ペットボトルレス・キャンパスの実現に向けて マイボトルへのドリンク提供サービスの事業検証を実施

2024-11-15 14:30
マイボトルへのドリンク提供サービスの様子

近畿大学経営学部(大阪府東大阪市)経営学科教授 古殿幸雄ゼミは、同教授が代表を務めるベンチャー企業、株式会社古殿研究所(京都府相楽郡精華町)と連携し、令和6年(2024年)11月18日(月)から令和7年(2025年)2月4日(火)までの期間、近畿大学東大阪キャンパスにおいて、マイボトルへドリンクを提供するサービスの事業検証を実施します。

【本件のポイント】
●ペットボトルレス・キャンパスの実現に向け、マイボトルへのドリンク提供サービスの事業検証を開始
●食堂にドリンクサーバーを設置し、1回80円でマイボトルにドリンクを提供
●検証終了後に利用状況を分析し、ペットボトルの削減量やマイボトルの普及状況を調査

【本件の内容】
近畿大学経営学部の古殿ゼミでは、ペットボトルレス・キャンパスの実現に向け、令和3年(2021年)12月にキャンパス内にドリンクサーバーを設置し、マイボトル持参者に無料でドリンクを提供する実証実験を行いました。利用者183人に合計1647回のドリンク提供を行い、事業化に向けた手応えを得たことから、令和4年(2023年)6月には古殿ゼミで法人格を取得して事業開始の準備を進めてきました。今回の事業検証では、ドリンクを有料で提供した場合の需要や、マイボトルの普及状況などを調査します。食堂に設置するドリンクサーバーで7種類の飲料を販売し、事業検証の参加者先着100人には350mlのドリンクボトルを無料配布します。
PETボトルリサイクル推進協議会によれば、令和2年度(2022年度)の清涼飲料用PETボトルの出荷本数は241億本※ で、日本の人口比で考えれば、1人当たり年間193本を消費していることになります。近畿大学東大阪キャンパスには、約2万7,000人の学生と教職員がおり、キャンパス内で消費されるペットボトルは1年間で約521万本と試算されます。ペットボトルレス・キャンパスが実現すれば、海洋プラスチックごみの削減や脱炭素、持続可能な社会の実現など、さまざまな面で効果が期待できます。
事業検証終了後には、ドリンクの1日の利用量などのデータを分析し、キャンパス内で削減されたペットボトル量を公表する予定です。
※出典:PETボトルリサイクル推進協議会ホームページ
    URL:https://www.petbottle-rec.gr.jp/data/weight_saving.html

【実施概要】
期間  :令和6年(2024年)11月18日(月)~令和7年(2025年)2月4日(火)
     (土日祝・大学休講日は休業)
営業時間:11:00~16:00
販売場所:近畿大学東大阪キャンパス 7号館 THE CHARGING PIT & DINER(食堂)
     (大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
     (提供内容)
     ペプシコーラ、C.Cレモン、なっちゃんオレンジ、なっちゃんアップル、
     レモネード、リプトン紅茶(無糖)、ウーロン茶のうち1種類300ml
料金  :1回80円(税込)、回数券(20回)1,500円(税込)
支払方法:キャッシュレス決済(クレジットカード、PayPay)または現金
対象  :近畿大学生および教職員

【株式会社古殿研究所】
近畿大学経営学部教授 古殿幸雄が代表取締役となり、「株式会社古殿研究所」として会社を設立して、近畿大学発ベンチャー企業に認定されています。
商号    :株式会社古殿研究所
所在地   :京都府相楽郡精華町精華台2-17-7
代表者   :代表取締役 古殿幸雄
事業内容  :持続可能な社会の確立に向けた商品やサービスの調査・企画・研究開発・販売
設立    :令和4年(2022年)6月10日
資本金   :345万円
ホームページ:https://kodonolabo-inc.com/
Instagram  :https://www.instagram.com/kodokodo_official

【関連リンク】
経営学部 経営学科 教授 古殿幸雄(コドノユキオ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/1363-kodono-yukio.html

経営学部
https://www.kindai.ac.jp/business/

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