『ありそうでなさそうな日常』を綴る キ上の空論#15『朱の人』4/13本多劇場にて開幕!カンフェティにてチケット発売

キ上の空論#15『朱の人』が2022年4月13日(水)~4月17日(日)に本多劇場(東京都世田谷区)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にて2/23より一般発売開始予定です。

カンフェティにて2/23(水・祝)11:00より一般発売開始
http://confetti-web.com/shunohito

公式Twitter
https://twitter.com/kijyooo

おしゃべりだった兄の話をしようと思って、

兄は1999 年の夏に、はじめてセックスしたらしくって、それは全然好きな女じゃなかったらしいんだけど、見栄を張る為だけに、その、“いたした”らしくって。見栄が兄のだいたい全部だったので・・・そう、それで、中学2年生の兄は底抜けに明るい男で、制服のズボンをケツまで落として、父のマルボロをくわえて、それは僕からしたら『無敵』だった。あの時は本当に、兄は世界の中心だったと思うんです。
それで、兄が高校1年生の時、ええ、演劇に出会ったのが、兄の不幸の始まりでした。

先に言っておくと、兄はこの先、壊れます。

それで、あともう一つ言っておきますと、これは「演劇」の話ではなくて、まずそれは違くて、まずこれは、「兄」という「人間」の話で。壊れていく「兄」と、滅んだ「僕」と。あと、兄に関わった、兄を愛したり、憎んだりした「周りの人達」の。

まぁ別に大した話じゃありません。

公演概要

キ上の空論#15『朱の人』
公演期間:2022年4月13日(水)~4月17日(日)
会場:本多劇場(東京都世田谷区北沢2-10-15)

■出演者

村田充 / 藤原祐規 / 久下恭平 / 竹石悟朗 / 富田麻帆 / 佃井皆美 / 岩井七世 / 齋藤明里 / 林勇輝 / 櫻井紗季 / 藍澤慶子 / 陽和ななみ / 平山佳延 / 片瀬成美 / 福井夏 / シミズアスナ / 井筒しま / 三濃川陽介 / 木村圭介 / 林竜三

■スタッフ
脚本・演出: 中島庸介(キ上の空論) / 音楽: 堀山俊紀 / 舞台監督: 住知三郎 / 照明: 若原靖 / 音響: 谷井貞仁(ステージオフィス) / 舞台美術: 愛知康子 / 衣装: 梶山ゆめ乃 / 制作: 吉田千尋(LUCKUP) / 演出助手: 保坂麻美子 / 宣伝美術: 藤尾勘太郎 / グッズ写真: 山岸和人 / ヘアメイク: 道海梨乃 / 舞台写真: 市川唯人 / web: ブラン・ニュー・トーン(小林タクシー・阿波屋鮎美) / プロデューサー: 中島庸介(キ上の空論) / 後援: カンフェティ / 協賛: ELPIS / 企画・製作・主催: キ上の空論
【協力】: アミュレート、アルファセレクション、イトーカンパニー、ウイントアーツ、オリオンズベルト、キューブ、サンズエンタテインメント、サンミュージックプロダクション、ステージオフィス、スペースクラフト・エージェンシー、ゼスト、手塚宏二事務所、ブラン・ニュー・トーン、ミレニアムプロ、モノガタリ、ヤザ・パパ、LUCKUP、柿喰う客、絶対♡福井夏、しあわせ学級崩壊

■タイムテーブル
4月13日(水)19:00
4月14日(木)19:00
4月15日(金)14:00/19:00
4月16日(土)13:00/18:00
4月17日(日)13:00

※開場は、開演の30分前

■チケット料金
全席指定:6,700円(税込)
U−25:4,500円(税込)※25歳以下対象、一般販売のみ

■団体概要
キ上の空論
2013年12月旗揚げ。中島庸介の舞台芸術を創造する場所。
言葉遊びや韻踏み、擬音の羅列や呼吸の強弱、近年では若者言葉や方言など、会話から不意に生まれる特有のリズム〈音楽的言語〉を手法に『ありそうでなさそうな日常』を綴る。

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