東大阪市指定文化財「旧河澄家」でそうめん流しイベントを開催 子どもたちと大学生が的当てゲームを一緒に楽しむ
近畿大学経営学部(大阪府東大阪市)キャリア・マネジメント学科教授 峰滝和典ゼミ(コミュニケーション論)は、令和5年(2023年)8月20日(日)、東大阪市指定文化財の旧河澄家にて、「そうめん流しイベント」を開催します。地域の文化財を活用し、地域の方々が楽しく交流できる場を提供します。
【本件のポイント】
●東大阪市の歴史ある文化財「旧河澄家」を地域コミュニティ活性化の場として活用
●夏を涼む企画として、「そうめん流し」とこども向けの「的当てゲーム」を実施
●学生はイベントの企画・運営を担うことで、コミュニティ形成の方法を実学で学ぶ
【本件の内容】
経営学部の峰滝ゼミは、東大阪市指定文化財「旧河澄家」の指定管理者である株式会社アスウェル(大阪府羽曳野市)と共に、地元の再認識と文化の発信をコンセプトとして、平成27年度(2015年度)から旧河澄家のPR活動を続けています。
歴史ある文化財を地域コミュニティ活性化の場として活用することを目的として、そうめん流しのイベントを開催します。また、子どもたちに楽しんでもらうため、的当てゲームも行います。
学生は、イベントの企画・運営を担い、コミュニティ形成の方法を実学で学びながら、地域住民同士のつながりを深める機会を創出し、地域活性化に貢献します。
【開催概要】
日時 :令和5年(2023年)8月20日(日)13:00~15:00
場所 :東大阪市指定文化財「旧河澄家」
(大阪府東大阪市日下町7丁目6-39、
近鉄奈良線「石切駅」から徒歩約20分)
対象 :3歳以上(定員30人、未就学児は保護者同伴)※ 定員に達したため申込締切
参加費 :100円
お問合せ:旧河澄家 TEL(072)984-1640 https://kyu-kawazumike.jp/
【旧河澄家】
河澄家は、南北朝時代の応安2年(1369年)に入滅した日下連(くさかむらじ)河澄与市大戸清正に遡り、江戸時代には代々作兵衛を名乗って日下村の庄屋を務めた旧家です。明治初期には第19代当主の河澄雄次郎が私財を投じて小学校を設立するなど、地域の発展に貢献しました。住宅は増改築を繰り返しながらも江戸時代初期の様相を残した主屋があり、その西側に数奇屋風書院造りの棲鶴楼(せいかくろう)と呼ばれる奥座敷があります。棲鶴楼は、寛政10年(1798年)に「雨月物語」の作者で知られる上田秋成が訪れた史跡であり、近郷文人たちの文芸サロンとなっていました。
【参加学生のコメント】
経営学部キャリア・マネジメント学科 3年 長谷川美陽(はせがわ みはる)さん
「そうめん流し」はコロナ禍前にも旧河澄家で実施していた、子どもたちに人気のイベントです。そうめんは、河澄家に設置されているかまどを使って湯がきます。子どもたちが夏に涼めるイベントとして、指定管理者である株式会社アスウェルの担当者と打ち合わせを重ね、峰滝ゼミの学生が中心となって運営します。
【関連リンク】
経営学部 キャリア・マネジメント学科 教授 峰滝和典(ミネタキカズノリ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/105-minetaki-kazunori.html