アートアドバイザー奥村くみ最新刊は「愛おしい本」にまつわるエッセイ集 『私たちは本でできている』6/7刊行

株式会社オレンジページ(東京都港区)は、アートアドバイザーとして活躍する奥村くみさんの5年ぶりとなる新刊『センスを磨く読書生活 私たちは本でできている』を6月7日(金)に刊行します。インスタグラムに時折投稿する本の紹介が人気の奥村さんによる、初の読書エッセイ集です。

『センスを磨く読書生活 私たちは本でできている』(帯あり)

元文学少女、無類の本好きの奥村くみさんが綴る、大人の読書エッセイ

アートアドバイザーとしてアートの魅力を発信している奥村くみさん。実は本への愛も深く、これまでインスタグラムを中心に自身が好きな本を紹介してきました。「人生の岐路に立ったとき、いつも私を支えてくれたのは本の存在。思えば物心ついてから本と離れたことはありません」と語る著者の初の読書エッセイには、あらすじはほとんど書かれず、その本の「余韻」のようなものが綴られています。「アートの展覧会同様に、人にはそれぞれ感じ方がある」と考える奥村さんならではの文章は、不思議な魅力にあふれ、ページをめくるたびに「読書のワクワク感」を思い出させてくれます。日々の忙しさで本が読めなくなったという方、年を重ねるにつれ本を読むことをおっくうに感じてきた方にこそ、ぜひ手に取ってほしい、大人の読書エッセイです。

奥村くみさん

段々と字を追う気力が衰え、老眼も進むばかり。私の周りでもそんな方が多くおられます。
昔に比べて本を読むのがしんどくなったと。もちろん私もそのひとり。
でも本を読みたい、魅力的な本に出会いたい、その気持ちは今も衰えることはないのです。
この本がきっかけとなり、若い頃のように新鮮な気持ちで本に向き合ってみようか、などと感じてくださる方がおられたら、これほど幸せなことはありません。(奥村くみ「はじめに」より)

奥村くみ

アートアドバイザー。インテリアコーディネーターとして長年数多くの個人宅、医院、モデルハウスなどを手掛ける。2004年よりアートのある暮らしの豊かさを多方面から提案。2014年より毎年、大阪・堂島で開催されているアートフェア「ART NAKANOSHIMA」のディレクター。2021年に奈良・明日香にプライベートビューイングルーム「quo/toこぉと」を開設。無類の本好きで、自身のインスタグラムに時折投稿する本紹介の文章も人気。
HP:https://www.allier.jp
Instagram:https://www.instagram.com/allierart93
note:https://note.com/noartnolife93

「書斎にある本棚。私をつくってくれた本のごく一部が並んでいる。」
「バッグが人気の、某ブランドの赤い虎のブックマーク。お茶目な雰囲気に和まされる。」
「続きが気になるミステリーはキッチンにも持ち込み、煮込み料理の待ち時間に読書継続。」

【目次】
はじめに/本が思い出させてくれる旅の風景/好きな小説家と呑める券/本とアートを愛する人へ/ 田舎に旗を立てること/「こぉと」という言葉/大人女性の読書術/どんとこい! カラマーゾフ!/ごはんづくりを応援してくれる本/使ってしまった人生/ある画家の作品と対峙するとき/AIロボットとの生活を夢見ても/勝手に三部作/私も手袋を探し続けます!/文学少女が夢見た本を出すこと/奈良を訪れるならば/縁を切ることはケリをつけること?/コーヒーをめぐる風景/作家と同じ時代を生きる意味/関西弁を読むこと、書くこと/ミステリアスは無理だけど/お宿のライブラリー考/夢見るおじさんへのミステリー貸し出し便/働き続けること/アート探検のお供には/本を魅力的にする人たち/おわりに

※本書で取り上げている作者(抜粋)
村上春樹、ベルンハルト・シュリンク、三浦しをん、白洲正子、髙田郁、カズオ・イシグロ、向田邦子、志賀直哉、西加奈子、メイソン・カリー、くどうれいん、藤原新也、木皿泉、幅允孝、島田潤一郎etc.

奥村くみ『センスを磨く読書生活 私たちは本でできている』

2024年6月7日(金)刊行 定価1760円(税込) 
四六版、アジロ綴じ、144ページ 
https://www.orangepage.net/books/1799

『センスを磨く読書生活 私たちは本でできている』(帯なし)

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