フォーデイズ 「末端リン酸除去トリヌクレオチドCCC」他、 物質特許取得のお知らせ

核酸(*1)栄養の健康食品および化粧品を販売するフォーデイズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:和田 佳子)はこの度、「末端リン酸除去トリヌクレオチドCCC」他、4種類の物質について物質特許を取得しましたことをお知らせいたします。

【特許番号】第7554420号

【発明の名称】神経幹細胞の増殖促進剤及びそれを用いた神経幹細胞の増殖促進方法

【特許権者】フォーデイズ株式会社

発明者

・金沢大学
加藤 将夫
増尾 友佑
石本 尚大
・フォーデイズ株式会社
須藤 慶太
桐山 恵介
※所属は出願日現在

【出願日】令和3年7月20日(2021.7.20)

【登録日】令和6年9月11日(2024.9.11)

発明の概要

金沢大学の加藤 将夫教授との共同研究により、2023年に当社が取得した特許「神経幹細胞の増殖促進剤及びそれを用いた神経幹細胞の増殖促進方法」(特許第7284955号)は、サケ白子由来のDNA分解物中に含まれる「トリヌクレオチドCCC」などを発見し、記憶、学習、認知といった脳機能の向上につながる海馬中の神経幹細胞の増殖を促進する作用があること、神経幹細胞の増殖促進剤として有用であることを見出しました。

今回、同特許において発見した物質のうち、「末端リン酸除去トリヌクレオチドCCC」、「末端リン酸除去オリゴヌクレオチドC6」、「末端リン酸除去オリゴヌクレオチドC12」、ならびに改変を行った「トリヌクレオチドCsCsC」について、物質としての新規性が認められ、新たに物質特許を取得しました。

物質特許とは、新規に生成された化合物に対して付与される特許で、特許法上「物の発明」に該当します。製造方法が異なっても物質が同じであれば、その物質全てに特許の権利が及びます。今回、特許を取得した物質は、将来的に脳機能の維持、改善に寄与する医薬品、食品への応用、さらには脳機能以外への作用も期待され、当社は今後も研究を進めてまいります。

特許証

特許の対象となる物質(イメージ図)

末端リン酸除去トリヌクレオチドCCC

末端リン酸除去トリヌクレオチドCCC

シトシンを持つヌクレオチドが3つ連なったトリヌクレオチドにおいて、リン酸基の一部が除去されたもの。

末端リン酸除去オリゴヌクレオチドC6

末端リン酸除去オリゴヌクレオチドC6

トリヌクレオチドCCCが2つ連結してなるオリゴヌクレオチド。

末端リン酸除去オリゴヌクレオチドC12

末端リン酸除去オリゴヌクレオチドC12

トリヌクレオチドCCCが4つ連結してなるオリゴヌクレオチド。

トリヌクレオチドCsCsC

トリヌクレオチドCsCsC

トリヌクレオチドCCC、または末端リン酸除去トリヌクレオチドCCCに、安定性を高めるためにホスホロチオエート基を付けて合成した物質。

塩基、糖、リン酸、ホスホロチオエート基

フォーデイズ 会社概要

会社名 :フォーデイズ株式会社
所在地 :〒103-0016 東京都中央区日本橋小網町6-7
代表者 :和田 佳子
創業  :1997年4月
資本金 :4,500万円
企業情報:主力製品の核酸ドリンク「ナチュラル DNコラーゲン」は、
     人の細胞の中に存在し健康と若さに役立つといわれる
     栄養素「核酸」に注目し、1999年12月に販売を開始。
     以後、現在に至るまで9度の改良を施しました。
     ネットワークビジネス業界において、国内では第4位(*2)の
     売上規模となっており、核酸栄養のリーディングカンパニーとして、
     健康食品と化粧品市場を牽引中。

*1 遺伝情報は細胞の核内に存在するDNAに書き込まれており、その情報をRNAが写し取ってさまざまなタンパク質を生合成しています。DNAは、核内にある酸性の物質として発見されたことから、DNAとRNAは「核酸」と呼ばれています。
*2 ネットワークビジネス業界 国内ランキング 1位.日本アムウェイ 2位.三基商事 3位.ノエビア 4位.フォーデイズ
出典:「ネットワークビジネス」2024年3月号より抜粋

塩基(シトシン)
糖(デオキシリボース)
リン酸
ホスホロチオエート基
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