涙を流してストレス解消を図る「涙活(るいかつ)」の専門家・感涙療法士を育成

11月16日(土)にオンラインで感涙療法士認定講座を実施します。

2024-10-24 16:20

「泣く」ことは「笑い」や「睡眠」よりもストレス解消に有効とされています。「涙活(るいかつ)」では意識的に涙を流すことで心身を整え、ストレス解消を図ります。そのような涙活をストレスをためたクライアントに実施する感涙療法士の資格を認定する講座を、資格創設者で「なみだ先生」こと感涙療法士の吉田英史が2024年11月16日(土)にオンラインで開催します。

▼ 感涙療法士オンライン認定講座HP:https://www.ruikatsu.net/kanruiryohoshi

感涙療法士オンライン認定講座

■泣く活動「涙活(るいかつ)」について

涙活とは意識的に泣くことでストレスを発散する方法です。涙を流すことによって自律神経が緊張や興奮を促す交感神経から、脳がリラックスした状態である副交感神経が優位な状態へとスイッチが切り替わります。交感神経とは身体を動かしたり、緊張したり、ストレスがかかっている時に働く神経です。一方、副交感神経は寝ている時やリラックスしている時、体力を回復する際に働きます。通常起きている時には交感神経が優位に働いていますが、泣くとリラックスしている時と同じ副交感神経が優位な状態になります。すると脳も癒され精神的なストレスまでもが解消されていきます。

▼ 涙活HP:https://www.ruikatsu.net/

■「感涙療法士」について

感涙療法とは涙活の仕組みを活用した療法です。感涙療法士は各種涙活のセミナー等を通じて、医療や福祉、教育分野などにおける人々の精神面での健康づくりのサポートすることを目指しています。。具体的には泣ける映像を上映したり、泣ける話を聞かせたりといった泣ける空間を演出しクライエントをその場で実際に泣かせます。また涙の効能について解説したり、ストレス解消になる泣き方をアドバイスします。

■「涙」がもつ力を広めるために

「なみだ先生」こと吉田英史がこの仕事を始めたきっかけは高校教師時代に経験した生徒達とのやりとりにあります。様々な感情を出しながら相談をするたくさんの生徒の中で、泣きながら相談をする生徒は他の生徒とは異なり何度も同じ相談をしてくることがありませんでした。ここから「涙には何か力がある」と考え、様々な文献を調べるうちに涙の持つ効果について研究が進められていることを知り、それを述べている東邦大学医学部教授で脳生理学者、精神科医の有田秀穂氏と2014年に感涙療法士という資格を作りました。2か月に1回のペースで認定講座を実施しており、現在320人の感涙療法士が生まれ、各地で涙活のセミナーや講演を行っています。

■講座で効果的に涙を流す方法を伝授

効果的に泣くには自分だけの泣きのツボを見つけることが必須です。泣けるツボは人によってそれぞれ異なります。恋愛もの、家族もの、動物もの、アスリートものなど自分が泣ける分野を知っておくと泣ける題材(映画、音楽、小説等)を見つけやすくなります。講座では泣きやすい体質にするためにクライエントの泣きのツボの見つけ方を伝授します。またクライエントが家で実践できる涙活の方法についても話します。講座の前半は有田秀穂教授が医学的エビデンスに基づいて涙の効用について講義し、後半は吉田英史が涙活イベント(セミナー、ワークショップ)の作り方や進行の仕方について講義します。

■講座概要

日時:2024年11月16日(土)14:00~15:40
方法:オンライン会議アプリ「Zoom」

前半 14:00~14:45 (有田が担当)
後半 14:45~15:40(吉田が担当)

感涙療法士オンライン認定講座HP:

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