日本オラクル、SaaSの実用領域を拡充

日本オラクル株式会社(代表執行役社長 最高経営責任者 遠藤 隆雄、東京都港区、以下 日本オラクル)はSaaSの実用領域を拡充すること発表します。

オラクルのアプリケーション統合基盤「Oracle Application Integration Architecture (Oracle AIA)」の事前定義済みのSOAによる統合パッケージ「プロセス統合パック」として「Oracle CRM On Demand Integration Pack for JD Edwards EnterpriseOne:見込みから受注」を本日より提供開始します。これにより、オラクルの中堅企業向けアプリケーション「JD Edwards EnterpriseOne」とオラクルのSaaS型CRMアプリケーション「Oracle CRM On Demand」のSOAによる連携が可能になります。「Oracle CRM On Demand」の案件情報と「JD Edwards EnterpriseOne」の受注プロセスの迅速な連携が可能になり、導入コストと運用管理コストの削減に寄与します。

◆「Oracle CRM On Demand Integration Pack for JD Edwards EnterpriseOne:見込みから受注」概要 
提供開始日:2009年3月23日(月)
価格:1プロセッサあたり3,994,500円(税込)から
お客様お問い合わせ先:(電話番号)0120-096-1515

3月2日より日本でも提供開始した「Oracle CRM On Demand」の最新版では、顧客毎に専用のハードウェアとソフトウェア製品群のシステム環境を用意するサービス「Oracle CRM On Demand Single Tenant Edition」やディザスターリカバリー(*1)機能が追加されています。同製品の特長である分析機能も強化され、営業担当者やマネジャーが顧客情報や案件情報を様々な角度で分析して、担当者一個人と営業組織全体の状況をリアルタイムに把握して営業活動の改善に役立てることができます。このようにSaaSアプリケーションの柔軟性、信頼性や拡張性をより一層向上し、大規模での活用を推進していきます。

*1)ディザスターリカバリー:万が一災害が発生して物理的な障害をうけた場合に、業務を継続させるために必要となる速やかな復旧体制や基盤

今後も「Oracle CRM On Demand」を核にSaaSアプリケーションの製品群を拡充していきます。3月より提供開始されたSaaS型電子請求アプリケーション「Oracle Self-Service E-billing On Demand」やSaaS型価格適正化ツール「Oracle Deal Management」に加え、今後はSaaS型営業資料管理アプリケーション「Sales Library」やSaaS型ダイレクト・メール管理アプリケーション「Sales Campaign」なども順次日本で提供開始していきます。SaaSアプリケーションの製品群を拡大することで幅広い顧客のニーズに対応し、SaaS市場の活性化に貢献します。

参考リンク:
・「Oracle CRM On Demand Release 16」発表資料
http://www.oracle.co.jp/news_owa/NEWS/news.NEWS_PRINTER_VIEW?p_news_code=1977
・「Oracle Self-Service E-Billing On Demand」発表資料
http://www.oracle.co.jp/news_owa/NEWS/news.NEWS_PRINTER_VIEW?p_news_code=1980
・「Oracle CRM On Demand Deal Management」発表資料
http://www.oracle.co.jp/news_owa/NEWS/news.NEWS_PRINTER_VIEW?p_news_code=1981
・「Oracle CRM On Demand」製品情報
http://www.oracle.co.jp/campaign/crm/products/ondemand.html
・「Oracle CRM」顧客事例
http://www.oracle.co.jp/campaign/crm/showcase/

●「Oracle CRM On Demand」について
「Oracle CRM On Demand」は、Web上で提供されユーザーが月当たり定額でインターネットブラウザからアクセスできるSaaS型CRM製品です。「Oracle CRM On Demand」は迅速に、簡単に、事前のIT投資なしに手軽なコストで導入することが可能です。「Oracle CRM On Demand」には営業、マーケティング、サービスなどの全機能が備わり、顧客分析ツール、バーチャルコールセンター技術、ベストプラクティスも組み込み済みで、グローバルのSaaSサービスとサポートを提供します。

●「アプリケーション統合アーキテクチャ(AIA)」について
「AIA」は、企業のSOA基盤を支える汎用的なビジネス・プラットフォームであり、3つの構成要素から成り立っています。1)「Oracle Applications」の各業務プロセスを、事前に定義された業界標準のエンタープライズ・ビジネス・オブジェクト(*2)とエンタープライズ・ビジネス・サービス(*3)を使って統合する「プロセス統合パック」、2)他のアプリケーションベンダー製品や独自開発システムにも対応可能な「ファウンデーション・パック」、3)業種間共通および各業界特有のビジネス・プロセスを標準記述言語で図式化した参照モデル「リファレンス・プロセス・モデル」。「AIA」はオラクルの包括的なミドルウェア製品群であるOracle Fusion Middlewareを基盤とし、様々な企業システムの柔軟な統合と持続的な変化対応力を支援します。
*2) エンタープライズ・ビジネス・オブジェクト:ビジネス活動に必要な事物の表象をXMLスキーマで定義しており、ビジネス名とその定義、属性、関係、制約条件、拡張項目を含む。カスタムフィールドを使って独自項目を追加可能であると共に、バージョン情報を保持するためアップグレードも可能
*3) エンタープライズ・ビジネス・サービス:エンタープライズ・ビジネス・オブジェクトの実行環境としてその動作(作成、検索、更新、削除、同期)を規定した、ESB(Enterprise Service Bus)上で処理を行うWSDL(Web Services Description Language)で定義された汎用的な業務機能。Webサービスなどの標準化された手順にしたがって呼び出すことができる

●日本オラクルについて
日本オラクル株式会社は、オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。国内を拠点とした情報システム構築のためのソフトウェア製品、ソリューション、コンサルティング、サポートサービス、教育の事業を展開しています。1999年2月5日に店頭市場へ株式公開、2000年4月 28日に東証一部上場。従業員数2,251名(2008年 11月末現在)。

■本件に関する報道関係お問い合わせ先:
日本オラクル株式会社 広報部 石川
TEL:03-6834-4834 FAX:03-6834-6144 E-mail: Junko.Ishikawa@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.co.jp/press

*Oracleは、米国オラクル・コーポレーション及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における商標または登録商標です。

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