フロスト＆サリバン、 「コンタクトセンターアプリケーション市場にの成長」と 「クラウド型Eメールおよびウェブセキュリティソリューション」 についての分析を発表

米国に本社を置くビジネスコンサルティング企業、フロスト・アンド・サリバン・ジャパン株式会社（所在地： 東京都港区、代表取締役：ロビン・ジョフィ）（以下、フロスト＆サリバン ジャパン）は、「コンタクトセンターアプリケーション市場にの成長」と「クラウド型Eメールおよびウェブセキュリティソリューション」についての分析を発表しました。

アナリティクスの恩恵により、アジア太平洋地域のコンタクトセンターアプリケーション市場が大きな成長を見せる

アジア太平洋地域（APAC）の、オンプレミスおよびクラウド型アプリケーションからなるデータセンターアプリケーション市場は、インバウンドコールルーティングおよびアナリティクスの進化により、力強い成長を見せると予測されます。

最近発行されたフロスト＆サリバンの分析、「アジア太平洋地域のデータセンターアプリケーション市場のデジタル化およびクラウドへの移行、2026年までの予測」によると、新型コロナの影響により、遠隔から優れた顧客体験（CX）を提供することが求められ、オンプレミスからクラウド型サービスへの移行が加速しました。価格の重要性が高い地域ではあるものの、豪州、ニュージーランド、日本、シンガポール、香港、韓国、台湾といった成熟した市場は、クラウド型の、洗練されたアプリケーションに大規模な投資をする準備がすでにできています。しかしながら、前述した国々では、中国、インド、マレーシア、タイ、インドネシア、フィリピンといった国々よりも多額の投資を必要とします。この成長する市場は、オンプレミスおよびクラウド型アプリケーションで構成され、市場規模は7億1950万ドルから、2026年までに9億6650万ドルに成長し、その年平均成長率は4.3%と予測されます。

「アプリケーションのシェアに関しては、インバウンドコールルーティングが予測対象期間を通して継続して市場の大部分を占めるでしょう。同時に、コンタクトセンターがサービスの差別化を求めることにより、アナリティクスが力強い成長を見せるでしょう」と、フロスト＆サリバンのICTリサーチアナリストのアルパン・ビッドは言います。「更に、市場別にコンタクトセンターのアプリケーション導入を見てみると、銀行・金融サービスおよび保険（BFSI）業界、そして次いでテレコミュニケーション業界が、アプリケーションの利用をリードするでしょう」。ビッドは更に言います、「同様に、コロナ禍に、政府関係、教育、Eコマース、ヘルスケアが、アプリケーションを導入する主な業界となるでしょう。また、小売業界はパンデミック後に比較的急速に成長するでしょう」。

既存ベンダーのプラットフォームのライフサイクルが終わりに近づくなか、重要なセグメントのアプリケーションを最新のものに代える、新たなチャネルを追加する、システムの統合を促進することなどが、APACのコンタクトセンターアプリケーション市場を促進するでしょう。市場関係企業には、以下のような利益と成長をもたらす見込みが存在します：

・機能を拡大し、付加価値を提供し、競争力を維持するために予知解析や機械学習などの新たなテクノロジーを導入する
・デジタルトランスフォーメーション戦略を支援するために、コンタクトセンターに対し、センターの外でのシステムおよびアプリケーションの統合を推奨する
・自身のビジネスニーズに合った総合的なアナリティクスソリューションのアウトソーシングを求める企業が増えるなか、豊富で使いやすいコンタクトセンター解析機能を提供する
・新型コロナの影響を管理するための先進的ツールへの投資を迫られる企業が増えるなか、在宅ワークのソリューション、AIボット、ロボットプロセスオートメーション、オートメーションツールを提供する

「アジア太平洋地域のデータセンターアプリケーション市場のデジタル化およびクラウドへの移行、2026年までの予測」は、フロスト＆サリバンのLeadership Councilを通して閲覧可能な、最新のICTにおける調査分析レポートです。予測のできない未来において成功するための、継続した成長機会の流れを特定するために皆様をご支援します。
原文：https://ww2.frost.com/news/press-releases/asia-pacific-contact-center-applications-market-to-see-buoyant-growth-thanks-to-analytics/

2024年までにアジア太平洋地域のセキュアコンテンツマネジメント市場を推進するクラウド型Eメールおよびウェブセキュリティソリューション

最近発行されたフロスト＆サリバンの分析、「機能の統合がアジア太平洋地域のセキュリティコンテンツマネジメント（SCM）市場を形作る、2024年までの予測」では、SCM市場は2024年までに、全てのウェブおよびEメールセキュリティの売上は年平均成長率11.4％、22億ドルに達すると予測されています。特にコロナ禍に、より多くの企業がEメールのクラウド化に動き、リモートワークなどインターネットに依存するなか、クラウドの活用は拡大すると予測されます。悪意のあるEメールやウェブリンクは、アジア太平洋（APAC）地域において最も利用される攻撃ベクターです。より高度かつ洗練されたフィッシングメール、ビジネスメール詐欺、悪意あるコンテンツなどの脅威が存在します。

「組織がより良いクラウド移行とコスト削減を同時に求めているなか、複数の機能を中枢機能に追加することで、ウェブおよびEメールセキュリティサービスが大きく変わろうとしています。データ損失防止（DLP）、Cloud Access Security Broker（CASB）、Eメール/ブラウザの分離などの様々な機能が追加され、多くのサイバーセキュリティソリューションの差別化が難しくなっています」、フロスト＆サリバン、ICT部門のインダストリーアナリスト、ヴィヴィエン・プアは言います。「また、規模が大きいものの成熟していないウェブセキュリティ市場では、その拡張性、適応性、低コストという理由から、クラウド型セキュリティソリューションが大きな利益をもたらしています」。

プアは更に言います、「通常企業の規模が大きいほど、脅威を効果的に検知、防止、修正するために専用のウェブおよびEメールセキュリティを必要とします。より大きな財務リソースを持つこれらの企業は一般的に成果を最優先し、自社にソリューションを設置するか、最善のオプションを組み合わせたソリューションを活用します。反対に中小企業は、予算は限られているものの自社に必要な保護レベルを確保できる、統合ソリューションやSoftware-as-a-Service（SaaS）の提案をより積極的に検討します」。

今後の収益の機会を獲得するため、サイバーセキュリティのベンダーに対して以下の戦略を推奨します：

・Eメールセキュリティをクラウド型へ統合および/又は移行しようとしている企業を支援する
・リモートワークを実施している社員のニーズに合った、クラウド型統合サイバーセキュリティソリューションを提供する
・既存の運営手順に依存している企業、またはクラウド型に対して法令順守の課題がある企業のために、オンプレミスまたはハイブリッド型のソリューションを準備する
・現在および将来の脅威に対するセキュリティ需要に合った製品開発および買収を検討する

「機能の統合がアジア太平洋地域のセキュリティコンテンツマネジメント（SCM）市場を形作る、2024年までの予測」は、フロスト＆サリバンのグローバルICT成長パートナーシップサービスプログラムの一部です。

原文：https://ww2.frost.com/news/press-releases/cloud-based-email-and-web-security-solutions-to-propel-the-apac-secure-content-management-market-by-2024/

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フロスト・アンド・サリバンについて

フロスト＆サリバンは独自のリサーチに基づいて企業のビジネスを成長に導くグローバルな知見を提供し、ビジネスの新たな成長機会の創出からイノベーションの実現までを支援する、リサーチとコンサルティング機能の両方を兼ね備えた企業のナレッジパートナー。世界40拠点以上のグローバルネットワークを軸に、世界80カ国ならびに300に及ぶ主要な全てのマーケットを網羅することで、メガトレンドや海外新興市場の台頭、テクノロジーの進化などのグローバルな変化に対応し、企業がグローバルなステージでビジネスを成功させるための360度の視点に基づいた知見を提供しています。

フロスト・アンド・サリバン・ジャパン株式会社

設立：2014年1月
沿革：2009年3月 日本支社「フロスト＆サリバン インターナショナル」設立
2014年1月 日本法人「フロスト＆サリバン ジャパン株式会社」設立
代表者：ロビン・ジョフィ（代表取締役）
所在地：〒107-6123　東京都港区赤坂5丁目2番20号　赤坂パークビル23階
URL: https://frost.co.jp/

本リリースに関するお問い合わせ

フロスト・アンド・サリバン株式会社PR事務局（SivanS株式会社内）
担当：ジャガーナウス・下村
Email: press@sivans.jp