購入頻度を減らした、買わなくなったなど、 一部には変化の兆候も

最近、購入に変化があった商品カテゴリー

株式会社ドゥ・ハウスは、自社のインターネットリサーチサービス『myアンケートlight』を利用し、全国の既婚女性を対象にWEBアンケートを実施しました。調査期間は2022年6月17日~6月18日。有効回答者数は716人です。

調査サマリ

・ここ最近の購入状況に変化がない調味料類は醤油、塩、マヨネーズ
・最近買わなくなったという食品類はガム4割、飴3割
・使用頻度・購入頻度を減らした割合が高い飲料はアルコール類

ここ最近の購入状況に変化がない調味料類は醤油、塩、マヨネーズ

「調味料類」は全体的には「購入するものに変化はない」が大勢を占め、高いものは9割台、最低でも7割台となっている。「購入するものに変化はない」が最も高いのは「醤油」の91.0%。次いで「塩」90.0%、「マヨネーズ」89・9%の順となっている。「使用頻度/購入頻度を減らした」「低価格な銘柄に変えた」はカテゴリー間で大きな差異は見られず、概ね5割台以下。なお「使用頻度/購入頻度を減らした」では「パスタソース」6.2%が最も高い。カテゴリー間で特に差異がみられたのは「最近買わなくなった」だ。この回答は「ハーブ類」22.2%が最も高い。次いで「パスタソース」17.0%、「シチュールゥ」14.3%、「焼肉のたれ」12.9%の順となった。

【図1】最近、購入に変化があったもの(調味料類)
【図1】最近、購入に変化があったもの(調味料類)

最近買わなくなったという食品類はガム4割、飴3割

「食品類」は全体的には「購入するものに変化はない」が大勢を占めているが、高いものは9割台、最低は4割台と開きが見られる。「購入するものに変化はない」が最も高いのは「卵」90.7%だ。これに次いで「豆腐」89.8%、「米」86.2%の順となっている。「使用頻度/購入頻度を減らした」もカテゴリー間で特徴がある。最も高いのは「菓子パン」11.3%。次いで「スナック菓子・米菓」10.8%、「プリン・ゼリー」10.1%と、この3カテゴリーが10%を超えた。カテゴリー間で差異がみられたのは、ここでも「最近買わなくなった」だ。この回答は「ガム」42.0%が最も高い。なお、今回調査した全種類のなかでも最も高い構成比となっている。次いで「飴」30.7%となっている。

【図2】最近、購入に変化があったもの(食品類)
【図2】最近、購入に変化があったもの(食品類)

使用頻度・購入頻度を減らした割合が高い飲料はアルコール類

次に、【図3】は「飲料類」の結果である。全体的には「購入するものに変化はない」が大勢を占めているが、高いものでも8割台と、他の商品類と比べると全体的にやや低い傾向がみられる。「購入するものに変化はない」が最も高いのは「牛乳」84.8%で唯一8割に達した。以降は7割台となり「缶ビール」75.2%、「インスタントコーヒー」72.2%の順となっている。「使用頻度/購入頻度を減らした」は、アルコール類に特徴が見られた。最も高いのは「ワイン」9.1%。さらに「缶ビール」8.9%、「日本酒」8.7%、「缶チューハイ」8.3%、「焼酎」8.2%と僅差で続いている。また「最近買わなくなった」は「栄養ドリンク・エナジードリンク」36.2%が最も高い。次いで「果汁系飲料」33.7%、「ワイン」33.0%となっている。

【図3】最近、購入に変化があったもの(飲料類)
【図3】最近、購入に変化があったもの(飲料類)

その他の調査結果は「事実新聞83号」に掲載しています

今回の紙面を通じてのテーマは「いまどきのプチ贅沢・節約 とは?」です。春以降の商品の値上げに対して生活者はどのような反応をしているのか、定量と定性で調査した結果をご紹介しています。

<事実新聞第83号紙面で掲載されているトピックス>

・最近、購入に変化があった商品カテゴリーに関する定量調査
 -ここ最近の購入状況に変化がない調味料類は醤油、塩、マヨネーズ
 -最近買わなくなったという食品類はガム4割、飴3割
 -使用頻度・購入頻度を減らした割合が高い飲料はアルコール類
・「ちょっと贅沢なもの」の購入状況
 -ここ最近の購入状況に変化がない日用品類はシャンプー、歯磨き粉
 -食品類・飲料類には変化の兆候。調味料、日用品は安定
 -日頃露買うことがあるちょっと贅沢なもの、トップはアイス
・写真からみつめる「いまどきのプチ贅沢・節約」
 -本物感があることがプチ贅沢につながる
 -失敗はもったいないから変えないという節約
・買物から「いまどきのプチ贅沢・節約」に迫るイオンでの買物行動観察
 -本物を味わえたり、日常に変化をくれるものがプチ贅沢な商品
・主婦座談会からみつめる「いまどきのプチ贅沢・節約」
 -プチ贅沢は自分のこだわり、価格面以外にもよろこびがある節約がしたい
・オリジナルワークショップ「解体親書」で「これからのプチ贅沢・節約」に寄与する商品を考える
 -侘しさを感じない節約や前向きになれる節約もいまどきのプチ贅沢

事実新聞83号
事実新聞83号

会社概要

企業の商品開発や商品育成支援を目的に、マーケティングサービスを提供しています。

会社名 :株式会社ドゥ・ハウス https://www.dohouse.co.jp/
設立  :1980年7月7日
代表者 :代表取締役社長 小笠原 亨


AIが記事を作成しています