noteの月間アクティブユーザーが2000万人を突破しました
8ヶ月で利用者が倍増
noteは、9月の月間アクティブユーザー数(MAU)が2000万人を超えました。スピード感のあるカイゼンや意欲的かつ戦略的なパートナーシップ施策が実り、MAU1000万人突破を発表した2019年1月末から利用者が倍増しています。
noteの圧倒的な成長は、ユーザーからの支持に後押しされてきました。安心して発言できる平和な空間、かつ、クリエイターのデビューを支える有意義な場所であることが要因です。2019年1月末と比較して会員登録者数は1.5倍の150万人、利用企業は2倍の500社超に成長。検索からの流入数は1.7倍、毎日1万件前後の投稿があつまり、投稿数は累計500万件を超えました。
※アクティブユーザー数:noteおよびnoteアプリへ月に1回以上アクセスした利用者の合計。
表現するひとがきちんと報われる場づくりを強化
インターネットの登場で、だれでも自由に表現できるようになりました。同時にとてつもない情報の海のなかで、伝えたい相手に声をきちんと届けるのは難しいことですし、誰かから否定されることなく、自分の作品をたくさんの人に知ってもらうのはもっと大変です。続けるためには「読者からの反応や応援」「創作で食べていける土台づくり」「安心して創作活動ができる雰囲気」が大切です。
noteにはメディアやプラットフォームでは当たり前だった「ランキング」「広告」がないことで、お互いの多様性を認め合い、コンテンツに敬意をはらい、いいクリエイティブが生まれる雰囲気づくりをしています。生まれた作品をさらにたくさんの人に届ける仕掛けをご紹介します。
1:noteとメディアが連携して、たくさんの作品が生まれています
noteクリエイター支援プログラムは、クリエイターが活躍する場を広げるために2018年4月にスタートしました。noteで話題のクリエイターを定期的に53のメディアパートナー(2019年8月時点)へご紹介。書籍化や連載に向けて関心を寄せたパートナーからのオファーは、責任をもってクリエイターへ届けます。2019年は、以下の作品が刊行されました。
2:創作のきっかけづくりと機会の提供がnoteの使命です
編集者がクリエイターに作品の提案をするように、noteでも創作活動のキッカケづくりや、よいクリエイターの発掘をしています。noteや企業スポンサーが「お題」を提示して、クリエイターの投稿を募集。2019年以降に実施したコンテストや書籍化・映像化が決定したケースをご紹介します。
2019年2月:土屋鞄製造所×note「絵本コンテスト」
155作品から、8作品が選出。書籍化を目指しています。
2019年4月:幻冬舎×テレビ東京×note「コミックエッセイ大賞」
4212作品から、11作品が選出。メディアでの連載や書籍化の検討を進めています。
2019年8月:「#8月31日の夜に。(毎日新聞出版、NHK「ハートネットTV」編、協力:note)」出版
2018年夏におこなった「#8月31日の夜に」のお題に寄せられた投稿が収録された書籍が出版されました。
2019年9月:「左ききのエレン(かっぴー・著)」がドラマ化決定
「左ききのエレン」は2015年にnoteで開催された「cakesクリエイターコンテスト」で特選を受賞した作品です。2016年3月からコンテンツ配信サイト「cakes」で連載がはじまり、2017年10月から少年ジャンプ+(集英社)でリメイク版が発売。2019年10月からMBS/TBS系列でドラマが放送予定です。
クリエイターを支援するパートナーの拡大
note のクリエイターが活躍する場を広げる「noteクリエイター支援プログラム」のパートナーは2018年の33メディアから、53メディアへ拡大。ほかにも新たにたくさんのパートナーシップをはじめました。
企業のオウンドメディアの企画・編集をサポートする「編集パートナー」を2019年6月にたちあげ、現在16パートナーとご一緒しています。ベンチャーキャピタルから支援を受けているスタートアップが1年間無料でnote proを利用できる「note proスタートアップ応援プログラム」では、心強い7社のVCとパートナーを組んで応援しています。
2019年7月にはUUUM、8月にはテレビ東京ホールディングスと資本業務提携を実施。noteクリエイターのマネジメントで力を貸してもらったり、表現の幅を広げたり、クリエイターの出口を増やしたり、ネットとテレビで新しいコンテンツ作りに挑戦したり、一緒にいろいろなことを企てています。今後の取り組みも、楽しみにしていてください。
ストレスのないコンテンツ体験を、Nuxt.jsへの移行で実現
noteはメディアプラットフォームとして成長を加速させるために、表示速度のカイゼンに取り組んでいます。2018年7月からフロントエンドをAngularJSからNuxt.jsへ刷新するプロジェクトがはじまりました。2019年4月にはnoteのトラフィックの多くを占める記事ページをNuxt.js化。Lighthouseの計測でもパフォーマンスの点数が8倍に上昇しました。記事読み込みのサイクルが全体的に高速化されたことが、ユーザー体験の向上に貢献しています。
※現在も各ページで、Nuxt.js化を順次進行しています。noteのNuxt.js移行プロジェクトにご興味がある方は、取り組みをまとめたマガジン「Nuxt.js 刷新プロジェクト」をご参照ください。
https://note.mu/noteeng/m/me7637ba82821
2019年も年間100件超ペースでサービスカイゼンを実施
あらゆる人の創作活動をサポートするプラットフォームとして、作品が届くべき人に届き、楽しんでnoteを書いたり読んだりする体験をしていただけるように「コンテンツパワー」「発見性」「継続性」の3つに効くカイゼン活動をおこなっています。たとえば求人ページやTikTok、さまざまなファイルの埋め込み機能。ソーシャルボタン「noteで書く」の公開。クリエイターごとの表示カスタマイズ機能やnoteの利用度に応じたバッジ機能も搭載しました。
noteの利用法人が2倍に拡大
企業のための情報発信プラットフォームとして、独自ドメイン、ロゴやメニューのカスタマイズをしたnoteを開設できる「note pro」を2019年3月にはじめたところ、ブランディング、リクルーティング、販促、ユーザーコミュニケーション…さまざまな目的で利用する法人が2倍の500社超に増加しました。
2019年4月にnoteを開設したキリンビールは、情報発信と並行してnoteとコラボしたコンテストやオリジナルのハッシュタグ企画を実施。4月の投稿コンテスト「#社会人1年目の私へ」は3000件以上、同じく7月の「#あの夏に乾杯」は4000件以上の記事が集まりました。noteアカウントは「キリンのファンが集まる場」として、noteのクリエイターと交流を深めながら、自社のブランドやミッションを伝えています。
CXO・深津貴之のコメント
MAU2000万はたんなる通過点にすぎず、私達は数字そのものを重要視はしていません。noteが重要視することは、健全な創作コミュニティの拡大です。サービスが巨大化するということは、よりしっかりと世界観を守らなければいけないということでもあります。巨大でありながら、健全で平和でもある、スケールと世界観が両立できるよう引き続き頑張っていきます。
CEO・加藤貞顕のコメント
区切りとなる数値が達成できたことをうれしく思っています。多くの方に使っていただいたこと、また強力なチームに恵まれたことで、現在のnoteがあると思います。5年前のサービス開始時に「あらゆる分野のクリエイターの、いちばん基本的な活動の場所となることを目指す」とnoteに書きました。この目標のために、今年は多数のカイゼンと仲間を増やすための提携を積極的に行ってきました。今後もクリエイターの未来のために、チーム一同、一丸となってやっていきたいと思います。
note(ノート)
メディアプラットフォーム note は、クリエイターが文章やマンガ、写真、音声を投稿することができ、ユーザーはそのコンテンツを楽しんで応援できるウェブサービスです。だれもが創作を楽しんで続けられるよう、安心できる雰囲気や、多様性を大切にしています。プロもアマも混ざり合って、好きなものを見つけたり、おもしろい人に出会えたりするチャンスが広がっています。2014年4月にサービス開始し、約500万件の作品が誕生して月間アクティブユーザー数は2000万人(2019年9月時点)に達しています。
株式会社ピースオブケイク
ピースオブケイクは “だれもが創作をはじめ、続けられるようにする。“をミッションに、表現と創作の仕組みづくりをしています。メディアプラットフォーム・note(ノート)では、クリエイターが各自のコンテンツを発表してファンと交流することを支援しています。多彩なクリエイターや出版社と連携しているコンテンツ配信サイト・cakes(ケイクス)は、cakes発のベストセラーを多数輩出しています。
所在地:〒107-0061 東京都港区北青山3-1-2 青山セント・シオンビル 4階
設立日:2011年12月8日
代表取締役CEO:加藤貞顕
コーポレートサイト:https://www.pieceofcake.co.jp/