HDMI対応製品の出荷台数は、2014年に10億台突破へ
株式会社グローバル インフォメーションは、インスタットが発行した報告書「DVI and HDMI: DVI Declines While HDMI Soars (DVIおよびHDMI規格の導入予測:DVIの衰退とHDMIの成長)」の販売を開始しました。
HDMIは、家電(CE)機器市場、特に有線CE機器において、一般的なインターフェースソリューションとなっています。
2011年に出荷されたすべてのデジタルテレビ(DTV)、そしてほとんどすべてのHDセットトップボックスがHDMIを備えています。
家電市場における現状、そして予想される普及レベルから、今後、HDMIの成長は携帯電話および家庭用のデスクトップやモバイルPCといった他の市場において見られると、予想されます。
そして、この成功が、DVIの今後の成長に影響を与える見通しです。
インスタットの調査によれば、HDMI対応機器の出荷台数は、2014年には10億台を超える見込みですが、DVI対応機器の出荷台数は2015年まで年率9.4%で減少すると予測されています。
「ほとんどすべての高性能CE機器にとって、HDMIがユニバーサルインターフェースとなっています。一方、DVIは依然として数は多くあるものの、PCやPCモニターにおいてDisplayPortいった技術と激しく競合することとなるでしょう。」と、リサーチディレクターのBrian O’Rourkeは述べています。
「HDMIの普及は、多くの機器や市場において幅広く進んでいます。DVIをアップグレードするロードマップは特にありませんが、2015年までのチップでDVIサポートを終了すると、AMDは表明しています。」
当報告書における要点
・HDMI対応機器の出荷台数は、2015年まで年率17%で成長
・DVI対応機器の出荷台数は、2011年までは増加し、その後、緩やかに減少する見込み
・2015年、デジタルカムコーダー市場において、HDMIの浸透率は65%に達する見通し
・DVIにとって、企業向けPC市場でのDisplayPortによる圧力がますます強まる
市場調査レポート: DVIおよびHDMI規格の導入予測:DVIの衰退とHDMIの成長
DVI and HDMI: DVI Declines While HDMI Soars
http://www.gii.co.jp/report/cg226492-dvi-hdmi-dvi-declines-while-hdmi-soars.html
出版日 2011年12月
発行: In-Stat
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