【TOKAI RADIO】「聴く将棋」将棋界トップ棋士・稲葉陽八段のインタビューをPODCASTで公開
将棋ファン必聴のTOKAI RADIO「聴く将棋」(毎週土曜日6時30分~6時45分放送)が、2025年5月に放送した稲葉陽八段へのインタビューをPODCASTで公開した。
「聴く将棋」は、棋士の人柄に焦点を当てた番組で、毎月ひとりの将棋棋士に、大澤広樹(TOKAI RADIOアナウンサー・将棋アマ初段)がインタビューしている。

若き才能から名人戦挑戦者へ──将棋界を牽引する稲葉陽八段の軌跡
兵庫県出身の稲葉八段は、2008年に四段に昇段しプロデビュー、翌2009年には棋聖戦の挑戦者決定戦に進出するなど、若手の頃から頭角を現した。
2016年にはついにA級に昇級し、2017年には名人戦挑戦者にも名を連ねた(佐藤天彦名人に当時2勝4敗)。その後も将棋界を代表する実力者として数々の熱戦を繰り広げてきた。近年では昨年度の名人戦・順位戦で3勝6敗と悔しい成績に終わり、B級1組に降級となったが、その実力と存在感は揺るがない。
意外な幼少期「将棋はむしろ嫌いだった」
番組内で稲葉八段は、将棋を始めたきっかけについて「父と兄が将棋を指していたので、興味を持って。父も兄も勝たせてくれなかったので、将棋はむしろ嫌いというか。勝てないから面白くないっていう感じでしたね」と振り返り、当初はすぐにのめり込んだわけではなかったと語る。さらに「元気に外で遊んで、勉強はあまりしないタイプ」と、自身の意外な幼少期についても明かした。
番組では、稲葉八段が本格的に将棋に向き合い始めた背景や、同世代の棋士との関係性、昨今の将棋ブームについても語られている。

【番組概要】
■放送局:TOKAI RADIO ( FM92.9MHz / AM1332kHz / radiko )
■番組タイトル:聴く将棋
※この番組は、radikoのタイムフリー機能で、放送1週間後まで聴くことができる
■放送日時:毎週土曜日 6時30分~6時45分
■アナウンサー:大澤広樹
■webサイト:TOKAI RADIO