【星のや京都】~緑まぶしい庭で身体全体を使って笑い、日頃の疲れを癒す~狂言で迎える清々しい朝「新緑の青空狂言」2021年も開催|期間:2021年5月10日〜6月14日

京都府・嵐山にある全室リバービューの旅館「星のや京都」は、2021年5月10日~6月14日の毎週月曜日に、「新緑の青空狂言」を開催します。このアクティビティでは、狂言を観てひと笑いしたあとに「笑いの型」をならい、身体全体を使って笑います。狂言を演じ、笑いの型を教える講師は、400年の歴史を持ち京都を中心に活躍する「茂山千五郎家」の狂言師です。澄んだ空気とみずみずしく生命力ある新緑が心地よい朝、狂言を鑑賞し身体全体を使って笑うことで、Withコロナ時代の疲れやストレスが癒され晴れやかな気分になります。

実施背景

星のや京都施設内の「奥の庭」にて、2021年5月10日~6月14日の毎週月曜日に、「新緑の青空狂言」を開催します。好評のため、2019年、2020年に続き、2021年も開催することになりました。新緑の青空狂言は、緑まぶしい初夏の朝に狂言を鑑賞して笑うことで、日頃の疲れを癒すアクティビティです。狂言を開催する奥の庭は、樹齢400年を超えるもみじの木があり、対岸の小倉山の木々も見渡せる開放感のある庭です。笑いには免疫機能の向上やストレス軽減などの効果が報告されており*1、2、また森林浴にも同様の効果があるとされています*3。みずみずしい青もみじと澄んだ空気が心地よい朝に狂言を鑑賞して身体全体を使って笑うことで、Withコロナ時代の疲れやストレスが癒され晴れやかな気分になります。

歴史ある茂山千五郎家の狂言を楽しく鑑賞する

十四代目当主、茂山千五郎
十四代目当主、茂山千五郎

狂言は600年以上の歴史をもち、日本の伝統芸能である「能楽」として能とともにユネスコの無形文化遺産に認定されています*4。現代の言葉とあまり変わらない台詞で構成され、庶民の生活の中の風刺や失敗談がユーモラスに描かれた親しみやすい芸能です。本アクティビティでは、狂言を代表する演目「棒縛(ぼうしばり)」を鑑賞します。鑑賞前には狂言や鑑賞する演目についての解説があるので、気軽に狂言に親しむことができます。

【能楽師大蔵(おおくら)流狂言方 茂山千五郎家】

狂言を演じる茂山千五郎家は、江戸時代初期から約400年続く歴史を持ち、現在は十四代目を当主として京都を中心に全国で活躍しています。茂山千五郎家の笑いは、「和らい」と表現される心和むものです。これは茂山千五郎家が武家式の格式ばった狂言ではなく、関西という土地でやわらかい笑いを中心に展開してきたことにも由来しています*5。棒縛りのユーモラスな動きや掛け合いを鑑賞し、楽しく笑うことができます。

【鑑賞する演目「棒縛」あらすじ*5】

留守になると酒を盗み飲む太郎冠者(かじゃ)と次郎冠者にほとほと手を焼いた主人は、二人を棒にしばり付けて外出します。残された二人はなんとか酒を飲もうと考えを巡らせ、ついに棒に縛られたまま酒を飲むことに成功します。戻った主人は二人を叱りつけますが、二人が窮屈な姿で酒盛りを楽しむ姿に、ほほえましく爽快な気分にもなるのでした。

笑いの型をならい、お腹の底から大笑いする

棒縛の鑑賞でひと笑いした後、狂言師から「構(かま)え」と呼ばれる基本姿勢や発声をならい、神や大名が笑う姿を表す型「大笑い」を実践します。大笑いは、身体の重心を低く落としてお腹の底から大声を出す、笑いの型の一つです。狂言では登場人物の喜怒哀楽を大げさに表現するため、笑う演技で身体全体を大きく使います。すがすがしい緑のなかで姿勢を整え、参加者全員で大きな声を出して笑います。

参考文献:

*1 石原俊一(2007)「自律神経系に及ぼす自発的笑いの実験的検討」,『人間科学研究』29,p.51-59,文教大学人間科学部
*2 三宅優・横山美江(2007)「健康における笑いの効果の文献学的考察」,『岡山大学医学部保健学科紀要』17, p.1-8,岡山大学医学部保健学科
*3 李卿(2007)「森林浴の効果」,『アンチ・エイジング医学』,VoL.5,No.3,p362-367,日本抗加齢医学会
*4 文化庁
*5 茂山千五郎家・宮辻政夫著(2015)『和伝書 狂言・茂山千五郎家の和らい』,茂山千五郎家・クラブSOJA監修,淡交社

「新緑の青空狂言」概要

期間:2021年5月10日~6月14日の毎週月曜日
料金:無料
予約:公式サイト(https://hoshinoya.com/kyoto/
またはフロントにて、前日20:00まで受付
場所:星のや京都施設内の奥の庭
時間:10:00~11:00
対象:宿泊者限定
定員:8名
備考:状況により、開催日程・時間・演目が一部変更になる場合があります。

<最高水準のコロナ対策宣言>

【1】衛生管理
星野リゾートでは、コロナ対策の一環として、お客様の健康と公衆衛生を考慮し、以下の対応を行っております。
・チェックイン時の検温実施
・通常の客室清掃に加え、ホテル館内のアルカリ電解水による清掃と拭き上げ
・館内各所に除菌用アルコールを設置
・全客室に手指消毒用アルコールを設置
・レストラン入店時に全てのお客様へ手指のアルコール消毒を実施
・食器類(お皿、グラス)やカトラリーの高温洗浄(80度以上)、食事用トレイの除菌洗浄
・フロントにパネルやビニルシートなどのパーテーションを設置
・館内での接客業務の際にマスクを着用
・スタッフの健康と衛生面の管理徹底(出社前の検温と記録確認)
・湿度40%以上を保つ加湿器を全客室に設置(星のや東京、沖縄県内の施設を除く)
・レストランにおけるメニューのQRコード化(界ブランド全施設)

【2】3密回避
密閉、密集、密接の3つの「密」を回避する滞在を作るべく、以下の対応を行っております。
・大浴場の混雑度がスマートフォンで分かる3密の見える化および混雑予測サービス実施(一部)
・滞在中、混雑が確認された場所での、入所・入店規制
・レストランの混雑状況を管理し、入店時間の分散化
・チェックアウトのフロント精算時に、入列規制を適宜実施
・客室でのチェックイン対応(星のや・界)

関連資料:【星野リゾート】コロナ対策まとめ

星のや京都

平安貴族が別邸を構えた京都府・嵐山。渡月橋から船に乗り、大堰川を遡ると現れる水辺の私邸。京都に息づく日本の伝統技法を感じる客室、五味を自在に表現する日本料理、四季の美しい景観と静けさの非日常の世界を楽しめるリゾートです。
京都府京都市西京区嵐山元録山町11-2/客室数25室
https://hoshinoya.com/


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