【名城大学】学生団体「やながせこどものがっこう」が岐阜・柳ケ瀬商店街で子ども向けプログラムを開催

今回で3回目 岐阜市のイベント「柳ケ瀬日常ニナーレ」のプログラムとして企画

塗り絵を楽しむ子どもたち

都市情報学部の学生たちでつくる団体「やながせこどものがっこう」が11月24日、岐阜市の柳ケ瀬商店街一帯で、まち歩きとゲームやクイズなどを組み合わせた子ども向けプログラム「~怪盗Xからの挑戦状~まちづくり大学生と巡るまち歩き」を開催しました。商店街を舞台にクイズやお宝探し、塗り絵などの多彩なミッションを用意し、参加した子どもたちとその親を楽しませました。

3~6歳の4人が参加 多彩なミッションやクイズ、ゲームで楽しむ

このプログラムは、柳ケ瀬商店街を盛り上げようと岐阜市が10月から2カ月間にわたって開催しているイベント「柳ケ瀬日常ニナーレ」の66あるプログラムの1つです。「やながせこどものがっこう」は都市情報学部の田口純子准教授のゼミ生を中心に結成して2022年から「柳ケ瀬日常ニナーレ」に参画しており、3回目となる今回は課外での多様な学びの集団活動を支援する「Enjoy Learningプロジェクト」の採用団体となり、ゼミの枠を超えて都市情報学部の学生20人が集まり、企画・運営に携わりました。

大きなカボチャを発見
天狗も登場

この日は3歳から6歳までの子どもたち4人とその親が参加。「突如現れた怪盗Xによって大切な柳ケ瀬商店街の模型が壊され、盗まれた模型の材料を取り返すため、学生と一緒に商店街を巡り、怪盗Xが召喚した妖怪たちを倒して材料を見つけ、僕たちだけの商店街を創造しよう」との「使命」を果たすため、子どもたちは4つのミッションが示された怪盗Xからの挑戦状を手に、集合場所のロイヤル劇場ビルを出発しました。

商店街のあちらこちらに学生たちが扮したキツネの妖怪や大きなカボチャ、天狗、キョンシー、サンタクロースなどが待ち受けるなか、子どもたちは「ヒントを集めて宝箱を見つけよう」「てんぐといっしょになぞときをしよう」などのミッションを次々とクリアし、さらに塗り絵やカードを並べて答えるクイズなどにも挑戦。子ども1人に学生2人が付き添い、「向こうかな?」「こっちだよ」などと行き先を教えたり、道行く人にぶつからないよう優しく見守ったりしました。

尾口代表「想像以上に楽しんでくれました。思い出になったと思います」

カードを並べて答えるクイズに挑戦

約1時間半後にロイヤル劇場ビルに戻った参加者は続いて、ペンや色鉛筆、シールを使って家の模型に色を塗って「こんな店があったらいいな」と考えたパン屋さんや車屋さん、宝石店や水族館などを次々と作り、怪盗Xに壊された商店街の模型を見事に完成させました。終了後、子どもたちは「サンタさんを追いかけるのが楽しかった」「お菓子をもらってうれしかった」と疲れも見せずに話していました。

「やながせこどものがっこう」の尾口大介代表(4年)は「私たちの想像以上に楽しんでくれたようで、子どもたちの思い出になったと思います」と満足そうに話し、井上雄貴さん(3年)も「子どもたちに積極的に話しかけましたが、『楽しい、楽しい』と笑顔をたくさん見せてくれました」とこちらも笑顔で振り返り、牧野りよなさんは「準備などで商店街の方々とのつながりもできたので、これからも続けていきたい」と意欲を見せていました。

柳ケ瀬商店街を巡る子どもと学生たち
お菓子をプレゼントするサンタクロース
「あったらいいな」のお店を描く
商店街の模型を復活!
参加者と学生全員で記念撮影
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