再生材料を使用した梱包用フィルムテープ2製品を7月より販売開始
テサテープ株式会社(本社：東京都港区、代表取締役社長：トーマス・ガスナー)は、2023年7月より再生材料を使用した梱包用フィルムテープ2製品の販売を開始しました。食品・飲料、製薬、物流をはじめとした多くの業界に対し、従来のバージンプラスチックを使ったフィルム系梱包テープに代わるサステナブルな選択肢を提供します。「製品ライフサイクルと梱包材の持続可能性を向上すること」をサステナビリティ指針の一つとして掲げ、再生材料や自然由来の材料を使用した製品展開を拡大しています。
tesa(R) 60412 再生PETの梱包用フィルムテープ
概要
tesa(R) 60412は、ポストコンシューマーリサイクル材料(PCR)を70％使用したPET基材と、水系アクリル粘着剤を組み合わせた梱包用フィルムテープです。高い強度と耐摩耗性があり、切れや破れへの耐性に優れます。段ボールについたままでも古紙としてリサイクルできる特徴をもつtesa(R) 60412は、脱墨(だつぼく。古紙を再生する工程でインキを取り除くこと)の国際団体が定めるINGEDE 12規格の認証を受けています。テープ表面はあらゆる種類のインクシステムで優れた印刷性を発揮するため、ブランドロゴの表示や広告ソリューションとしても使用することができます。
テープ構成
特徴
・PET基材の70％にPCR材料を使用
・脱墨性認証INGEDE 12を取得
・段ボールについたままリサイクル可能
・溶剤を使用しない製造工程
・黄変への耐性に優れる
・高温や高湿度、紫外線への耐性に優れる
・再生紙使用の段ボールにもよくつく
・耐荷重30kg
tesapack(R) 58156 再生BOPPの梱包用フィルムテープ
概要
tesapack(R) 58156は、ポストインダストリアルリサイクル材料(PIR)を100％使用したBOPP基材と、無溶剤の水系アクリル粘着剤を組み合わせた梱包用フィルムテープです。リサイクル率において、ドイツの認証機関DIN-CERTCOによる公式認証を取得しています。テープ表面には環境配慮型製品であることを示すリサイクルマークが印刷されています。視認性の高いテープ色で広告宣伝に適した製品です。
tesapack(R) 58156製品詳細
https://www.tesa.com/ja-jp/consumer/tesapack-eco-strong.html
テープ構成
特徴
・100％PIR材料からなる基材
・100％再生段ボールからなる紙管
・紙製のラベルを使用
・DIN-CERTCOによる公式認証を取得
・紫外線への耐性に優れる無溶剤の粘着剤を使用
・耐荷重15kg
今後の展望
テサテープ株式会社が目指すサステナビリティは、製品ライフサイクル全体を視野に入れ、科学的根拠に基づいて行動すること。「リサイクル材料とバイオマス素材を積極的に採用する」ということも、それに当てはまります。2030年までに製品の原材料のうち、バージンプラスチックの割合を50％へ半減させること、そして、製品と梱包材の原材料のうち、70％をリサイクル材料またはバイオマス素材に切り替えることを予定しています。自社製品の持続可能性を追求し続けることはもちろん、製品をお使いいただくことで環境保全などのエコロジーな利点を得られる仕組みを目指しています。
詳細・お問い合わせ
テサテープ株式会社 会社概要
テサテープ株式会社は1964年(昭和39年)に創立しました。ドイツで1882年創業の粘着テープブランドtesa(R)(テサ)の日本法人です。業務用の粘着テープをはじめとした接着ソリューションを日本のみなさまにお届けしています。
代表者 ： 代表取締役社長 トーマス・ガスナー
所在地 ： 〒108-0072 東京都港区白金1-27-6 白金高輪ステーションビル8階
設立日 ： 1964年11月18日
事業内容： 様々なものを「くっつける」粘着テープを製造・販売しています。
スマートデバイスの部品固定や、自動車の塗装マスキング、
ワイヤーハーネス結束、新聞のフライングスプライス、
倉庫床のラインテープなど、用途や業界独自のご要件を理解し、
7,000種類以上の製品の中から最適な粘着テープをご提案いたします。
また、初心者でもDIYを楽しめる接着剤や粘着テープを
使ったアイテムを一般消費者様向けに展開しています。
会社URL： https://www.tesa.com/ja-jp
▼関連業界
自動車、ワイヤーハーネス、スマートデバイス、電化製品、製紙、印刷、その他製造業、一般消費者向け事業
