天白キャンパスで電動キックボードの乗車体験会を開催

道路交通法の改正で7月から免許不要に 最高速度は時速20キロ以下

天白署員から電動キックボードの乗り方を教えてもらう学生

7月1日に施行された改正道路交通法で立ち乗りの二輪車「電動キックボード」が運転免許なしで利用できるようになったことを受け、天白キャンパスで7月11日、愛知県警天白警察署による乗車体験会が開催されました。昼休み中の学生や職員が電動キックボードに試乗しながら、正しい交通ルールや安全な利用方法を学びました。

安全な乗り方と正しいルールを天白署員から学ぶ

電動キックボードを体験

改正された道路交通法では、最高時速20㌔以下などの条件を満たした電動キックボードは「特定小型原動機付自転車」として扱われ、16歳以上は免許不要で運転が可能で、ヘルメットの着用も努力義務となりました。このため、利用者の増加が見込まれることから、正しい使い方を学んでもらおうと乗車体験が企画されました。

学生たちはまず、天白署交通課の雪下雅博課長ら3人から、片足を乗せてキックしながら助走する方法や、アクセルとブレーキの操作の仕方など基本的な乗り方を教えてもらいました。さらに、クイズや手渡されたチラシなどで、車道の左側通行が原則で、交差点では二段階での右折となることなどの正しいルールを学びました。

続いて学生たちは、ヘルメットをかぶり、電動キックボードに乗ってタワー75と新体育館の間に設けられたコースを次々と走行しました。学生たちはすぐに操作や運転に慣れた様子で、何回もコースを回る学生も。「めちゃめちゃおもしろい」「長い距離を走ると気持ちいいだろうな」などと感想を話していました。

思った以上にスピードも出るようで、高島康平さん(法学部3年)は「電動キックボードは確かにおもしろいけれど、使い方を間違えると人にけがをさせてしまいそうです」と振り返っていました。雪下交通課長は「まずは電動キックボードの正しい知識を理解したうえで、事故を起こさないように利用してほしい」と呼び掛けていました。

安全な乗り方を説明する天白署員
クイズで正しいルールを学ぶ
正しいルールが書かれたチラシを受け取る学生たち
職員も乗車を体験
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