1月8日からサスティナブルキャンペーンを開始 エゾシカと人との共存共栄、SDGsな紳士靴を発売
”パンプス革命“で業界をリードする”AYAME”が今度は紳士靴を展開 その名は菖蒲(ショウブ)
世界初の3D計測・3Dプリンタ×サブスクリプションを実現するパンプスブランド『AYAME』(https://hana-ayame.info/))を展開する株式会社crossDs japan (クロスディーズジャパン)は1月8日(金)に、紳士靴展開を開始します。北海道のエゾシカ駆除の問題と、環境に配慮したSDGs対応の紳士靴『菖蒲 Nature』(ショウブ ネイチャー https://shoubu.info/)の販売をサスティナブルキャンペーンと共に開始します。
SDGsにおけるエゾシカ問題
「誰一人取り残さない(取り残されない)」というビジョンのもと、2030年までに国際社会が目指す共通目標として、国連で「SDGs(持続可能な開発目標)」が採択されてから5年を迎えました。その中の一つの問題として北海道のエゾシカ問題があります。平成30年に、北海道のエゾシカ による農業、林業の被害額はなんと年間38億円、交通事故に関しては年々増加しているという調査結果があります。自然に生息するエゾシカ自体の個数が増えすぎると、森の木々が枯れ、自然を破壊する要因にもなります。適正管理する事により「15.陸の豊かさを守る」、「11.住み続けられるまちづくり」などのSDGsの目標を達成できるようになります。適正管理のために罠や猟師などにより捕獲されたエゾシカですが、肉(ジビエ)に関しては飲食店などで提供されはじめていますが、革に関しては捕獲された個体の5%程度しか流通していなく、ほとんどが破棄されていました。この現状に対して、サスティナビリティブランドである菖蒲は山口産業様とのコラボレーションにより、エゾシカ問題の解決と、環境負荷の高い家畜系の革に変わり、環境への配慮を考えたエゾシカの革を使った紳士靴を発売させていただくこととなりました。
参考『エゾシカ による林業被害の推移』 (http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/skn/est/ht/yuushikishakaigi/R2/arikata6/sankou3.pdf))
参考『札幌市のSDGsへの取り組み』(https://www.ezoshika-club.net/団体概要/札幌市のsdgsへの取り組み/)
商品コンセプト
今回は日本の社会問題の一つでもあるエゾシカ問題に対する問題意識、それをいかにサスティナビリティとして機能させ、共存共栄をし、無駄なく資源を有効活用していくのかというサスティナビリティ & エコをコンセプトに、商品開発を行わせていただきました。サスティナビリティ&エコを掲げるブランド菖蒲として、足に完璧なフィット感を作る3Dスキャン技術、靴職人歴65年以上の職人による手仕事と、サブスクリプションサービスにより、メンテナンスまでカバーされるコースをご用意致しました。お客様に対して、より良いものを無駄なく長く大切に履き続けられるということを大切に商品開発に取り組みました。
猟師とエゾシカの共存
社会問題に取り組む北海道の猟師の方々は、鉛玉による環境汚染をしないために、銅などの素材を使用しています。また、行政の取り組みとして、どこに生息していたエゾシカなのか、何歳のエゾシカなのか、個体数も管理し、害獣駆除のない世界に向けての地道な調査も行っています。エゾシカと猟師さんとの背景なども大切に、菖蒲ブランドでは、無骨に生きる野生のエゾシカと猟師さんの生き様や、自然との共存共栄、サスティナビリティをブランドイメージとして大切にしていきたいと考えています。
SDGs サスティナブルキャンペーン
・商品名:菖蒲 Nature (ショウブ・ネイチャー)
・蝦夷鹿革のタイダイの名称:雷、水
・通常価格:
Aコース(紐靴)月額6,000円+税x12ヶ月
Bコース(スニーカー)月額7,000円+税x12ヶ月
(最低利用期間12ヶ月、メンテ付き。メンテ内容は通常のPLANと同一。12ヶ月後所有権移転)
スニーカーはBコースで、エゾシカ革を使う場合は、初期費1万円が別途必要になります。
紐靴はAコースで、こちらもエゾシカ革を使う場合は、 初期費1万円が別途必要です。
・キャンペーン価格:初期費1万円 → 半額の5千円(税別)
・期間:プレスリリース日から2月末日まで
(※対象は2月末までに計測を終えてご注文頂いたお客様までとなります。)
・商品特徴:本製品は靴の内部も蝦夷鹿革となっております。蝦夷鹿革は牛革と比べ透湿性、吸湿性に優れているため、速乾作用がありるため持ちが良く、長く、快適にご利用いただけます。
・菖蒲WEB: https://www.shoubu.info/
協力企業 山口産業株式会社様 (エゾシカ革を提供)
この度は協力企業様として、山口産業株式会社様に多大なるご尽力を賜りました。山口産業株式会社様は、1938年に墨田区に創業して以来、常に「持つ人に喜びを、使う人に夢を与える革を製造すること」をモットーに皮革製造工場として歴史を刻んできました。人にも自然にもやさしい、素肌のような革を創ることを目指し、1990年から植物タンニンで皮をなめす弊社独自のなめし技術である「ラセッテー」製法を開発しラセッテーレザーを製造してきました。そして、2015年より製造する全ての革をラセッテーなめしに切り替えて、人と自然と環境にやさしい革づくりに向けて更なる一歩を踏み出しました。また、山口産業株式会社様では、 MATAGIプロジェクトを支援しています。MATAGIプロジェクトとは、シカやイノシシの獣皮を有効な資源として活用し、地域の活性化につなげる国内唯一の獣皮活用支援事業です。なめし工場、大学、NPO法人等のメンバーが中心となって2013年4月より実行委員会を組織し、現在まで全国400の産地や団体をサポートされています。これらの思いにcrossDs Japanは共感をし、弊社としてもエゾシカ問題に対して何か貢献できないかと考え、今回コラボレーション商品として開発を進めさせていただく運びとなりました。
代表者プロフィール
諏訪部 梓 (すわべ あずさ)
沼津高専でロボコンでリーダを務めた、全国ベスト4。長岡技術科学大学経営情報システム工学科卒業。
ITコンサルタントとして小売業のお客様を中心に基幹システムの構築やメンテ、One2Oneマーケティングシステムの構築や専用端末の開発に10年ほど従事。2017年からオーダーメイドパンプスに3D技術を融合させた新サービスの開発を行う。主に3Dスキャナの開発に従事。2019年独立しcrossDs japanを設立。
プチ情報
・婦人靴AYAME研究のため、自身もパンプスを愛用
・パンプスがフルオーダーのため走っても脱げない
・最新テックマニアで海外から電子機器を取り寄せる
・家には計7台のアレクサを所持内1台冬眠中
具体的にどんなサービスなのか?
※業界としてオーダーシューズの納期は約半年程度と言われる中、1ヶ月半での納品を実現します。