【軒先ビジネス】コロナ過におけるキッチンカーの衛生対策
スペースシェアサービス事業を展開する軒先株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:西浦明子、以下 軒先)は、新型コロナウイルス感染拡大の状況下におけるキッチンカーの衛生対策などについて運営事業者に取材いたしました。
固定店舗と異なり、コロナ過でも人々の生活圏に自ら入っていけるキッチンカーは巣籠需要を捉え、現在その数を増やしています。すると気になるのは店側の衛生管理の状況です。今回は東京・千葉・埼玉を中心に活動しているねこねこキッチンBONさん協力のもと、キッチンカーの衛生管理状況について紹介します。
淡いピンク色の車体とトレードマークの猫のイラストが印象的な「ねこねこきっちんBON」さんのキッチンカー。オーナーの柳まおさんは気さくな人柄と丁寧な接客で人気の女性店主です。店舗名からわかる通り、柳さんはかなりの猫好きです。
柳さんの飼い猫ちゃんがお出迎え
半年ほど前よりキッチンカーをはじめた柳さん。コロナ過真っただ中ということもあり、衛生面にはかなり気を使っておられました。
料理をするときは必ず使い捨て手袋をつけ、支払いなどの調理以外の対応は手袋を外し、その後手の消毒。お客様にはソーシャルディスタンスのお願いや感染防止宣言の告知がきちんとおこなわれておりました。
調理中の柳さん
東京都の事業者向け感染防止ガイドライン
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/06/12/23.html
ねこねこきっちんBONさんのキッチンカーは食品衛生法に基づき「焼く、揚げる、蒸す」等の簡易な調理のみになります。そのため野菜や肉を包丁で切ったりする仕込み行為をキッチンカー内ではおこなえず、「切ってほしい」という依頼には事情を説明してお断りしているそうです。
(※自治体によりルールは異なります。詳しくは各保健所でご確認ください)
コロナ禍でのキッチンカー経営については、長引く緊急事態宣言による人流抑制、出展場所の制限、しかしながら国からの休業補償はなく、さらに今夏は長雨による原材料費の高騰など、様々な苦難の連続で事業環境はかなり厳しい、と正直に教えていただきました。
9月も後半に入りピークアウトのきざしは見えてきました。緊急事態宣言が終われば、事態の改善が期待されます。今はじっと堪えるときと割り切って、引き続き安全・安心で美味しい料理を提供し続けてほしいと思います。
取材終わりにスパイシータコス味のピタサンドをいただきました。濃厚なタコスの味わいの中にピリッとアクセントの効いたスパイスが美味でした。これでお値段は500円と実に良心的な価格です。
ねこねこキッチンBON
東京・千葉・埼玉・栃木にてピタサンド・生姜焼き丼・タコライスをメインにかき氷も販売。キッチンカー以外にもパチンコライターとしても活動中。元女流プロ雀士(現在は引退)。一児の母。
軒先ビジネスについて
軒先ビジネスは、誰でも簡単に1日からお店やイベントを開けるポップアップスペースを探せるスペースシェアサービスです。初期費用やスペース掲載料は一切不要。スペース利用者のPL保険や営業許可証の取得状況も確認済みで、一日単位の損害保険も適用されるため、安心してスペースを貸すことができます。
https://business.nokisaki.com/
東京工科自動車大学校・中野校スペース(取材日の出店スペース)
東京都中野区にある自動車学校のスペース。
昼休みになると多くの生徒が行列になることもしばしば。道路に面してるため近隣住民や通行人の購入もあります。
https://business.nokisaki.com/spaces/detail/9711
軒先株式会社
社 名 : 軒先株式会社
所在地 : 東京都千代田区大手町 2-6-1 朝日生命大手町ビル3階
設 立 : 2009 年 4 月 23 日
代表者 : 西浦 明子(代表取締役)
URL : https://www.nokisaki.com/