看護師への第一歩「戴帽式」を開催 コロナ禍のなかで医療従事者になる責任を胸に誓いを行う
近畿大学附属福岡高等学校(福岡県飯塚市)は、令和2年(2020年)10月31日(土)に、看護師のシンボルであるナースキャップを与える「戴帽式」を行います。コロナ禍で、どんな状況であっても大切な命を救う医療従事者の重要性が再認識されるなか、これから看護師を目指す生徒たちが新型コロナウイルス感染予防対策を徹底したうえで、厳かに看護師となる誓いを行います。
【本件のポイント】
●「戴帽式」は、本校が昭和50年(1975年)から毎年実施している歴史ある行事
●コロナ禍で医療従事者になる心構えを再認識する
●命に携わる仕事を目指す者として、生徒が責任の重さを自覚する機会とする
【本件の内容】
近畿大学附属福岡高等学校の戴帽式は、昭和50年(1975年)から続く歴史ある行事です。
看護科2年生の生徒39人は、年明けの2月から始まる病院での臨地実習を前に、平成27年度(2015年度)から導入した学内戴帽認定試験を受験します。その試験に合格した生徒が、戴帽式にて看護師のシンボルである「潔白」「清潔」「清楚」を表すナースキャップを戴き、ナイチンゲールの唱えた人間愛の象徴である精神を受け継ぎます。新型コロナウイルス感染防止のため対面での看護技術練習が制限される中、3年生の先輩がZoomを使い、2年生に看護技術やナイチンゲール誓詞の唱和を個別に指導し、それを共有することで互いに自己研鑽に努めてきました。コロナに負けない結束力で、ICTを活用しながら知識および技術を習得し、主体的に学んだことを今後に生かしながら、戴帽式では看護師という人の命に携わる仕事を目指す生徒としての自覚を高め、責任の重さを認識します。
【開催概要】
日 時:令和2年(2020年)10月31日(土)10:30~11:30
場 所:近畿大学附属福岡高等学校 体育館
(福岡県飯塚市柏の森11-6、
JR福北ゆたか線「新飯塚駅」からバスで約5分)
対 象:看護科2年生39名
※ 看護科1年生43名、看護科3年生38名、看護専攻科1年生26名、
看護科2年生保護者(生徒1名につき保護者2名まで)も列席します。
【関連リンク】
近畿大学附属福岡高等学校
https://www.fhs.kindai.ac.jp/