楠木建氏絶賛!『社長、会社を誰に、どう継がせますか?』発売。継がせる相手の選択肢から法律、財務、税務についてまで詳しくわかる事業継承の新しい教科書

株式会社かんき出版(本社:千代田区 代表取締役社長:齊藤龍男)は、『社長、会社を誰に、どう継がせますか?~事業承継の新しい教科書~』(門澤 慎/著 佐奈徹也/著)https://kanki-pub.co.jp/pub/book/details/9784761275365 を2021年3月3日より全国の書店・オンライン書店等(一部除く)で発売いたします。

◆自分の会社を誰にどう譲るか、考えていますか?

中小企業の社長の多くが直面する“後継者”問題。
きっかけは人それぞれ。知り合いの社長が突然亡くなって、その後、会社の承継問題が大変だと聞いたとか、たまたま息子に、会社を継ぐ気はあるかと冗談まじりに聞いてみたら、「そんな気はない!」と即答されてしまったとか。あるいは、ご自身の健康診断の結果が思わしくなく「いつまでも現役というわけにはいかない」と思ったのかもしれません。
きっかけはどうあれ、「思い立ったが吉日」です。とくに事業承継問題については、社長が思っている以上に時間もかかりますし、体力勝負の側面もあります。思い立った今が、取り組み時だといえます。

事業を承継するためには、まず「誰に承継するか」を決め、さらに「会社の何を承継させるのか」を決め、そして、具体的に手続きを進めていくことになるのですが、それなりに時間がかかります。

「誰に」「何を」が決定してからでも、半年や1年、場合によってはそれ以上の時間が必要になります。もっといえば、「誰に」を決める段階で大きな壁にぶつかることもあり、そうなるとさらに時間が必要です。
とくに、「誰に継がせるか」は、承継問題の大きな課題となります。昔は、社長の子どもが継ぐというのが一般的でした。継がせる子どもがいない社長は、「会社をたたむしかない」と考えてしまうことも少なくありませんでした。

しかし、現代では継がせる相手の選択肢が広がっています。詳しくは本編に譲りますが、継がせる子どもがいないからといって、「廃業」を選ぶ時代ではありません。

事業承継を考え始めたら、すぐにでも準備に着手することをお勧めします。
しかし「わかってはいるけど、何をどうすればいいのかわからない」という社長が大勢いらっしゃいます。
そこで本書では、何からどう考えたらいいのか、いったいどこから手をつけていけばいいかわからないという社長に向けて、社長の気持ち、素朴な疑問に寄り添って、専門用語を極力使わず、わかりやすく丁寧に解説しました。

◆さまざまな専門家への相談の仕方も解説
著者は、中小企業におけるM&Aの専門家であり公認会計士である門澤 慎氏と、親族内事業承継を中心に年間100案件以上手がけている佐奈徹也氏。

「事業承継っていったい何をすればいいのか?」という基本的なところから、法律、財務、税務など、どんなシーンで、どういった専門家に相談するのがよいのか、また相談する際の注意点にはどんなことがあるのか、といったことについても解説します。
社長にしてみれば、事業や会社を誰かに継がせるということは、一生に一度あるかないか、人生において一大仕事です。経験値もないし、何が正解かを見極めることはとても難しいこと。場合によっては、相談した専門家のサポート内容が、社長の希望に適っているのかどうかということさえもわからないということもあり得ます。

本書は事業承継の専門書ではありません。ですから細かな説明まではしていませんが、専門家がやってくれるサポートの内容や、会社の価値算定の方法が妥当かどうかを見極めるポイントなどについてはしっかりと網羅しています。
「心血注いで育ててきた会社を、どう譲ればいいかわからない……」と考えあぐねている社長、本書をそばに置いて、ご自分の考えを整理することから始めてみてください。やるべきこと、決めなければならないことが、具体的になるはずです。さぁ、後継者へのバトンタッチに向けて、動き出しましょう。

【目次】
プロローグ◎事業承継を考えはじめた社長からの14の質問
どの社長も同じようなことで悩んでいらっしゃいます
第1章 辞め時を逸しないために、まずはこのことを知っておいてください
社長、あなたにとって幸せな辞め方とは?/承継には思っている以上に時間がかかる/まずは顧問税理士・会計士に相談してみる/「誰に」継がせるか?
第2章◎社長、「株主対策」は大丈夫ですか?
株式は分散していませんか?/株式集約の5つの方法/ふだんから株主対策やっていますか?
第3章◎「彼・彼女なら」と思う社長候補はいますか?
子どもか社員か外から連れてくるか?/その人材で社員はついてくるか?
第4章◎親族内事業承継~子どもに継がせる際の注意点
「経営理念と使命感」を引き継ぐ/「株式」を引き継ぐ/事業承継のマイルストーンを共有する
第5章◎社員に継がせる
株式も経営も社員に承継する/経営権は役員・社員が承継、株式は現社長の親族が承継/個人保証ははずせる
第6章◎外部から経営人材を招へいする
外部人材に経営を委任する/創業家や社員たちと招へいした経営者の信頼関係をどう築くか
第7章◎M&Aで社員や取引先を守る
売却プロジェクトを前にすると、社長が迷うのも当然/M&A(会社売却)には3つのパターンがある/会社売却のスケジュールと進め方
第8章◎廃業という選択肢もある
廃業を決める前に/廃業までの流れを知る/廃業時に注意すべきポイント

【著者プロフィール】
門澤 慎(もんざわしん)
株式会社プルータス・マネジメントアドバイザリー代表取締役社長。慶應義塾大学経済学部卒業。公認会計士。マツダ株式会社、監査法人A&Aパートナーズで財務・経理業務及び法定監査業務、M&Aブティック会社、有限責任監査法人トーマツ、株式会社プルータス・コンサルティングにて、M&Aアドバイザリー業務、株式価値算定業務、財務デューデリジェンス業務、資本政策アドバイス業務に従事した後、2017年1月にM&Aアドバイザリー業務に特化したサービスを展開する株式会社プルータス・マネジメントアドバイザリーを立ち上げ、代表取締役社長に就任。ソフトバンクや京都大学経営管理大学院等の複数の企業や団体で講師を務める。東証一部上場会社の社外役員等も兼務。著書に『企業価値評価の実務Q&A』(第3版共著、中央経済社刊)がある。

佐奈 徹也(さなてつや)
株式会社古田土経営 執行役員。一般社団法人事業承継ドクター協会代表理事。日本大学大学院法学研究科修了。
2004年に現税理士法人古田土会計の前身である古田土公認会計士・税理士事務所に入所、2500社を超える中小企業顧問先に対して、財務コンサルティング業務に従事。2016年に事業承継部門を立ち上げ、経営計画策定及び株式承継対策のコンサルティングを実施、2019年には昨今の親族外事業承継のニーズに応えるためにM&A部門を立ち上げ、年間100件以上の事業承継案件に関与している。
2020年、一般社団法人事業承継ドクター協会を発足、約500人の税理士・会計士が参加する事業承継研究会の統括・運営を務める。

【書誌情報】
書名:『社長、会社を誰に、どう継がせますか?~事業承継の新しい教科書~』
定価:1,600円+税
判型:46判
体裁:並製
頁数:256頁
ISBN:978-4-7612-7536-5
発行日:2021年3月3日

【書籍のご購入はこちら】
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