出荷本数10万本超えのホラーADVゲーム「NG」の公式ノベルを3/27発売
人気ホラー作家・黒史郎が「もう一つの結末」を描く
株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、2024年3月27日に『NG(エヌジー)』(エクスペリエンス 原作/黒史郎 著/税込 1,870円)を発売します。本作は、ゲームメーカーのエクスペリエンスが開発したホラーADVゲーム「NG」の公式ノベライズです。ホラー作家で、怪談や都市伝説の収集家でもある黒史郎氏の手により、ノベライズ版限定の新しい結末が描かれました。
多くのユーザーに愛されている「NG」の魅力
「NG」は、ジャパニーズホラー特有の「日常が侵食されていく恐怖」をコンセプトに開発されたホラーADVゲームです。男子高校生・鬼島空良(きじま・あきら)が、都市伝説「かくや遊び」に巻き込まれた末、都市伝説に出てくるような異形の存在である「怪異」たちと対峙していく物語です。怪異に日常を脅かされていく恐怖や、怪異との戦闘中に正しい判断を試されるスリルなどが魅力で、全世界での出荷本数は10万本を超えています。2018年の発売から6年たった今も、ホラーゲームを愛好するユーザーに愛されているコンテンツです。
「深夜廻」ノベライズを手掛けたホラー作家の挑戦
著者は、ホラー作家として活躍する黒史郎氏です。2007年に第1回「幽」怪談文学賞長編部門大賞の受賞により作家デビューを果たしてから、児童書から大人向けまで「ホラー小説」にこだわり続けて作品を発表しています。ゲームや漫画など人気作品のノベル化にも定評があり、総発行部数が6万部を超えるゲーム小説『深夜廻』(日本一ソフトウェア原作、PHP研究所発行)や、漫画家・押切蓮介氏のサイコホラー漫画「ミスミソウ」の小説版である『小説 ミスミソウ』(双葉文庫)も手掛けてきました。「NG」ノベライズ執筆にあたり、黒史郎氏は自身が得意とする「怪異」「都市伝説」の描写を存分に発揮。さらに、主人公たちのアウトローな魅力や、怪異の背景を丁寧に描きながら、小説ならではの「もう一つの結末」を作り上げました。口絵には、ゲームイラストを担当した純生文屋氏の描き下ろしイラストを収録。小説内には、このイラストとリンクしたシーン描写も加筆されています。ゲームの世界観はそのままに、より深い心理描写や奥行ある物語が楽しめる本格ホラー小説が誕生しました。
【著者プロフィール】
黒史郎(くろ・しろう)
2007年『夜は一緒に散歩しよ』で第1回「幽」怪談文学賞長編部門大賞を受賞してデビュー。著書に『かくされた意味に気がつけるか? 3分間ミステリー』(ポプラ社)、『深夜廻』、共著に『脱出クラブ』『開けてはいけない』(以上、PHP研究所)などがある。
【もくじ】
・序章
・第1章 うらしま女
・第2章 金時の首太郎
・第3章 おたけび作家
・第4章 殺人桃
・第5章 ツクヨミ鬼
・第6章 嚇映(かくや)
・終章
【書誌情報】
タイトル:NG(エヌジー)
原作:エクスペリエンス 著:黒史郎
発売日:2024年3月27日
ISBN:978-4-569-84709-2
ページ数:400ページ
判型・製本:四六判並製
定価:1,870円(税込)
発行:株式会社PHP研究所
※著者取材のお取り次ぎや、書評などのための献本も承っておりますので、お申し付けください。