\コメダ珈琲店のサステナビリティ活動をご紹介/ 【ニュースレター】くつろぎの持続化投票で実現した コーヒー産地の女性を応援するプロジェクト全行程完了!
~コーヒー農園を管理・保有するブラジルの女性の社会進出をサポート~
全国にフルサービス型の喫茶店を展開する株式会社コメダ[本社:愛知県、代表取締役社長:甘利 祐一、グループ店舗数:974店舗(2022年10月末時点)]は、昨年実施した『くつろぎの持続化投票』でお客様からの共感を一番多く集めた「女性の活躍」応援プロジェクトの全行程が完了しセレモニーを実施いたしました。
『くつろぎの持続化投票』とは、昨年の9月26日(くつろぎの日)から実施していた、「おいしいコーヒーをいつまでも」をテーマとした投票企画です。コーヒー生産地にまつわる課題を解決するための3つのプロジェクトの中から、お客様の共感を一番多く集めたものを実行するというもの。その投票で一番多く票を集めたのが、コーヒー農園で働く「女性の活躍」応援プロジェクトです。
4月から半年間、コーヒー農園を保有または、管理している女性11名に様々なプログラムを体験いただきました。
プログラムの終盤には、農学者がそれぞれの農園を訪問し、土壌管理についての指導を実施。有機栽培を好む土地は、分析結果に基づき牛や鶏の糞を使った有機肥料の使用を強化し、一部を他肥料で補完することや、葉の病害対策や線虫、土壌病害対策それぞれに応じた農薬の適用などが提案されました。 また、ミナスジェライス州南部のいくつかの地域では、土壌が酸性になる傾向があるため、肥料や農薬に加えて石灰の散布についてのアドバイスを受けるなど、参加した女性農園主は各々の農園にあった専門的な対策について知る機会となりました。
9月に執り行われた終了セレモニーでは、世界最大の食料・農産物事業会社オラムのスペシャルティコーヒー品質管理チームの焙煎士がコーヒーの抽出方法をレクチャーする場面がありました。
参加者は、香りや味を確認したり、焙煎士に質問をしながら交流を深めている様子でした。
セレモニーの最後には、参加者それぞれに、糖度計やタイマー付き計量器、コーヒーの味を確認するためのスプーンなどのキットと認定証を贈呈いたしました。
参加者のNilvaさんは今回のプロジェクトに対し「とても良い経験ができました。このプロジェクトでたくさんのことを学び、とても実りがあり、とても良かったです!前まで、販売時には損をしていたし、収穫したコーヒーの品質やその管理について知らなかったのでとても勉強になりました!今年は収穫が最も多かった年で、お世話になった皆様に感謝しております。」と語ってくれました。
くつろぎの持続化投票で選ばれた「女性の応援」プロジェクトは今回のセレモニーをもって終了となります。改めて、投票にご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
今後もコメダでは、くつろぎを持続化させるための取り組みを続けて参ります。