ストラタシス社製“GrabCAD Print Pro”の最新バージョン 「fixturemate」対応で、3D CAD不要の置き治具データ作成を実現 アルテックが国内正規取り扱いを開始
アルテック株式会社(本社：東京都中央区、代表取締役社長：池谷 壽繁(いけや とししげ)、東証スタンダード上場： 証券番号9972)はStratasys Ltd.(Nasdaq: SSYS)社の3Dプリンター用スライサーソフトウェア“GrabCAD Print Pro”の最新バージョンの取り扱いを開始いたします。
■高度な設定・機能を有する、スライサーソフトウェア“GrabCAD Print Pro”の新バージョン
ストラタシス社の3Dプリンター用スライサーソフトウェア“GrabCAD Print Pro”の最新バージョンは、設計から製造までのワークフローを統合し、3Dプリンターの生産性の向上をサポートします。
主な新機能として、CADの専門知識がなくても短時間で治具設計が可能な「fixturemate(フィクスチャーメイト)」の完全統合を実現。これにより治具設計時間を最大80％削減し、自動車や製造業を中心に、熟練技術者不足への対応や、工程全体の大幅な効率化を支援します。
そのほか、3Dテクスチャの簡単付与、高精度なオフラインライセンス、精度補正機能(Accuracy Center)、材料使用量の詳細見積り、マルチセッションプリントや製造テンプレートによるプロセス標準化など、製造現場の幅広い課題に応える先進機能を搭載。既存の複数ソフトウェアを置き換え、作業時間やトレーニングコストを削減し、安定した品質と業務効率を実現します。
■3D CAD不要で置き治具データを簡単作成。“fixturemate”がGrabCAD Print Proに対応
trinckle 3D社(ドイツ)が開発した“fixturemate”は、複雑な治具設計のワークフローを強力なアルゴリズムで自動化・最適化した画期的なソフトウェアです。熟練したエンジニアでなくても、専門的なCADスキルがなくても短時間で、直感的にプロフェッショナルグレードの治具の設計・構成ができます。
“fixturemate”は、アセンブリ治具、溶接治具、検査ゲージ、加工用治具、測定治具などに活用できる、多様な生産用の置き治具に対応しています。基本的な設計は「数ステップ」のシンプルな操作のみです。既存のCADファイルからパーツをインポートし、サポート構造の生成とネガティブ(治具の溝になっている“受け”の部分)の作成、必要に応じてクランプや中空構造の設定をして、すぐにGrabCAD Print Proにエクスポートができます。
3Dプリンターの導入障壁の一つ“3Dデータ作成”の簡易化や製造業で課題となる熟練労働者不足、治具設計の手間・時間、エンジニアの業務負荷、およびソフトウェアライセンスのコスト増加などのお悩みに対応します。
主な特徴・メリット
・治具データの作成時間を最大80％短縮
従来は数時間～数日かかっていたカスタム治具設計が、最短数十分から作成可能。
・3D CAD不要のウィザード型インターフェース
製造技術者や3Dプリンター担当者に、3D CAD知識がなくても、追加ソフトなしで本格的な治具設計が可能。
・幅広い用途
組立、溶接、検査、加工、計測、搬送用トレーなど多様な生産現場ニーズに応えます。
ショールームのご案内
当社ショールームにて様々なStratasys社製3Dプリンターの実機を展示しております。ご興味のある方はお気軽にご連絡お願いいたします。
アルテック株式会社 東京テクニカルセンター
〒135-0016 東京都江東区東陽7丁目5番8号 東陽町MLプラザビル1F
TEL 03-5542-6756
会社概要(2024年11月30日現在)
会社名 ：アルテック株式会社
設立 ：1976年5月15日(昭和51年5月15日)
資本金 ：5,527百万円
従業員数 ：単体／138名 連結／457名
連結子会社／13社 持分法適用会社／2社
東証スタンダード上場：証券番号9972
2007年 Objet社の日本販売代理店として3Dプリンター事業を開始。
2012年 Objet社と旧Stratasys社の合併を機にStratasys社3Dプリンターの日本販売代理店となる。
2017年 金属3DプリンターのDesktop Metal社の日本販売代理店契約を締結
