季節が変わり暖かくなってくるとフィラリアの季節になります。
名前は知っているけど、間違った情報を正しいと勘違いしてこのフィロリアで愛犬の命が脅かされることがあります。
そこで、今回はフィラリアの基本情報と、その予防方法をお伝えします。

1、フィラリアとは何なのか?

フィラリアは漢字で犬糸状虫と書きます。フィラリアは犬の心臓に寄生する寄生虫であり、感染元は蚊です。蚊が多く出現し始めると、血を吸われますよね。その時に感染してしまいます。なので春先に予防薬を使い始める方が多いでしょう。
フィラリアは犬の体内に入ると、まずは血管や皮膚に住み始め2~3か月かけて成長し、最後は心臓に寄生します。心臓は命に直結する部分の為、命にかかわる問題です。また一度感染すると治療には、かなりの時間がかかります。そこで出来るのであれば予防するべき病気です。

2、フィラリアを予防する薬とは?

フィラリアを予防する薬が出来たのは、ここ10~20年程です。それまではフィラリアに感染して、死んでしまう犬が多くいました。そして予防薬ができ、そこから犬の寿命は一気に伸びることになりました。さらに、この予防薬を作ったのは日本人であり2015年にノーベル賞を受賞しています。
そんなフィラリアを予防してくれる薬を、フィラリア薬と言います。

3、フィラリア薬の効果と使い方とは?

フィラリアにならない最大の予防は蚊に刺されない事です。しかしそんなことは不可能なので予防薬を使いましょう。
フィラリアにならない最大の予防は蚊に刺されない事です。しかしそんなことは不可能なので予防薬を使いましょう。

フィラリア薬の効果

主な効果は蚊に刺されて体内に入ったフィラリアを体内で殺して体外に除去してくれることです。つまり刺されても感染させないということです。
ここで勘違いしやすいのですが、フィラリアが体内に入るのをブロックする薬ではないということです。あくまでも体内に入ったフィラリアを殺して体外に出すことです。
そのため一回予防薬を投与すれば、もう安心ではないのです。目安としては1か月に1回の頻度が理想的と言われています。

フィラリア薬を投与する方法

フィラリア薬は錠剤タイプなので、食べ物に包んで愛犬に食べさせましょう。
フィラリア薬は各製薬会社がこぞって販売しています。そこで市販のものを買って家でしてあげようと思う人が多いですが、動物病院で処方してもらうようにしてください。
なぜなら、もしすでに犬の体内にフィラリアがいる状態でフィラリア薬を投与すると犬がショック死する可能性があるためです。

フィラリア薬の投与期間

フィラリア薬はフィラリアが幼虫の間にしか効果がありません。
だからこそ、2~3か月で成長しきる前のタイミングである1か月毎に予防的に投与する必要があるのです。
さらに蚊が出現している時期は毎月投与し、蚊がいなくなってすぐ辞めてはいけません。2~3か月後に成虫になり心臓を攻撃するので、蚊がいなくなった1か月後まで投与するようにしてください。
もし、忘れてしまうと、冬になった途端愛犬がフィラリアで苦しんでしまうことになる可能性があります。

4、フィラリア予防のよくある間違い

フィラリアは先ほどお伝えした通り、間違った判断をすると命取りになります。
フィラリアは先ほどお伝えした通り、間違った判断をすると命取りになります。

分からないことがあったときには、必ず自己判断するのではなく動物病院で相談しましょう。以下によくある間違いをご紹介します。

マンションの高層階に住んでいるから大丈夫

そんなことはありません。外出した人の服についていることもあればエレベーター内にいてついてきてしまうことも多々あります。

動物病院で処方してもらわず市販のものを投与する

前述のとおり、フィラリア薬を使う前にはすでに感染していないか血液検査をしてから始める必要があります。すでに感染している場合フィラリア薬を使うことでショック死のリスクがあるためです。

飲み忘れて1か月開けて飲んでもいい?

成長したフィラリアは、薬が効かないことがあります。そこで間隔が空いてしまったときには、フィラリアが体内にいないか動物病院で検査してもらう必要があります。

まとめ

夏になる今の季節気を付けたいフィラリアについてまとめました。
ポイントは自己判断せず、動物病院で相談することです。
愛犬の命を守るため、毎月予防を心がけましょう。


AIが記事を作成しています