紀州徳川の世界的音楽遺産！南葵音楽文庫100年コンサートを旧東京音楽学校奏楽堂で開催！　～パイプオルガンと蔵出し演奏会～

～南葵！まちなかコンサート聖地からスタート！～

2025-06-26 11:00

2025年に南葵音楽図書館が開設100年を迎えるにあたり、別紙のように記念コンサートを旧東京音楽学校奏楽堂(東京都台東区上野)にて2025年10月2日(木)・3日(金)の2日間開催いたします。

「南葵音楽図書館100年コンサート」について

重要文化財でもある旧東京音楽学校奏楽堂には、紀州徳川家16代当主・徳川頼貞が、大正期に英国より輸入したパイプオルガンが移設されています。わが国で最古の現役パイプオルガンの響きと南葵音楽文庫に関わりのあるプログラムで構成された演奏会は、歴史的にも意義深いものといえます。

「南葵音楽文庫」について

当初、南葵音楽図書館にあった世界的音楽資料・南葵音楽文庫は、和歌山に里帰りし来年には10年を迎えます。現在は、和歌山県立図書館等に保管され、専門家により研究・整備が進み、日本に西洋音楽の礎をもたらした文化遺産として、その価値が見直されています。その流れを受け、本年4月に南葵音楽文庫普及会が発足いたしました。

「南葵！まちなかコンサート」について

東京の記念コンサートにより、日本や世界にその文化価値を発信すると共に、県下でも、機運を盛り上げようと、「南葵！まちなかコンサート」を開催します。南葵音楽文庫を身近な音楽文化として、エピソードたっぷりの同文庫を、物語と演奏で楽しむ無料コンサート…和歌山、奈良、神戸、大阪、京都と年間10回の開催予定です。

「南葵！まちなかコンサート」では、デジタルスタンプラリーが行われ、参加するとポイントがもらえます。また、和歌山県立図書館で開催される「南葵徳川音楽塾」等も共通でポイントがもらえ、学びながら、音楽を聴きながら、南葵音楽文庫に親しむことができます。こうしたイベントは、地元の演奏家の皆さんはもちろん、多くの文化・音楽の愛好家によって支えられています。応援ボランティアや寄付募集の活動も予定されています。