【自分の聞こえを自分で簡単に調整できる】聴力アシスト機能付き無線イヤホンを日本新発売

■Bluetooth®イヤホンと高性能な聴力サポート機能を一体化させた新製品
■聴覚に不安を持つ人への、補聴器でも集音器でもない低価格な「聴力サポート機器」
■アプリ連携により、自分で調整可能な「聴力アシスト」機能の仕組みを実現

ジャパン・トゥエンティワン株式会社(本社:愛知県豊橋市、代表取締役:松下 律、以下:J21)は、アランゴ社(Alango Technologies Ltd. 本社:イスラエル)の車載および通信市場向けオーディオ・エンハンスメントの先進テクノロジーを活用した、高性能かつ低コストな聴力アシスト機能付きBluetooth®イヤホン「BeHear® NOW(ビーヒア・ナウ)」を、https://wearandhear.stores.jpにて販売開始をいたしました。

日本を含め、世界的な高齢化社会の進行により、聴覚障害に苦しむ人々は年々増えており、日本においても550万人もの人々が聴覚障害を抱えていると推定されています。にも関わらず、補聴器を使用しているのは5%以下と言われており、その理由としては、機能・性能が充実していないこと、高額であること、使い勝手が悪いこと、イメージが悪いことなどが指摘されています※1。 アランゴ社では、聴覚に不安を持ち、必要性がありながらも補聴器の普及が進まない、こうした現状を改善するため、補聴器の代わりとなる機器として、BeHear® NOWを開発・販売しました※2。コミュニケーションおよびエンターテインメント市場向けの音声増強技術におけるリーディングサプライヤーである、アランゴ社が長年培ってきた音声通信技術を用いることで実現した、未来を先取りするウェアラブル・デバイスのブランド「Wear & Hear(ウェア・アンド・ヒア)」の最初の製品となります。

BeHear® NOWは、Bluetooth®ステレオイヤホンの機能と高性能な「聴力サポート機能」を一つに統合した製品です。 アランゴ社の先進技術を活用し、周囲の環境音や人々の声、ノイズなどのあらゆる音は、個々の聴覚の好みや聴力に合わせて増幅、強化、調整され、軽度から中程度の難聴の方も含め、誰もが自分に最適化されたリスニング、およびヒアリング体験が楽しめます。重要な環境音(例:サイレンやクラクション)を取り込む機能のListenThrough™や電話の通話音声の速度調整を可能にするEasyListen™、周囲の環境によってモード切り替え・調整可能な「聴力アシスト機能」など、さまざまな機能が搭載されています。

また本製品は、補聴器とも集音器とも異なる「新たな聴力サポート機器」であり、利用者が自ら設定・調整できる専用アプリとの連携により、個々の使用者に合わせた聴覚サポート機能が利用できることが特長です。 聴力テストを行えば、個人に最適化された設定が本体に即座に適用され、聞こえが悪くなった場合でも自分でリアルタイムに変更でき、専門家の手を借りることなく何度でも調整できます。こうしたイヤホンとアプリ連携という新たな仕組みにより、個人の聞こえを改善し、聴覚に不安を抱える方の日々の生活の質(QOL:Quality of Life)をさらに高めます。

BeHear® NOWの製品本体や専用アプリは、ユニバーサルデザインに基づき、使い勝手や操作性を重視した設計となっています。 基本機能(聴覚モードの切り替え、音楽再生や電話応対など)は、イヤホン本体のリモコンで操作し、専用のスマホ/タブレット向けアプリ「W&H BeHear」(現在は英語など他言語のみ※3)では、聴力テストやイヤホンの各種設定とともに、本体操作も可能です。大容量充電バッテリーの一体化や耳へのフィットを考えた素材や構成と形状、直感的な操作性を実現するリモコンのボタン配置など、あらゆる所に配慮しています。

J21では、BeHear® NOWの販売を通して聴覚障害に苦しむ人々の助けとなるよう、本製品およびWear & Hearブランド製品の普及に注力していきます。

BeHear® NOW製品機能:
BeHear® NOWは、次の機能を組み合わせた聴力サポート製品です。
1) Bluetooth®接続された携帯電話の通話、音楽ファイルなどのメディア再生
2) 設定されている4つの環境モードを利用した聴力アシスト機能
3) 使用者ごとに周波数を最適化できる音声増幅のためのデジタル聴力アシスト機能

BeHear® NOWの音声処理テクノロジー(アランゴ社による開発)
1) ListenThrough™:音楽再生中に重要な環境音を取り込む
2) EasyListen™:電話での会話中に相手の音声速度を4段階で変更
3) パーソナルサウンドアンプ:周囲の音をダイナミックに圧縮・増幅
4) 聴覚力サポート機能:ノイズリダクション、エコーキャンセルなど

W&H BeHearアプリ機能:
W&H BeHearは、BeHear® NOWと連携させて利用する、次の機能を持つアプリです。
1) 周波数ごとに計測する「聴力テスト」の実施と設定の保存、各種機能への自動反映
2) 4つの環境モード(屋内、屋外、人混み、ライブミュージック)に応じてリアルタイムで音声を微調整
3) メディア再生中または通話中の補助リスニング機能の管理(ListenThrough™、EasyListen™など)
4) 標準設定の本体動作、バイブレーション・アラートなどを含む、さまざまなイヤホン機能のコントロール
*聴力覚テストやイヤホン設定以外の各種操作は、イヤホン本体からも可能です。

スマホ・アプリを利用したBeHear NOW聴力アシスト設定イメージ
スマホ・アプリを利用したBeHear NOW聴力アシスト設定イメージ

※1世界保健機関(WHO)によれば、2018年3月現在、高齢者人口の増大などで世界的に聴覚障害に苦しむ人が増えており、2050年には現在の推計約4億7千万人から9億人に達する可能性があるとしています。日本でも2008年の約500万人から現在は550万人に増加したと推定しています。聴覚障害の原因としては加齢のほか、はしか、水ぼうそうといった感染症や結核などの治療剤による副作用を挙げています。さらにスマートフォンなど携帯型のオーディオ機器で大音量の音楽を長時間聞くこともリスク要因だとしています。
しかし、聴覚障害の人々のうち、補聴器を使用しているのは5%以下で、この大きな要因は、費用の高さや補聴器に対する負のイメージ、不便さ、機能の乏しさ、期待する効果が得られないなどの理由によるものです。
出展:https://www.who.int/news-room/detail/01-03-2018-who-launches-the-hearwho-app-for-mobile-devices-to-help-detect-hearing-loss
※2 本製品は医療機器(補聴器)ではありません。
※3 アプリおよび本体の操作・利用法は、日本語字幕付きの解説動画にて解説しています。

販売サイト:https://wearandhear.stores.jp
J21製品ページ:https://www.japan21.co.jp/wearandhear/

基本仕様
基本仕様

各部の名称
各部の名称

■アランゴ(Alango Technologies Ltd.)社について
2002年創業のアランゴ社のテクノロジーは、そのDSP処理ソフトウェアが数百万もの車載・通信機器製品において利用されており、あらゆる場面で音声通信と音声体験の品質を向上させています。さらに同社は、聴覚の強化とサウンドを個人ごとに最適化するための高度な技術ソリューションを提供し、さまざまな音声アプリケーションと製品に優れた性能を提供しています。また、聴力アシストおよび聴覚強化機能など、音声増強技術に関する専門知識を活用し、Wear & Hearシリーズで初となる、BeHear® NOWをはじめとしたWear&Hear製品の開発・販売を進めています。従来の補聴器に代わる、多機能かつ高性能、低コストの製品を生み出すことを目指しています。
URL:http://www.alango.com/(英語)
Wear&Hear製品URL: https://www.wearandhear.com/(英語)

■ジャパン・トゥエンティワン株式会社について
ジャパン・トゥエンティワン株式会社は、1992年9月に創業し、”イノベーションを市場化する”を掲げ、イスラエルを中心に世界最先端のハイテク企業の技術や製品のビジネス開発を日本で展開。主な取り扱い製品には、自動車の後付け衝突防止補助システム「モービルアイ」、モービルアイの警報情報から運転技量を測定、車両の運行情報を管理・分析するフリートマネジメントシステム「イトラン」、タブレットの本格的な盗難防止製品「コンピュロックス」、小学生からのプログラミング教育に対応した学習ゲーム「コードモンキー」などがある。
URL:https://www.japan21.co.jp/

■お問い合わせ先
ジャパン・トゥエンティワン株式会社
東京都港区高輪4-18-12
TEL:03-5789-0021
Email:wearandhear-support@japan21.co.jp
Web:http://www.japan21.co.jp

※ BeHearおよびListenThrough、EasyListenはAlango社の商標または登録商標です。
※ 製品名、サービス名などは一般に各社の商標または登録商標です。
※ 内容は発表日現在のものです。予告なしに変更されることがあります。


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