大学入試における女子枠「反対」が約5割。「大学入試は公正に能力によって選別すべき」や「女性の割合を増やすためだけの改革では、女性の立場や評価を貶めるものになるかもしれない」などの反対意見が寄せられた。
一橋大学公認の学生団体澁澤塾がSurfvoteで意見を募集し、投票結果を公表!
SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)はこのたび、「大学入試において女子枠を作るべきか?」というイシュー(課題)について10月31日に投票が終了しましたので結果をお知らせします。
Polimill社は社会デザインプラットフォーム『Surfvote』を開発・運営しているICTスタートアップ企業です。
社会におけるさまざまな課題や困りごとをSurfvoteにイシューとして掲載し、イシューは週におよそ3〜5件発行されています。どなたでもすべてのイシューを読むことができますが、アカウント登録をすると各イシューに投票したりコメントを書いたりできるようになります。Surfvoteで集めたみんなの意見や結果は、適宜提言書などに取り纏め、関係省庁や政治家、関連団体に提出しています。
投票の詳細
イシュー(課題):大学入試において女子枠を作るべきか?https://surfvote.com/issues/94elkwj6wxei
調査主体:社会デザインプラットフォーム Surfvote(Webサービス)
調査対象:Surfvote上でアカウントを持つユーザー
調査方法:Surfvote上でアカウントを持つユーザーが投票
投票期間:2023年8月24日〜10月31日
有効票数:69票
投票結果とコメントの紹介(一部抜粋・原文ママ)
賛成:男女共同参画社会の実現のために重要 36.2%
男性の方が合格率が高いのであれば、女子枠を作り能力のある方を伸ばして、男女共同参画社会への未来を作れるように工夫すべき。社会において様々な機会で不平等を被ってきた女性にとって少しでも影響をキャンセルできると思うので賛成します。各組織における多様性は底力をアップさせると信じているから。
反対:逆差別や学力が伴わない学生が増加する恐れがある 49.3%
確かにジェンダーイメージで指向が定まっている部分もあるかもしれないが、それが入試の女性枠にて解消するのかというとそんなことはないと思う。大学入試は公正に能力によって選別して欲しい。性差別が横行しているのであれば正すべきだが、結果的な女性割合を増やすために手を加える必要はないと思う。それは、逆に女性に対して失礼で女性の立場や評価を貶めるものになると思う。
中立:確固たる意見は持っていないが、議論と理解の促進は重要 10.1%
よく男女平等になど言うが、男女でもそうだし、年齢も、人は得意不得意、分野においても男性の方が得意なことも女性の方が得意なこともあると思う。みんなが平等には大切かもしれないがすべてにおいて平等は難しいと思う。
その他 2.9%
大学の判断で女子枠を設けたければ設ければよいし、不要である判断すれば設けなくともよい。大学の自治に任せるべき。
わからない 1.4%
このイシューを執筆したオーサー 学生団体澁澤塾
澁澤塾は「大学生活をデザインしよう」をモットーに掲げている、一橋大学内最大規模のコミュニティ団体です。
澁澤塾は、「もっと早くから自分のやりたいことについて考えておけばよかった」「何か新しいことをやってみたいけど、何をすればいいのかわからない」といった悩みを持つ学生、ひいては一橋生全員が「自分のやりたいこと」を考え、実行できるような機会づくりをしています。
Surfvoteとは?
Polimill社が提供するSNS「Surfvote」は社会にあるさまざまな課題を問題提起し、それについて誰もが簡単に意見を投票できるサービスです。Surfvoteでは「イシュー」と呼ばれる各テーマ(課題)に対して複数の選択肢から自分の意見を投票できます。また他のユーザーのコメントを見たり、評価(いいね)したりすることもできます。イシューはPolimill社の編集部だけでなく大学の先生やさまざまな分野の専門家にも執筆のご協力をいただき発行しています。投票結果はイシューの内容に応じて、適宜関係省庁や政治家へ提出し報告を行なっています。https://surfvote.com
Polimill株式会社
Polimill株式会社は社会デザインプラットフォームSurfvoteを運営・開発するICTスタートアップ企業です。Surfvoteは社会課題や困りごとに特化し、ユーザーがあらゆるテーマについて自分の意見を投票できるだけでなく、他のユーザーの意見を傾聴できるサービスです。地方公共団体版のSurfvoteも拡充中で自治体と連携し住民による住みやすい街づくりを促進します。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させます。https://polimill.jp