近畿大学病院が大阪狭山市ふるさと応援寄附金返礼品を提供 「PET/CT もの忘れ脳ドック」等が受診できるチケットを追加

専門の放射線科医師が問診する様子(イメージ)
専門の放射線科医師が問診する様子(イメージ)

近畿大学病院(大阪府大阪狭山市、病院長:東田 有智)は、大阪狭山市(市長:古川 照人)のふるさと応援寄附金制度の返礼品として、認知症の早期発見を目的とした「PET/CTもの忘れ脳ドックコース」と、がんのリスクを多角的に検査する「PET/CTがん検診プレミアムコース」を受診できるチケットを令和3年(2021年)11月1日(月)から提供します。なお、令和2年(2020年)8月から提供してきた「PET/CTがん検診コース」が受診できるチケットも、引き続き返礼品として提供します。この取り組みによって、さらなる予防医療の啓発、検診の普及をめざします。

【本件のポイント】
●大阪狭山市ふるさと応援寄附金制度の返礼品に、近畿大学病院の「PET/CTもの忘れ脳ドックコース」と、「PET/CTがん検診プレミアムコース」を新たに追加
●がん検診の充実と、認知症検査の推進により、さらなる予防医療の啓発、検診の普及へ
●近畿大学と大阪狭山市が、地域の活性化・健康促進を目指し締結した包括連携協定の一環として実施

【本件の内容】
近畿大学は、大阪狭山市ふるさと応援寄附金制度の返礼品として、令和2年(2020年)8月から近畿大学病院で「PET/CTがん検診コース」が受診できるチケットを提供しており、これまでに50件以上の申し込みがあり、大変好評を得ています。これをうけて、今回新たに「PET/CTもの忘れ脳ドックコース」と「PET/CTがん検診プレミアムコース」を追加することになりました。
「PET/CTもの忘れ脳ドックコース」は、脳MRI検査、血液検査、神経心理検査などを用いた通常の脳ドックだけでなく、脳の糖代謝パターンを解析できるPET/CT検査を実施します。これらの検査によって、加齢にともなう通常のもの忘れか、治療や対処が必要な血管障害または認知症かを総合的に判断できます。
「PET/CTがん検診プレミアムコース」は、痛みなく一度に全身のがんを調べることができるPET/CT検査に、腫瘍マーカーを含む血液検査と、心電図・腹部エコー・心臓エコー・脳MRI・尿検査・便潜血検査をセットにしたもので、正確にがんの病変部位を特定できるため、より精度の高い診断が可能となります。
※ PET/CT検査は、代謝の状態を調べるPET(Positron Emission Tomography:陽電子放出断層撮影)と、CT(Computed Tomography:コンピューター断層撮影)の特徴を融合させた手法で、がんの検査においては、精度高くがん細胞の位置や活動状態などを特定することができます。

【実施概要】
提供開始:令和3年(2021年)11月1日(月)
内  容:
大阪狭山市ふるさと応援寄附金制度を用いて以下の寄附をしていただいた方に、近畿大学病院で利用できる検診コースのチケットを送付します。
<37万円の寄附>「PET/CTもの忘れ脳ドックコース」
脳PET/CT検査、神経心理検査、血液検査生化学検査、脳MRI検査を実施
<40万円の寄附>「PET/CTがん検診プレミアムコース」
PET/CT検査、腫瘍マーカーを含む血液検査、心電図、腹部エコー、心臓エコー、脳MRI、尿検査、便潜血検査を実施
有効期限:発行日より1年間
     ※ 検査終了の約2週間後に結果報告書を郵送
対  象:ふるさと納税制度の趣旨を踏まえ、大阪狭山市外にお住まいの方に限定
申込方法:大阪狭山市ホームページより
http://www.city.osakasayama.osaka.jp/sosiki/seisakusuisinbu/kikakugurupu/hurusatoouenkifukin/1410335605241.html
お問合せ:大阪狭山市役所 政策推進部 企画グループ
     TEL(072)366-0011(内線220)
     E-mail:kikaku@city.osakasayama.osaka.jp

【大阪狭山市ふるさと応援寄附金(ふるさと納税)制度】
大阪狭山市では、平成20年(2008年)4月から「ふるさと納税制度」を開始し、平成29年(2017年)7月には、「大阪狭山市ふるさと応援寄附金」として制度をリニューアルしました。コンビニ決済など納付方法の拡大をはじめ、市の特産品を生かした産業振興や地域振興とあわせ、市の魅力情報を広く発信していくため、市の自慢の商品やサービスを返礼品として活用し、ご寄附いただいた方に感謝の意を表しお送りしています。

【近畿大学と大阪狭山市による包括連携協定】
近畿大学と大阪狭山市は、以前から救急医療対策事業や地域保健事業を実施しており、「"オール近大"新型コロナウイルス感染症対策支援プロジェクト」の一環として、大阪狭山市民300人を対象とした新型コロナウイルス抗体保有状況調査を無償で行うなど、市民の健康を意識した協働を進めています。令和3年(2021年)6月には包括連携協定を締結しました。今後、令和7年(2025年)に予定されている近畿大学病院・医学部の移転後も拡大・深化するために、さらなる連携強化を図ります。

【関連リンク】
近畿大学病院
https://www.med.kindai.ac.jp/


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