千葉科学大学4年・栗田さん 授業で習った心肺蘇生で男性救助/功績をたたえ、東京消防庁から表彰/運転士や看護師と交代で頑張る
千葉科学大学(千葉県銚子市潮見町)危機管理学部4年・栗田昴稀(こうき)さんが、電車内で倒れた40代の男性を心肺蘇生で救い、2019年9月26日、東京消防庁から表彰されました。
栗田さんは8月20日昼過ぎ、就職活動のため東京メトロ有楽町線の永田町駅に降りた際、電車内で心臓マッサージをする運転士に気づき、「代わります」と申し出。救急隊員が到着するまで約10分間、現場にいた看護師の女性らとともに、息のない男性の胸を交代で押し続けました。その後、搬送された男性は一命を取り留めました。
表彰式は、大学マリーナキャンパスの防災シミュレーションセンタ-で行われ、藤木正治・東京消防庁麹町消防署長が「心肺蘇生で助かるのはごく一握りで、初動がまずいと脈は回復しない。本当に感謝している」とたたえました。
栗田さんは群馬県みどり市出身。心肺蘇生は授業で習い、消防士を目指して防災士の資格を取り、本学ボランティアサークル「学生消防隊」で活動するなど、心得がありました。「心臓マッサージは2分続けるときつくなる。手伝うのに迷いはありませんでした」と当時の心境を語り、今回の表彰に「役に立ててうれしい。これからも人命救助に貢献したい」と話しました。
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2004年4月設立。危機管理の素養を持ち、より幅広い分野で社会貢献できるスペシャリストの養成を目指す大学。建学理念は「ひとりひとりの若人が持つ能力を 最大限に引き出し 技術者として 社会人として 社会に貢献できる人材を養成する」です。
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