【名城大学】学生団体2団体が富山県南砺市のサイクルイベントでボランティア活動

約40人が「ツール・ド・南砺」を盛り上げ 前日には「Meijo CUP」を企画・運営

ボランティアに参加した学生たちと校友会富山県支部の皆さん

本学学務センターと連携協定を締結している富山県南砺市で10月13日、サイクルイベント「ツール・ド・南砺2024」が開催され、本学の学生団体「なんとかしよまいけ」と自転車部の学生たちがボランティアとして参加しました。2023年に続くボランティア活動で、前日イベントの開催やコースの誘導、サポートライダーなどとして活躍。出場者を癒す休憩スポット「エイド」では名古屋名物の小倉トーストを提供するなど、大会を大いに盛り上げました。

校友会富山県支部の皆さんも駆けつけて学生たちを激励

「ツール・ド・南砺」は、世界遺産の菅沼、相倉合掌集落で知られる五箇山地方の険しい山道や砺波平野の里山など豊かな自然の中を巡るサイクルイベントで、走行距離は110㎞、累積で登る標高は1,600mにもなるコースを制限時間内で走破します。過疎化が進む地域の活性化を目指したイベントで、「若い学生たちの力で大会を盛り上げてほしい」と依頼があり、昨年からボランティアとして参加しています。

ボランティア協議会を母体とする「なんとかしよまいけ」(富山弁で「みんなでなんとかしよう」の意味)は昨年に続いて今年も、大会前日の12日にペダルのない自転車に乗り足で蹴って進む競技「ランバイク」の子ども向けの大会「第2回Meijo CUP」を企画。学生と卒業生約40人が会場の南砺市城南屋内グラウンドで、走行コースや表彰台などの設営、当日の司会進行や選手の誘導などすべての運営を担いました。

一斉にスタートする子どもたち
旗を振って応援

「Meijo CUP」には昨年の35人を上回る2歳~7歳の43人が出場し、年齢別の6クラスに分かれて予選と決勝を行いました。学生たちは「頑張れ、頑張れ」と大きな声で声援を送り、子どもたちがゴールするたびに拍手して健闘をたたえていました。代表の前川和人さん(農学部3年)は「常に笑顔を絶やさず、子どもたちに楽しんでもらえるように努めました。来年もぜひ規模を大きくして開催し、満足度を高めたい」と話していました。

自転車部の7人はサポートライダーとして参加者を支援

約100人が出場した13日の「ツール・ド・南砺」では、「なんとかしよまいけ」の学生たちは、スタート地点のじょうはな座での開会式の司会やコース上の曲がり角での選手の誘導、5カ所のエイドでの食べ物や飲み物の提供、ゴールの善徳寺でのチェックなどを担いました。ゴール地点での最終エイドでは学生の発案でトーストにあんことバターをのせた小倉トーストを初めて提供。「甘くておいしい。疲れた体が癒された」と好評でした。

自転車部の7人は前日に注意ポイントを確認し、本番では走行リーダーとして集団の先頭を走ってコースを間違えないように誘導したり、最後尾を走る参加者に並走して励ましたりしたほか、走行を止めた参加者の様子を確認する役割も担いました。リーダーの鷲見章伍さん(経営学部3年)は「参加した部員は去年より人数も経験も少なかったですが、みんな頑張ってくれて、臨機応変に対応してくれました」と満足そうでした。

自転車部の学生の先導で一斉にスタート
沿道で応援

また、学生たちをサポートしようと、今年も校友会富山県支部(吉村正雄支部長)が全面協力し、「Meijo CUP」の会場では本学の旗や校友会の旗を立てて「名城大学」を大いにアピール。翌日の「ツール・ド・南砺」でも、午前7時という早朝のスタートにもかかわらず、吉村支部長ら7人がじょうはな座に駆けつけ、一斉にコースに飛び出していく参加者に大きな声援を送っていました。

【「第2回Meijo CUP」の様子】

決勝レースでは風船を飛ばして選手入場を盛り上げ
ゴールでも子どもたちを誘導
司会進行をはじめすべて学生が運営
表彰式でトロフィーを手渡す

【「ツール・ド・南砺2024」の様子】

コース上の曲がり角などで参加者を誘導
「エイド」で食べ物や飲み物を提供
「エイド」では通過者のチェックも
特産の赤かぶ漬も
スタート前に注意事項を伝える自転車部
自転車部はトラブルにも対応
ゴールする参加者を出迎える
提供された手作りの小倉トースト
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