業(総務、労務)
・ハローワーク(資格審査)
・外国人が登録する派遣業(資格審査、確認、情報保管、検索)
・金融機関(新規口座開設、送金時の本人確認等)
・自治体住民課(新規住民登録、各種証明書発行時)
・ホテル、旅館(旅館業法対応)
・レンタカー、各種レンタルショップ(身元確認)
・医療機関(旅行者の身元確認、請求先情報取得)
・教育機関(留学生)
・外食、サービス業(外国人労働者の資格チェック、管理)
・賃貸業者(外国人の入居審査、管理等)
・その他外国人に関わる全ての業界、業種

*「マルチIDチェッカーソフトウェア(IDさくさくスタンダード)」は株式会社サイバーウェア社の開発製品です