「KINDAI Ramen Venture 近大をすすらんか。」 キャンパス内の学生経営ラーメン店 3代目経営者の選考会を実施

令和5年(2023年)3月の2代目店舗プレオープンの様子
令和5年(2023年)3月の2代目店舗プレオープンの様子

近畿大学(大阪府東大阪市)は、令和3年(2021年)10月から、学生飲食店起業支援プロジェクト「KINDAI Ramen Venture 近大をすすらんか。」を開始し、東大阪キャンパス内で在学生がラーメン店を経営しています。2代目経営者が、令和6年(2024年)3月末で出店期間満了となるため、令和5年(2023年)12月13日(水)に3代目経営者を決める選考会を実施します。

【本件のポイント】
●学生が飲食店の起業を体験する機会を創出するプロジェクトを令和6年度(2024年度)も継続し、学生の起業家精神の醸成をめざす
●令和6年(2024年)4月営業開始の3代目経営者を候補者3人から選考
●選考会は試食審査と事業計画のプレゼンテーション審査を実施

【本件の内容】
学生飲食店起業支援プロジェクト「KINDAI Ramen Venture 近大をすすらんか。」は、本学学生が実際にラーメン店を起業・経営することで、実践的な飲食店経営を学び、卒業後の事業展開や新たな起業を目指すことを支援するものです。本プロジェクトの実施を通じて、大学全体で学生の起業家精神を醸成することを目的としています。令和3年(2021年)10月から令和5年(2023)年3月までは初代経営者の農学部4年(当時)西奈槻さんが、令和5年(2023年)4月からは2代目経営者の総合社会学部4年 村上黎一郎さんが経営してきました。
令和6年(2024年)4月から3代目が新店舗オープンするにあたり、出店希望者を学内公募して志望動機やビジョン等を踏まえて選考した結果、3人の学生が候補者として選出されました。
選考会では、一次審査で各候補者が考案したメニューの試食を実施し、二次審査では、各候補者がプロジェクトへの志望動機や、事業概要、収支計画等を盛り込んだ事業計画のプレゼンテーションを行います。審査終了後、選考委員が出店者を決定し、令和6年(2024年)4月から営業を開始する予定です。

【選考会概要】
日時   :令和5年(2023年)12月13日(水)16:10~20:10
      一次審査(試食審査)
場所   :近畿大学東大阪キャンパス
      ブロッサムカフェ 近大をすすらんか。店舗
      (大阪府東大阪市小若江3-4-1、
       近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
実施方法 :非公開
プログラム:16:10~16:15 選考委員紹介
      16:15~17:15 試食審査

二次審査(プレゼンテーション審査)
場所   :KINCUBA Basecamp
      (大阪府東大阪市小若江3-6-9、
       近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
実施方法 :学生、教職員に公開(申込不要)
プログラム:18:00~18:10 選考委員長挨拶・選考委員紹介
      18:10~19:15 プレゼンテーション審査
      19:15~19:30 選考
      19:30~19:35 選考結果発表
      19:35~20:10 選考委員講評・選考委員長総括
選考委員長:近畿大学経営戦略本部長 世耕石弘
選考委員 :近畿大学経営戦略本部 企画室長 上原真一
      近畿大学経営戦略本部 起業・関連会社支援室長 松本牧子
      よりかけ株式会社 代表取締役社長 川田宏行氏
      KINDAI Ramen Venture アドバイザー 大西益央氏
      (Tsurumen Davis 店主)
      「近大をすすらんか。」初代経営者 西奈槻
      (株式会社やるか、やらんか。 代表取締役、
       近畿大学大学院実学社会起業イノベーション学位プログラム
       修士課程 1年)
      「近大をすすらんか。」2代目経営者 村上黎一郎
      (近畿大学総合社会学部4年生)

【「KINDAI Ramen Venture 近大をすすらんか。」プロジェクト】
店舗のジャンルは学生の人気メニューであるラーメンに限定。プロジェクト応募の条件は本学の学生であることで、採択された場合は、食品衛生責任者、営業許可の取得、個人事業主の届出など、開店に必要な準備を学生自身で行います。
大学は、店舗の初期設備および今後プロジェクトとして継続的に使用する備品の用意、ガス、水道料等を負担し、学生は、電気代、共益費、運営に必要な調理器具類、消耗品費、原材料費、人件費等を自己負担します。出店期間は原則1年間とし、四半期ごとに決算報告を実施。2期連続で赤字経営となった場合は原則撤退としています。
出店者となる学生は1年ごとに毎年学内公募し、事業計画のプレゼテーション審査や、ラーメンの試食審査により決定します。
<アドバイザー>
アメリカ・ボストンで大行列ができるラーメン店「Tsurumen Davis」を経営する本学卒業生、大西益央氏がアドバイザーに就任し、本プロジェクトに挑戦する学生のサポートを担当しています。

【プロフィール】
大西益央(おおにしますお)氏
大阪市生まれ。平成12年(2000年)、近畿大学商経学部(現 経営学部)経営学科卒。
平成19年(2007年)に大阪市鶴見区でラーメン店「鶴麺」をオープンし、平成22年(2010年)2号店「らぁ麺Cliff(現「Tsurumen」)」をオープン。2店舗を大阪屈指の人気店に育てた後、平成30年(2018年)4月に米・ボストンで「Tsurumen Davis」を開店。最低気温マイナス10℃以下にもなる極寒の土地で、1時間待ちの行列を作る超人気店となる。「いまボストンで最も熱いレストラン」第1位を3カ月連続獲得。1日の営業時間は2時間限定、オープンから1000日限定の営業など、飲食店らしからぬ独自の"仕事幸福論"でも注目を集める。「Boston Magazine」誌の「Best of Boston 2019」受賞。

【「近大をすすらんか。」営業実績】
■初代
売上:令和3年(2021年)10月~令和5年(2023年)3月 19,628,600円
杯数:令和3年(2021年)10月~令和5年(2023年)3月 31,622杯

■2代目
売上:令和5年(2023年)4月~令和5年(2023年)10月 13,023,550円
杯数:令和5年(2023年)4月~令和5年(2023年)10月 24,209杯
※ 令和6年(2024年)3月末まで出店予定

【関連リンク】
近畿大学
https://www.kindai.ac.jp/


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