フリーターの定義?これからは、アルバイト?派遣?正社員?売り手市場から一転、状況下、市場は変化しているらしい・・・

厚生労働省が定めているフリーターの定義は、 「年齢は15~34歳」です。

2020-12-15 17:00

フリーターとは、
「仕事を主とする34歳までの男女で、
現在アルバイトやパートでの雇用もしくは雇用希望者」
現在就業しているアルバイトまたはパートである雇用者
男性は継続就業年数が1~5年未満
女性は未婚で家事や通学をしておらず
アルバイトやパートの仕事を希望している

近年では、自分がやりたいことの為にフリーターとなる、
スキルや経験を積むためにまずはフリーターとなってから
夢を追うことを優先してから正社員になる方も増えています。
増えている一方で、時間に拘束されない、自由な、
フリーターを安易に選んでしまう方も多く、
この状況下、将来への不安が出てきてしまうこともあります。

収入が不安定
フリーターは気ままに働ける反面、
時給が低いのが最大のデメリットです。
正社員であれば年齢や実績、勤務年数
などとともに収入が上がるのに対し、
アルバイトやパートの場合、
シフト制で働くことがほとんどなので、
企業や店舗の都合によって、シフトの変化など、
収入が急に減ってしまう可能性も考えられます。

将来が不安
もちろん企業によりますが、
厚生年金や社会保険に加入していないことが多く、
万が一の病気やケガ、失業時に、
生活できない状況に陥るリスクがあります。
そのため、今の生活費はなんとか稼げていても、
将来に対して漠然とした不安を抱えている人が多いようです。

社会的地位が低い
一般的にフリーターは社会的地位が低く、
年を重ねれば重ねるほど
世間の風当たりが強くなる傾向があります。
収入も不安定なため、
「結婚をして子どもが欲しい」
「マイホームが欲しい」と考えたときに、
社会的信用度が低いままでは難しいかもしれません。

フリーターでよくある悩み

「フリーターだと貯金が出来なくて将来が不安」
「不安定な仕事や給与で結婚ができない」
「周りの友人がみんな正社員として働いていて格差を感じる」
「定職につけないと親に心配される」
「将来、自分がどうなっているか想像できない」

フリーターのデメリットでもある給与や仕事が安定しない、
将来への貯えに不安があるといった点が原因です。

特に、結婚となると相手を好きな気持ちだけではなく、
安定を求める傾向があるので、
収入が安定していることを重視するようになっていくのです。
結婚を考えている人は、
正社員となって安定した収入がある方が、
将来に対する不安が減るといえます。
友人が正社員という方が多い場合は、
一緒に遊んだりする時に生活に格差を感じることもあります。
また、正社員は大きな責任が伴うものの、
仕事や収入(ボーナス)が安定するので、
精神的にも大きな成長をしていきます。
そうなると、その成長や経済面の差を感じるようになり、
フリーターのままではいけないと、
自分も変わりたいと思い始めるようになります。
このように、フリーターで、今は良くても、
将来を考えた時に不安を感じることが多いといえます。

フリーターから正社員に就職するのは難しい!?
企業は採用するのであれば、
将来への期待を込めて採用するため、
会社が「是非長く働いてほしい」
と思えるような人材でなくてはなりません。

フリーターが懸念される理由とは?!
すぐに辞めてしまいそう
仕事を覚えてくれるか不安
責任を伴う仕事を任せられない

他にも色々ありますが、
そんな印象を完全に払拭することは難しいですが、
フリーターから正社員への転職が難しいからと、
諦めず転職をしようと活動を開始することが重要になります。

未経験から始めるフリーターにおすすめの職種

今度は自分がやったことがない職種にチャレンジしたい方や、
将来のために必要なスキルを身につけたい方は居るでしょう。
未経験でも始められる仕事を選び、
経験やスキルを積むことから始めることをおすすめします。

営業職
失礼のない言葉遣いや、社会人としての、
最低限のマナーがあればできるのが営業職。
専門的な会社でなければ、資格なども必要ないので、
転職のしやすさでフリーターから
正社員に転職したい方におすすめの職種と言えます。
また、企業によっては、過去を一切問わず、
これからの社会人としての
期待を買ってくれるところも少なくありません。
収入も成績が良ければ上がりやすいなど、
インセンティブなどもあるので人気があります。

販売職
商品の販売やサービス提供を行う販売職。
業界も幅広く、飲食店やアパレル、
家電量販店などの求人を多く見かけます。
特別な資格などは不要で、営業と同じく社会人としての
マナーや言葉遣いには気を付ける必要がありますが、
よりお客様に近い距離で接客をします。
また、商品の販売だけでなく
お客様におすすめする商品を探したりする
といったお客様や商品への気配りが必要となりますが、
サービス業をしていた人や
人と話すことが好きな人にはおススメです。

事務職
基本的にPC操作ができればOK
もちろん、サポート業務としての事務関係なので
書類作成や整理、電話対応などが
含まれることもありますが、
資格も不要で業界によっては、
お客様と接することもないので、
接客が苦手な方におすすめと言えます。
また、力仕事もなく、勤務時間の調整もしやすく、
女性には人気の職種です。

コールセンター
電話を通してお客様の対応をするコールセンター。
経験が無くても、知識がなくても、
研修が充実している企業が多いので
フリーターでも転職しやすい職種となります。
また、シフトの調整もしやすく、
時短勤務や服装自由といった規則が緩いところも多く、
主婦やWワークをする方にも人気があります。
ただ、気を付けたいのが、
コールセンターと言っても、
「インバウンド」
お客様からの注文や問い合わせ、クレームなどの電話を受ける、
「アウトバウンド」
お客様へ商品やサービスの紹介などの電話をかける、
または、両方の業務を担う場合もありますので、
自分に合う働き方を事前に確認することは必須になります。

介護職
高齢者や介助が必要な人をサポートする介護職。
必ず資格が必要と思われがちですが、
実は、資格や経験がなくても仕事はあります。
施設などの清掃や食事の配膳、
シーツ交換といった業務が主になります。
もし、介護職として働いていて、
助けることにやりがいを感じるなど充実感を持って
自分に向いているかもしれないと思って
本格的に介護職で働いていきたくなる方もいるでしょう。

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