手足口病など、3大夏風邪が本格化‼ 意外と知らないその症状と対処法

2024年6ー7月に調査実施

2024-07-19 11:00

大正製薬㈱が20歳以上69歳以下の生活者に行った調査では、ここ数年で夏の時期に風邪をひいた人は28%でしたが、0~12歳のお子さまがいるご家庭のパパさん・ママさんに限定すると、47%もの方々が風邪をひいたことが明らかとなりました。ここから、お子さまを介して、パパさん・ママさんが風邪をひいてしまっている可能性が考えられました。

【調査概要】
調査主体:大正製薬株式会社
調査方法 : 株式会社ジャストシステム「Fastask(ファストアスク)」を用いたインターネットリサーチ
調査期間 : 2024年6月24日~2024年7月1日
調査対象 : 20歳以上69歳以下の生活者
有効回答数 : 5,901人

◆ポイント

・3大夏風邪とは 『手足口病』、『ヘルパンギーナ』、『プール熱』!
・夏風邪は子どもに起こりやすく、パパさん・ママさんも要注意!!
・特効薬はない!!感染対策や手洗いが有効!!!

◆あなたに忍び寄る夏風邪

ここ数年で夏の時期に風邪をひきましたか?

お子さまが夏に風邪をひいて困ったことについて調査してみたところ、「看病している自分にもうつる」という声が44%もあり、お子さまの風邪が原因で、自分も風邪をひいてしまったパパさん・ママさんが実際に大勢いることが分かりました。
その他の困りごととしては、「病院に連れて行かなければならない(45%)」や、「看病のために、仕事を休まなければいけない(29%)」という意見が見られました。お子さまが風邪をひいてしまうと、看病に多くの時間を取られてしまう現状があるようです。

お子さまが夏に風邪をひいて困ったことは何ですか?

◆3大夏風邪の発生時期

夏風邪には流行しやすい3種の風邪があります。それは、『手足口病』・『ヘルパンギーナ』・『プール熱』です。過去10年間の3大夏風邪の発生時期を確認した結果、夏風邪は6~8月の夏の時期に特に感染者が増えていることが分かります。

3大夏風邪の発生時期

◆3大夏風邪の見分け方!! どうすれば対処・予防できる?!

夏風邪の認知率について調査した結果、3大夏風邪の病名をご存じの方は全体のおよそ半分ほどでしたが、その症状や対処方法もご存じの方は全体の約1~2割ということが分かりました。

夏風邪の認知率についての調査結果

3大夏風邪の『手足口病』・『ヘルパンギーナ』・『プール熱』はとても見分けづらいです。これらの違いを下の表にまとめました。

■手足口病
口腔内や手掌、足などに水疱性の発疹などの症状が現れます。ヘルパンギーナと症状が似ていますが、手や足にも発疹がみられることが特徴です。

■ヘルパンギーナ
発熱に続いて咽頭痛や口腔内の発疹などの症状が現れます。手足口病とは異なり、主に口腔内に症状が現れます。

■プール熱
正式な呼び方は咽頭結膜熱です。プールでの感染の報告があったことから、プール熱といわれることもあります。結膜炎などの眼症状が現れることが特徴です。

3大夏風邪の見分け方一覧

◆大正製薬からのお知らせ

風邪は冬のイメージが強いですが、今回の調査では多くの方々が夏風邪に悩んでいることが分かりました。今後も皆様が風邪で悩まない社会を実現するために、大正製薬は様々な研究を進めてまいります。
無理をせず、しっかり体を休めましょう。脱水症状や夏バテになりやすい季節なので、水分・栄養補給に気をつけてくださいね。

【引用】
1). 国立感染症研究所ホームページ IDWR速報データ
(https://www.niid.go.jp/niid/ja/data/11747-idwr-sokuho-data-j-2301.html)
2). 国立感染症研究所ホームページ 「手足口病とは」
(https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/441-hfmd.html)
3). 国立感染症研究所ホームページ 「ヘルパンギーナとは」
(https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/515-herpangina.html)
4). 国立感染症研究所ホームページ 「咽頭結膜熱とは」
(https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/323-pcf-intro.html)

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