古代ギリシャから現代まで2500年にわたる物理学者たちの冒険を解き明かす!冨島佑允著『物理学の野望 「万物の理論」を探し求めて』刊行

~中学・高校時代に物理学で躓いたすべての人に贈る、天才たちの試行錯誤の物語~

出版エージェンシー、株式会社アップルシード・エージェンシー(東京都新宿区、代表 鬼塚忠)の契約作家である冨島佑允さんが、新著『物理学の野望 「万物の理論」を探し求めて』を4月13日に光文社より刊行しました。
「物理学」というと慣性の法則、アルキメデスの原理、ケプラーの法則、ファラデーの電磁誘導の法則など、難しい公式や数式で苦手意識を持つ方も多いのではないでしょうか。本書では、難しい公式や計算は一旦置いて 、アリストテレス、ニュートンなど偉大な物理学者が何を解明したのか、歴史を紐解くことで、物理学がどこを目指して何を積み上げてきたのかをわかりやすく解説しています。
著者の冨島佑允さんは、大学・大学院で物理学を専攻し、CERN(欧州原子核研究機構)で素粒子物理学の数理解析を専門としていました。
本書で冨島さんは、物理学を「自然界の法則を調べる学問」だと定義しています。物理学が目指しているのは「万物の理論 」を生み出すことで「万物の理論」とは、全ての自然現象を説明できる究極の理論のことだといいます。物理学において、理論は全て数式で表現されるので、物理学が目指しているのは 、世界の全てを説明する究極の数式を見つけること だとも言えます。
物理学の歴史は、ニュートンやアインシュタインなど、この世の全てを数式で説明してやろうという野望を持つ猛者たちが集い、苦労し、とんでもない間違いを犯し、それでも少しずつ前進してきた過程です。
地球は丸い、重力があるからリンゴは下に落ちる-現代社会では「当たり前」として受け取られていることにたどり着くまでに、人類はとてつもなく長い時間をかけてきたのです。
本書では、この人類が「当たり前」に到達し、飛躍していく過程をRPGになぞらえてたどっていきます。
歴史に残る偉人たちのトライアンドエラーの物語を読みすすめた後には、物理学の魅力、面白さに気づいていただける内容となっています。
【目次】
プロローグ
第1章: 身一つで「万物の理論」に挑んだ古代ギリシャの“勇者”たち
第2章: “天上”分け目の戦い勃発! 天動説 vs 地動説
第3章: 天と地を統一したニュートンの大冒険
第4章: 身近にいた3つの強敵! 不思議ダンジョンを攻略せよ
第5章: 常識や直感は通用しない! 量子力学と相対性理論の世界
エピローグ

出版エージェンシー アップルシード・エージェンシーとは

2001年に設立された日本国内で初の本格的な作家のエージェント会社。
作家への情報提供、企画書・原稿のブラッシュアップ、出版社等への売り込み、条件の交渉、作家の講演・セミナーの企画等を実施。これまで200名以上の作家をデビューさせ、1200冊以上を書籍化し、毎年10冊程度のベストセラーを輩出しています。

【『物理学の野望 「万物の理論」を探し求めて』書籍概要】
■出版社 ‏ : ‎ 光文社
■発売日 ‏ : ‎ 2022/4/13
■新書 ‏ : ‎ 256ページ
■ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4334046026

【著者・冨島佑允(とみしまゆうすけ)さんプロフィール】
1982年福岡県生まれ。京都大学理学部卒業、東京大学大学院理学系研究科修了(素粒子物理学専攻)。MBA in Finance(一橋大学大学院)。大学院時代は欧州原子核研究機構(CERN)で研究員として素粒子実験プロジェクトに参加。修了後はメガバンクでクオンツ(金融に関する数理分析の専門職)として各種デリバティブや日本国債・日本株の運用を担当、ニューヨークのヘッジファンドを経て、2016年より保険会社の運用部門に勤務。著書に『数学独習法』(講談社現代新書)、『日常にひそむ うつくしい数学』(朝日新聞出版)などがある。

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