大学初!「きんてつ鉄道まつり2022 in五位堂」にブース出展 子どもたちが模型の自動券売機で定期券の購入操作を体験
近畿大学経営学部(大阪府東大阪市)商学科教授 横見 宗樹ゼミは、近畿日本鉄道株式会社(大阪府大阪市、以下:近鉄)の協力のもと、コロナ禍における鉄道会社の課題と、その打開策について研究を行っています。その取り組みの一つとして、令和4年(2022年)10月22日(土)・23日(日)に近鉄五位堂検修車庫にて開催される「きんてつ鉄道まつり2022 in五位堂」において、「キミも大人の仲間入り!定期券を買ってみよう!」と題したブースを出展します。学生が製作した模型の自動券売機を展示し、子どもたちが定期券の購入操作を体験できるようにします。
【本件のポイント】
●3年ぶりの現地開催となる「きんてつ鉄道まつり」に、大学として初めて出展
●自動券売機の体験ブースを出展し、コロナ禍における非接触での定期券購入を促進
●学生は、鉄道会社と協働したフィールドワーク活動を通じて、「交通論」を実践的に学ぶ
【本件の内容】
近畿大学経営学部の横見ゼミでは、「交通論」をテーマに、学生が鉄道会社と協働したフィールドワーク活動を通じて、課題発見・解決プロジェクトに取り組んでいます。これまでにも近畿大学生の通学沿線である近鉄と協力し、さまざまな企画を行ってきました。今年度は「コロナ禍における大手私鉄の現状と、その打開策の調査・提案・実践」をテーマに研究を行っており、学生同士でアイデアを出し合い、近鉄への企画発表会を経て、3年ぶりの現地開催となる「きんてつ鉄道まつり2022 in五位堂」へ出展することが決まりました。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響によってさまざまな場面で非対面・非接触が求められていますが、自動券売機の操作方法がわからない、自動券売機で何ができるのか知らないという理由で、いまだに有人窓口で切符や定期券を購入するケースが見受けられます。そこで、「きんてつ鉄道まつり2022 in五位堂」において、経営学部生が製作した自動券売機の模型を用いて、定期券の購入方法や定期券仮予約というサービスの周知を目的とした操作体験会を実施します。対象は小学生以下で、参加者には景品として定期券を模した記念カードを贈呈します。
【イベント概要】
イベント名:きんてつ鉄道まつり2022 in五位堂
日時 :令和4年(2022年)10月22日(土)10:00~16:00
10月23日(日)10:00~15:00
※ 最終入場は終了時刻の30分前まで、雨天決行(荒天中止)
会場 :近鉄 五位堂検修車庫
(奈良県香芝市狐井373番地、
近鉄大阪線「五位堂駅」から徒歩約10分)
対象 :一般の方(入場無料、要事前予約、各日定員:8000名)
近大ブース:「キミも大人の仲間入り!定期券を買ってみよう!」
(事前予約・インターネット抽選、小学生以下のみ)
申込方法 :以下の専用サイトから申込む
※ 鉄道まつりへの参加、近大ブースへの参加、
それぞれ申込みが必要です。
https://kintetsu-tetsudo-matsuri.jp/2022/
お問合せ :近畿日本鉄道株式会社大阪統括部 運輸部 営業課
TEL(06)6775-3514
【参加学生のコメント】
経営学部商学科3年 延命 心磨(えんめい たゆま)(ゼミ長)
コロナ禍も2年以上が経ち、観光需要も戻りつつある今、鉄道会社の定期収入と定期外収入における回復率の差に、大手私鉄特有の癒えない傷の深さが浮き彫りとなっています。こうした課題を受け、近鉄の24年ぶりとなる新型一般車両の導入発表を契機として、日常的に近鉄電車を利用する沿線の方々に、さらに便利に安心してご利用いただくための働きかけができないかと考え、今回の企画立案にいたりました。
自動券売機の精巧な模型を自作する点には大変苦労しましたが、操作体験者に記念品として進呈する「定期券カード」にガチャガチャ要素を盛り込むなど、ご来場のお客様によりお楽しみいただくための工夫ができたと思います。
【イベント主催者情報】
会社名 :近畿日本鉄道株式会社
所在地 :大阪市天王寺区上本町6丁目1番55号
代表者 :代表取締役社長 都司 尚
事業内容:鉄道および軌道の経営、観光娯楽施設の経営
創業 :明治43年(1910年)9月
設立 :平成26年(2014年)4月30日
URL :https://www.kintetsu.co.jp/
【関連リンク】
経営学部 商学科 教授 横見 宗樹(ヨコミ ムネキ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/2332-yokomi-muneki.html
経営学部
https://www.kindai.ac.jp/business/