近畿大学農学部 公開講座 in 名古屋 「魚と微生物の関係」「生活習慣病に天然物利用」

近畿大学農学部(奈良県奈良市)は、平成29年(2017年)10月7日(土)、名古屋マリオットアソシアホテル(愛知県名古屋市)にて「農学部公開講座」を開催します。

【講座の内容】
(1)「魚を病気にする微生物と魚を美味しくする微生物のお話」(10:40~11:30)
講師:農学部水産学科 講師 永田 恵里奈(ながた えりな)
微生物は肉眼では見えないので、その存在を普段の生活で意識することはほとんどありません。ところが微生物は、地球上のあらゆるところに大量に存在し、私たちの生活に様々な影響を及ぼします。本講座では、微生物ってどんな生き物?という基礎的なところから、私たち人間にとって都合の悪い微生物の働きと都合の良い働きについて、水産の視点からご紹介します。

(2)「生活習慣病への天然物利用」(11:50~12:40)
講師:農学部応用生命化学科 教授 飯田 彰(いいだ あきら)
現代社会には、糖尿病をはじめとした様々な生活習慣病が蔓延しています。生活習慣病に関連して生じる社会的損失を考慮すると、これらの病気を予防することから得られるメリットは計り知れなく大きなものとなります。本講座では、がん、肥満および糖尿病に予防効果を示すことが期待できる食品成分についてのお話をします。

【本件の概要】
■日  時:平成29年(2017年)10月7日(土)10:30~13:10(受付開始10:00)
■場  所:名古屋マリオットアソシアホテル 16階タワーズボールルーム
      (愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4、JR「名古屋駅」から徒歩1分、
      名鉄・近鉄「名古屋駅」から徒歩2分)
■対  象:一般の方(定員200人、入場無料、申込不要)
■お問合せ:近畿大学農学部 公開講座担当
      〒631-8505 奈良県奈良市中町3327-204
      TEL(0742)43-1849 FAX(0742)43-1155

【開催の背景】
近畿大学農学部は、世界の国々が抱える諸問題、生きることにかかわる全ての問題を「環境」「生命・健康」「食糧」というキーワードに、産業的利用をはじめ、社会的な応用を意識した基礎から実学までの教育と研究を行っています。その研究・教育成果を社会に還元することを目的に、名古屋では平成25年度(2013年度)から公開講座を実施しています。
本公開講座は、生涯学習の機会とする方から科学に興味をもつ子どもたちまで、幅広い年齢層の方々にご参加いただいており、名古屋では受講者数は延べ840人を超えました。今年度も愛知県名古屋市で公開講座を開催します。

【講師プロフィール】
近畿大学農学部水産学科 講師 永田 恵里奈(ながた えりな)
学   位:博士(農学)
専門分野 :水圏微生物学、食品微生物学
研究テーマ:1.魚類病原性微生物の検出系の開発とその感染環の解明
      2.魚類病原性微生物の宿主特異性および病原機構の解明と防除法の開発

近畿大学農学部応用生命化学科 教授 飯田 彰(いいだ あきら)
学   位:博士(薬学)
専門分野 :生物有機化学、有機合成化学、天然物化学
研究テーマ:1.薬用植物のがん補完代替医療への利用を指向した化学的基礎研究
      2.がんや炎症に効果が期待できる生物活性天然物の発見と化学合成
      3.植物細胞を利用した抗がん活性化合物の効率的生産

【関連リンク】
農学部水産学科 講師 永田 恵里奈(ナガタ エリナ)
http://www.kindai.ac.jp/meikan/907-nagata-erina.html

農学部応用生命化学科 教授 飯田 彰(イイダ アキラ)
http://www.kindai.ac.jp/meikan/791-iida-akira.html

昨年の公開講座の様子
昨年の公開講座の様子

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