防災訓練の定型化、防災設備の認知不足という課題を解決! 体験型の防災イベント「防災ウォークビンゴ」を開催
近畿大学アカデミックシアター(大阪府東大阪市)では、社会課題解決のためのアイデア創出を目指すプロジェクト「ディスカッションラボ」を実施しています。その活動の一環として、令和5年(2023年)6月22日(木)に、学生が学内の防災設備・機器の設置場所を巡る体験型の防災イベント「防災ウォークビンゴ」を開催します。
【本件のポイント】
●大学内の防災設備・機器の設置場所を巡る体験型イベント「防災ウォークビンゴ」を開催
●これまでの防災・消防訓練とは違う切り口で、楽しく防災知識が身につく
●学生はイベントの企画・運営を行うことで社会課題解決の方法を実践的に学ぶ
【本件の内容】
近畿大学アカデミックシアターでは、学生が主体となって教職員、企業、地域住民と協働しながら新たな社会価値を生むことを目指して、毎年、学内公募でプロジェクトを募集しています。今年も学生プロジェクト23件、教職員プロジェクト11件と企業プロジェクト2件を採択し、「ディスカッションラボ」もそのうちの一つです。
「ディスカッションラボ」では、さまざまな学部の学生が、身の回りにある社会的な課題に対する新たなアイデアの創出を目的としたディスカッションを行なっています。今回は、防災訓練の定型化、防災知識の不足、身近な場所での防災設備・機器の認知不足といった課題解決のため、防災に特化した「社会課題を解決するアイデア募集コンテスト」を行い、そこで提案された大学内の防災設備・機器の設置場所を巡る体験型イベント「防災ウォークビンゴ」を実施することになりました。
このイベントでは、ウォークラリーにビンゴゲームを組み込むことで、能動的に楽しく大学内の防災設備・機器の設置場所を知ることができます。学生が企画・運営しており、これまでの防災・消防訓練とは違う切り口で防災知識を身につけることができるように工夫しています。
【開催概要】
日時:令和5年(2023年)6月22日(木)13:00~15:00
場所:近畿大学東大阪キャンパス アカデミックシアター1階 ラーニングコモンズ
(大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
対象:近畿大学在学生(定員20人)
【「防災ウォークビンゴ」企画責任者のコメント】
理工学部 社会環境工学科 3年 山崎 新(あらた)
防災は知識をただ網羅するだけでは不十分で、必要な場面で必要な知識を持っていることが重要であると考えます。今回のイベントでは、防災に関する最低限の知識を得ることができるように工夫しました。このウォークビンゴを通じて、災害時に役に立つ場所や物の位置を楽しく知っていただけたらうれしいです。
【関連リンク】
アカデミックシアター
https://act.kindai.ac.jp/