附属農場産「近大柑橘」「近大マンゴー」使用のスイーツを地元・和歌山で人気のカフェ「toco*towa DELI」などで販売
近畿大学附属湯浅農場（和歌山県有田郡湯浅町）は、障がい福祉サービス事業を展開する特定非営利活動法人ジョイ・コム（和歌山県和歌山市）運営のチョコレート専門店「tocotowa」とカフェ「tocotowa DELI」に、研究成果である「近大柑橘」と「近大マンゴー」を提供します。令和3年（2021年）8月2日（月）からブラッドオレンジと黄金柑(おうごんかん)を使用したチョコレート菓子が、8月4日（水）からは「近大マンゴー」を使用したスイーツプレートが販売されます。
【本件のポイント】
●附属農場で育てた近大柑橘と近大マンゴーを使用したスイーツを地元の人気カフェで販売
●附属農場の研究成果を、一般の方に味わっていただける商品として提供
●農学部生約60人が近大柑橘と近大マンゴーの栽培に携わり、実学教育を実践
【本件の内容】
近畿大学附属湯浅農場では、一年を通して農学部生約60人と技術員が多種にわたる柑橘とマンゴーを丹精込めて育てています。その「近大柑橘」と「近大マンゴー」を使用したスイーツが販売されます。
「『近大柑橘』toco*towa chocolat collection」は、3種のオランジェ、ボンボンショコラ、クッキーサンドを詰め合わせた特別なコレクションです。使用されている近大柑橘は、果皮と果肉にアントシアニン色素を含む真っ赤なブラッドオレンジのモロという品種で、爽やかな酸味と甘味、濃厚なコクが特徴です。もう一つの黄金柑は、「黄蜜柑（きみかん）」とも呼ばれ、果皮の色が黄色であることが特徴で、甘みが強く、適度な酸味とわずかな苦みで風味が良い柑橘です。
「近大マンゴーづくしのアフタヌーンティー」は、「近大マンゴー」まるごと1個を贅沢に使用したスイーツプレートです。近大マンゴーの果肉とココナッツクランチを入れた、ふわっとした軽い食感のアイスクリームケーキ「マンゴーのセミフレッド」。米粉と米油を使用したグルテンフリーのシフォンケーキに、生クリームと近大マンゴーの果肉をサンドした「米粉のシフォンケーキ」。トロピカルソースにチーズクリームとハイビスカスティーのゼリーを組み合わせた「ヴェリーヌ」。この3種類のスイーツと、近大マンゴーをそのまま味わっていただける1/2カットを1つのプレートにしました。
【販売概要】
商品名 ：「近大柑橘」tocotowa chocolat collection
販売開始：令和3年(2021年）8月2日（月）
販売価格：1,300円（税込）
※ 2店舗合わせて1日限定5食
販売店舗：tocotowa
（和歌山県和歌山市塩屋4-6-57）
toco*towa DELI
（和歌山県和歌山市中島528）
商品名 ：「近大マンゴーづくしのアフタヌーンティー」
販売開始：令和3年(2021年）8月4日（水）
販売価格：2,500円（税込）コーヒーor紅茶付
※ 1日限定3食、14：00から提供
販売店舗：toco*towa DELI
（和歌山県和歌山市中島528）
お問合せ：特定非営利活動法人ジョイ・コム
担当：平岡 麻里子
TEL（073）488-2101
【「tocotowa」「tocotowa DELI」】
チョコレート専門店「tocotowa」は、障がいをもつ方の職種の幅を広げる目的で平成27年（2015年）に和歌山市塩屋にオープンしました。「つくるなら本物を」と、プロのショコラティエ監修のもとで地元和歌山の特産品を使用したチョコレートを開発しました。なるべく機械は使わず、ひとつひとつていねいに手作りしたチョコレートを提供しています。令和元年（2019年）には野菜を中心にしたランチやグルテンフリーのスイーツを提供するカフェ「tocotowa DELI」もオープンし、厳選素材のみを使用し、安心・安全な美味しさを届けています。
【特定非営利活動法人ジョイ・コム】
障がい福祉サービス事業として、電機メーカー製造ラインで使用されるハーネス加工や部品の小分け作業、老人ホームでの清掃作業・ベッドメイキング、カフェでの調理・製菓・接客などの活動を実施。一人ひとりに適した作業を行えるよう環境を整え、一般就労に必要な知識と能力を高めることを目的としています。
所在地 ：和歌山県和歌山市中島528
代表者 ：理事長 岡田 亜紀
事業内容：ハーネス加工、施設外就労、製菓・調理
設 立：平成24年（2012年）
URL ：https://joycom.or.jp/
【関連リンク】
近畿大学附属農場
https://www.kindai.ac.jp/farm/
