日本オラクル、連結決算システムの短期導入ソリューションを発表
日本オラクル株式会社(本社:東京都港区北青山、代表執行役社長 最高経営責任者:遠藤 隆雄、以下 日本オラクル)は、オラクルの連結管理アプリケーション「Oracle Hyperion Financial Management」を活用した連結決算システムの構築を支援する無償の短期導入ツール群「Japan Starter Kit」(日本版スターター・キット)を発表します。
「Oracle Hyperion Financial Management」は、グループ経営管理に有効な財務報告書の収集から連結処理の実行、経営分析をおこなうための業務アプリケーションで、国内外で豊富な導入実績があります。国内では会計コンバージェンスの一環として2010年4月度以降開始の事業年度から要求されるマネジメントアプローチ(*1)に加え、過年度遡及のためのセグメント管理や、日本基準からIFRSへの組み換え処理など、今後予想される連結決算業務の高度化や複雑化にも効果的かつ効率的な対応を実現します。
*1マネジメントアプローチ:企業経営における意思決定と業績評価の指標として、経営者が企業を事業の構成単位(セグメント単位)に分別した情報をベースにする方法。IFRS(国際会計基準)では、マネジメントアプローチに基づいたセグメント情報の開示が求められている。
「Japan Starter Kit」は、これら「Oracle Hyperion Financial Management」の持つ本来の高度な管理機能を基盤に、複雑な株式持ち合いなどの日本特有のビジネス事由を考慮した処理手順の事前定義や国内企業が一般的に使用する帳票類を標準装備することで、連結決算システムの短期導入を可能にします。本ツールを活用することで導入期間を最大50%短縮することができます。
「Japan Starter Kit」は、オラクル・コーポレーションが開発し、グローバルの標準リポジトリ(*2)上で管理するツール群「Starter Kit」のひとつです。同ツール群は世界各国で共有かつ相互利用することにより、会計基準変更など異なる国や地域に共通して発生する要件への対応の迅速化を実現します。
*2リポジトリ:情報を管理かつ有効活用するために格納しておく場所
参考リンク
「Oracle Hyperion Performance Management Applications」概要
http://www.oracle.com/lang/jp/appserver/business-intelligence/hyperion-financial-performance-management/hyperion-financial-performance-management.html
「Oracle Hyperion Financial Management」最新版発表資料
http://japanmediacentre.oracle.com/content/detail.aspx?ReleaseID=256&NewsAreaID=2
顧客向けセミナー「Oracle Enterprise Performance Management Forum」概要
http://www.oracle.co.jp/events/jpm090929/
●日本オラクルについて
日本オラクル株式会社は、オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。国内を拠点とした情報システム構築のためのソフトウェア製品、ソリューション、コンサルティング、サポートサービス、教育の事業を展開しています。1999年2月5日に店頭市場へ株式公開、2000年4月 28日に東証一部上場。従業員数2,226名(2009年 5月末現在)。
■本件に関する報道関係お問い合わせ先:
日本オラクル株式会社 広報室 石川
TEL:03-6834-4834 FAX:03-6834-6144 E-mail: Junko.Ishikawa@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.co.jp/press
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