近畿大学経営学部生と「みせるばやお」が通販サイトを共同制作 学生が撮影した写真や動画を用い、学生目線で商品の魅力を伝える
近畿大学経営学部（大阪府東大阪市）経営学科教授 布施匡章ゼミと、同准教授 田口由美子ゼミは、八尾市内の中小企業の技術力や製品力を"魅せる場"として、ものづくり体験のワークショップなどを開催する団体「みせるばやお」と共同で、ネット通販サイトを制作しました。令和6年（2024年）1月25日（木）にオープンします。
【本件のポイント】
●近畿大学生と「みせるばやお」が共同で、八尾市内の中小企業が手掛けた商品を販売する通販サイトを制作
●学生ならではの視点で商品の魅力を訴求することを意識し、計16商品の紹介ページを制作
●商品の具体的な活用方法が伝わるよう、学生が工夫して撮影した写真や動画を使用
【本件の内容】
近畿大学経営学部の布施ゼミ・田口ゼミに所属する学生11人は、「みせるばやお」と共同で、令和5年（2023年）6月から、商品通販サイトを新規制作するプロジェクトを行っています。「みせるばやお」はこれまで、八尾市内の中小企業を盛り上げることを目的に、モノづくりワークショップなどの地域交流を中心に活動してきましたが、各社の商品の魅力を十分に伝えられていないことが課題でした。そこで本プロジェクトでは、通販サイトを通じて、学生ならではの視点で八尾発の商品の面白さや魅力を伝えることをめざしています。
通販サイトでは、「みせるばやお」の会員企業である八尾市内の中小企業が手掛けた商品を販売します。サイトの制作にあたり、まず通販サイトに掲載する対象商品の中から学生目線で気になったものを16個選び、1人あたり1～2商品ずつ商品ページの制作を担当しました。企業からサンプルとして提供いただいた商品を実際に使用し、使い方や特徴、商品の魅力を理解したうえで、どのような紹介の仕方が効果的かを考えました。同じ商品を扱う他の通販サイトと差別化を図るため、単に商品の機能説明に留めるだけでなく、具体的な使い方がより伝わるよう写真や動画を自分たちで工夫して撮影したほか、学生目線ならではの商品の新しい活用方法を考案して紹介しています。なお、サイトの構築には、情報学部情報学科准教授 森山真光ゼミの学生が協力しました。
通販サイトは、令和6年（2024年）1月25日（木）に公開し、学生が手掛けた16商品を含む計400商品以上を掲載しました。
【通販サイト概要】
サイト名称：「おみせるば」
公開日 ：令和6年（2024年）1月25日（木）
サイトURL：https://shop.miseruba-yao.jp/
お問合せ ：「みせるばやお」通販サイト お問合せフォーム
https://shop.miseruba-yao.jp/contact
【参加学生のコメント】
経営学部経営学科3年 加藤巳希生（かとうみきお）さん
ノズルの先端が回転することで、容器内のソープ類が無駄なく使えるディスペンサーボトルの商品ページの制作を担当しました。機能面だけでなく商品の細かな魅力を伝えるため、蓋を取り外せるという詰め替えの手軽さに焦点を当て、動画を用いてわかりやすく商品を紹介しました。
経営学部経営学科3年 中嶋亮介（なかじまりょうすけ）さん
明るい時に光を蓄え、暗くなると光る「GLOPLAY」というステッカーの商品ページの制作を担当しました。本商品は、クリスマスや誕生日会での装飾がメイン用途ですが、暗い場所で光るという応用のしやすさに着目し、アーティストのコンサート会場で使ううちわに張りつけて目立たせる等、新しい活用法を考案しました。商品の新しい魅力を引き出せるように工夫したので、ぜひサイトを訪れてみてください。
【みせるばやお】
企業同士の共創を促進することで新たなイノベーションを起こすことを目的に、中小企業・大手企業・大学・金融機関・行政が連携して運営する共同事業体。平成30年（2018年）5月に発足し、同年8月に、企業の持つ経営資源や強みを生かして自社の技術力や製品力を「魅せる場」として、近鉄八尾駅前のLINOAS（リノアス）8階に活動拠点をオープンした。
https://miseruba-yao.jp/
【関連リンク】
経営学部 経営学科 教授 布施匡章（フセマサアキ）
https://www.kindai.ac.jp/meikan/124-fuse-masaaki.html
経営学部 経営学科 准教授 田口由美子（タグチユミコ）
https://www.kindai.ac.jp/meikan/2319-taguchi-yumiko.html
