三越伊勢丹ホールディングス、経営統合による管理会計の仕組みをさらに強化

日本オラクル株式会社（本社：東京都港区北青山、代表執行役社長 最高経営責任者：　　　遠藤 隆雄、以下 日本オラクル）は、株式会社三越伊勢丹ホールディングス（本社：東京都新宿区新宿、代表取締役社長　石塚 邦雄、以下 三越伊勢丹HDS）が、今春の首都圏統合で完成したグループ管理会計の基盤として、オラクルの予算計画と実行管理のアプリケーション「Oracle Hyperion Planning」による管理会計システムをこのたび稼働したことを発表します。

三越伊勢丹HDSは、三越と伊勢丹、両社ブランドの強みを生かして2008年に共同持株会社として設立され、傘下では業界最大手の百貨店事業を始めクレジットカードや専門店など多様な事業を展開しています。2011年までに両社のシステム統合、首都圏事業会社の合併など、会社、業務機能の統合と構造改革を前倒しで実現してきました。事業やシステムの統合をさらなる成長の原動力として、2011年10月には新たに食品宅配サービス「三越伊勢丹エムアイデリ」を開始するなど多様化が進む顧客ライフスタイルに応じたさらなるきめ細かいサービスを展開しています。

顧客の動向を把握し、顧客のニーズに応える高品質なサービスを提供していくためには、経営情報をもとにした迅速かつ的確な経営の意思決定が必要不可欠です。それをITの側面から支援する経営基盤として、オラクルの予算計画と実行管理アプリケーション「Oracle Hyperion Planning」を活用した管理会計システムの構築を決定しました。新システムでは、各店舗及びグループ全体での収益管理を担う管理会計を実行しています。

三越伊勢丹HDSではこれまで培ってきた管理会計の仕組みを元に、国内百貨店全体への展開を実現しました。本システムの稼働によって、各店舗及び総務・経理・経営企画などグループ統括部門が責任を持つ利益・コストが明確になり、店舗・地域事業会社だけでなく、グループ統括部門による横串による損益管理の仕組みを実現しました。

アプリケーションにおいては、段階的な事業構造変化にも対応可能な柔軟性が高く評価された結果「Oracle Hyperion Planning」の採用を決定しています。本プロジェクトに関しては、当パッケージの豊富な導入実績と管理会計改革のノウハウを兼ね備えたプライスウォーターハウスクーパース株式会社（本社：東京都中央区銀座、代表取締役社長：内田士郎）が導入を支援しました。

●「Oracle Hyperion Planning」について
「Oracle Hyperion Planning」は、予算や予測など企業の財務計画を支援する包括的なパッケージソフトウェアで、グローバルで3,000社超の実績を有しています。ワークフローなど予算活動に有用な機能が標準で実装されており、個別要件に対応できる拡張性も備えているため、迅速な導入と管理会計の高度化を無理なく実現することが出来ます。また、本ソフトウェアを含むEPM System群は高い統合性を備えているため、経営管理全体の最適化に貢献することもできます。

●オラクルについて
オラクルは、クラウド環境と皆様のデータセンターの両方においてハードウェアとソフトウェアが連携して稼働するよう設計します。オラクル(NASDAQ:ORCL)に関するより詳細な情報については、http://www.oracle.com　をご覧ください。

●プライスウォーターハウスクーパース株式会社について
プライスウォーターハウスクーパースは、ディールアドバイザリーとコンサルティングを提供する国内最大規模のコンサルティングファームです。プライスウォーターハウスクーパースに関するより詳しい情報は、http://www.pricewaterhousecoopers.co.jp/　をご覧ください。

■本件に関するお問い合わせ先
日本オラクル株式会社　広報室　石川
TEL: 03-6834-4837　FAX: 03-6834-6129　E-mail: pr-room_jp@oracle.com
プレスルーム　http://www.oracle.com/jp/corporate/press/

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