【名城大学】理工学部情報工学科の学生チームがVRコンテスト全国大会で総合優勝!

理工学部情報工学科の柳田研究室学生チーム「まぜまぜトウモロコシ」が、バーチャルリアリティ(VR)コンテスト全国大会「IVRC2023」の本選に進出し、11月18日総合優勝を果たしました。名城大学としては2017年以来6年ぶり2回目の総合優勝です。

IVRC (Interverse Virtual Reality Challenge) は、日本バーチャルリアリティ学会が主催する1993年から続くVR作品のコンテストで、学生を中心としたチームでインタラクティブ作品を企画・制作し、そのアイデアと技術力を競うものです。
30年目の今年は、東京大学をはじめ、大阪大学や慶應義塾大学といった名だたる名門大学チームが100以上参加しました。

体験者からの視点(手には迷路板、迷路の中のビー玉視点)

独創的なアイデアとそれを実現するための高度な技術力が評価される

柳田研学生チームが制作した作品「めい迷路ろ」は、子供の頃遊んだビー玉迷路をヒントに、自分がビー玉になって迷路を進んでゆく、不思議な世界を体験する作品です。
ヘッドマウントディスプレイには、手に持った迷路板でビー玉を転がす俯瞰視点と、ビー玉となって迷路の中に入り込んだ視点が同時に投影されます。さらに足元は、迷路の傾きを自作の床面傾斜装置で表現し、自分の平衡感覚までも錯覚させられる素晴らしい作品に仕上がりました。

迷路の中のビー玉に自分がなって、様々なミッションをこなしてゴールに向かう独創的なアイデアと、迷路板と連動した身体的体験を実現する高度な制作技術、何より高い完成度が評価され、総合優勝となりました。

今回の学生チームをリーダーとして牽引した森田尚樹さんは「優勝を果たすことができ、とても嬉しいです。まさにチームメンバーの長期にわたる努力が実った結果で、心から感謝しています。これからは展示を通していただいたアドバイスや見つかった改善点を元に、作品をもっと良いものにしていきたいです」と自身の快挙を素直に喜び、これからの抱負を語りました。

体験者は操作板と連動した床面傾斜装置に乗り込む
理工学部情報工学科柳田研究室の4年生チーム
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