VR研修システム『トラフィックコンダクター』が 60社への導入を達成

2025-01-06 09:30

警備業を行う株式会社なのはな警備(所在地：千葉県流山市西初石3-1457-21、代表：田中一善)は、『警備員仮想空間教育システム＜トラフィックコンダクター＞』の販売台数が、リリースから2年で目標の60社導入を達成したことを発表します。

「警備員仮想空間教育システム＜トラフィックコンダクター＞」URL
https://tracon.co.jp/

達成までの経緯

本製品は交通誘導を専門に行う警備会社に向けて販売をしておりました。リリースして半年で100社程の警備会社様からお問い合わせをいただき、大手警備会社様から20名程の警備会社様まで規模に関係なく導入をご検討いただきました。この度、目標の導入社数60社の導入を突破いたしました。継続率も100％を保持しており、今後は新しいバージョン(手旗や施設警備)の実装を考えております。

トラフィックコンダクターについて

＊本製品の特徴
本製品では、実際に事故の起きやすい15のシチュエーションを臨場感溢れる映像で再現。これまで研修段階では体験できず、OJT(現場研修)任せになっていた難易度の高い交通誘導現場(信号機のある交差点、緊急車両、カーブ[無線機使用]、枝道、夜間、バック誘導等)を事前に体験できるようになります。VRなので何度失敗しても事故が起きる心配はありません。VR研修でしっかりと実技を身に付けてもらうことで、自信を持って現場に送り出せるようになります。

＊本製品の概要
警備員という職種は常に採用難です。そのため採用コストは高く定着率も悪い状況が常に問題視されてまいりました。その理由が「研修時と現場配属時のギャップ」というケースが多く、警備員として働く人の「自信喪失」からくる退職が目立っていることが分かりました。そこで、リアルな現場を再現し、安全な環境で何度でもやり直す(反復練習)ことで、自信をもって現場に行ける警備員を育成し離職率を減らすことができ、かつ警備員の主要業務である「片側交互通行」のスキルを上げることのできる警備員を育成するシステムです。

＊VRシステム＋視聴覚教材
本製品はVRシステムの他にWebコンテンツとして「視聴覚教材」を10コンテンツ用意しており従来のVHSやDVDでの視聴ではなくオンラインで視聴可能となるため、Zoomなどで離れた営業所での研修が可能となっております。

＊職業選択の幅を広げた
警備業は警備業法という法律があり、18歳以下は就業することができません。そのため、交通誘導専門の警備会社では新卒の獲得、民間への業種の理解を広めることができず、学生との結びつきやそのご両親への理解が不足してしまい、新卒の獲得ができない状況が続いておりました。ですが本製品を導入していただいている企業様からようやく学生との結びつきができたということで、新卒の獲得をはじめ、親御様への理解、交通誘導という業種の職業理解に繋げることができ、学生の職業体験等従来では実現不可能だったことが実現可能になりました。

また、ハローワークや就職イベント等での実施により獲得が非常に困難な人材の獲得に成功している背景もあり今後の警備業への認知・理解を広める活動を本製品導入企業様と一緒に実施していきたいと考えています。