VR遠隔臨床学習プラットフォーム構築事業が国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の公募事業に採択!
株式会社ジョリーグッド(東京都中央区、代表取締役:上路健介、以下 ジョリーグッド)は、医療教育プラットフォーム「オペクラウドVR」による「外傷診療におけるVR遠隔臨床学習プラットフォームの構築に関する研究」(以下、本事業)が、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(以下、AMED)が公募した令和2年度 「医療研究開発革新基盤創成事業(CiCLE):第5回公募」に、採択されたことを発表いたします。
本事業では、外傷診療の領域をテーマに、計30施設以上の医療施設に、高精度360°VR撮影配信機材や体験機材を導入し、その運用や導入における課題や倫理指標・運用フローなどを検証、構築します。本事業により、コロナ禍や医師の働き方改革などで臨床の機会を制限された医師や研修医が、いつでもどこでもエキスパート医師の目線をVRで疑似体験できる「VR遠隔臨床学習プラットフォーム(以下、本プラットフォーム)」を構築することで、医療教育を加速し、我が国の医療の技術の向上を目指します。
■採択事業詳細
研究開発課題:外傷診療におけるVR遠隔臨床学習プラットフォームの構築に関する研究
代表機関:株式会社ジョリーグッド
公募タイプ:ViCLE(スタートアップ型) イノベーション創出環境整備タイプ
(参考)AMEDホームページ
https://www.amed.go.jp/koubo/07/01/0701C_00007.html
■AMED「医療研究開発革新基盤創成事業(CiCLE)」について
産学官連携により、我が国の力を結集し、医療現場ニーズに的確に対応する研究開発の実施や創薬等の実用化の加速化等が抜本的に革新される基盤(人材を含む)の形成、医療研究開発分野でのオープンイノベーション・ベンチャー育成が強力に促進される環境の創出を推進します。
(参考)AMEDホームページ
https://www.amed.go.jp/program/list/index07.html
■本研究/課題について
本研究では、計30施設以上の医療施設に、高精度360°VR撮影配信機材や体験機材を導入し、システム・ネットワークの環境検証を行いながら、合わせて個人情報保護指針構築や倫理指標・利益相反管理指標構築、セキュリティー環境検証、VR活用学習カリキュラム策定をしながらVR臨床実習効果の検証を行います。
医療機関における手術や初期診療の風景をクラウド経由で配信することで、講師と受講生が遠隔地にいながらリアルタイムで授業を実施でき、コンテンツ(症例)へのQ&A等のコミュニケーション、VR体験者の視線データ記録とAIによる解析、これらを一元的に記録・管理し、医療技術の水準を向上を目指します。
本研究にあたって、ジョリーグッドを中心として、各種制度や指針の環境構築の監修に日本医科大学付属病院を始め、日本救急医学会、日本外傷学会、日本外傷診療研究機構の3学会と提携しながら研究を行い、「VR遠隔臨床学習プラットフォーム」の完成を目指します。
■「オペクラウドVR」について(https://jollygood.co.jp/opecloud)
オペクラウドVRは、熟練医師やベテラン看護師、メディカルエンジニアなど治療現場のスタッフの視野を、常設された高精度360度カメラ撮影・配信し、データ蓄積管理を行う統合システムソリューションです。医師の働き方改革の中で、持ち帰ることができるVRが医療教育の質低下を解消し、すき間時間や自宅学習の限られた時間の中で効率の良い学びの提供を可能にします。
■株式会社ジョリーグッドについて(https://jollygood.co.jp/)
ジョリーグッドは、高精度な“プロフェッショナルVRソリューション”と、VR空間のユーザー行動を解析するAI エンジンなどを開発するテクノロジーカンパニーです。医療教育、障害者支援など、成長を加速し生きがいを支援するVR・AIサービスを開発、提供しています。