アルスタ司法書士事務所が語る借金の消滅時効の注意点など最新事情インタビュー！

当事務所の“アルスタ”の語源は、造語ですが、Allcomers（希望者すべてが利用できる）Legal station（法律の駅のような存在）を略したものであり、誰でも気軽に相談・依頼が出来る事務所を目指して開業したといういきさつがあります。

求められている知識や手続きについては、これまで蓄積したノウハウがあるのでご安心いただけると思いますし、依頼をする上で障害となる費用面や、信頼面については、当事務所の理念にも係ることですので、より柔軟に且つ丁寧に対応することを徹底しています。

法律上は、時間の経過とともに、いずれ時効の要件を満たすことになりますが、実務上は、時効の要件を満たした上で、時効により利益を得る者からの主張が必要となります。

つまり、過去の話だからといって勝手に解決するものではありません。解決は常に自分の手で行う必要があることを覚えておいてください。

最近に限らず、普遍的なお話にはなりますが、債権者から請求を受ける以外は、古い借入について未払いが続き、また、債権者からの請求も様々な理由から届かなくなり、当人の記憶からも薄れてしまっていたところ、新たな借入やローンの申し込み、携帯端末の分割購入などを行おうとした時に、取得した信用情報から古い債務の存在が明らかになるケースがほとんどだと言えます。

この流れで解決方法についてお問合せいただくことが多く、そしてその中には、既に消滅時効の要件を満たしていることも少なくありません。

あくまで消滅時効の援用は、借金の解決策の一つでしかありません。

全てが時効の要件を満たしているわけではありませんので、その場合は、依頼者の状況やニーズに合わせた、解決方法を可能な限り網羅して提案の上、一緒に検討・決定し、解決に向けて最適な手続きを進めていきます。

消滅時効の解決件数だけをカウントしているわけではありませんので、解決件数は正直分かりません。

但し、開業以来、10年に渡って消滅時効援用の手続きに注力してきましたので、時効の専門家としての自負があります。

参考程度の数字にはなりますが、当事務所での債務整理全般の相談はこの10年間で3万件弱に及びます。

相談は無料です。依頼を受ける際には、どのタイミングでどういった費用が発生するのか、前もって明らかにさせていただいています。

ケースバイケースではありますが、請求額・債権者・内容などに応じて、1件当たり3～5万円（税別）を報酬の基準とさせていただいています。

もちろん、分割払いもお受けしていますし、また、着手金・成功報酬なども原則頂戴していません。

債権者からの請求・督促を止める必要があり、また、聞き取り内容に相違がないか確認・調査を行うため、先ず、債権者へ受任の通知書を送ります。

債権者から開示された資料を精査し、問題ないと判断が出来た場合は、内容証明郵便をもって時効を援用し、その後に債権者との間で、時効で処理（債権が消滅）がなされたことまで確認をとって、手続きが終了します。

裁判手続きではない、債権者から直接請求を受けているタイミングで相談をいただいたケースで考えますと、債権調査に概ね1か月、時効援用後、債権者との間で処理の確認をとるまでに1か月、計2か月程度で解決に至るケースが一般的かと思います。

明確にその方の全ての借金問題が解決に至ったケースはさておき、1回の時効援用手続きのみでは借金問題が全て解決しない方もいますので、場合によっては、定期的に状況の確認などを行うこともあります。

また、その後に個人信用情報を開示された依頼者から、見方を教えて欲しいといったご相談も多いですね。

最初のお話に戻りますが、借金問題は自動的には解決しません。

誰も代わりに時効の援用の手続きは行ってくれません。

「気になっているけれど、どうしたら？」「いつかは手続きを」と先延ばしにしているのであれば、先ずは相談してください。

きっと最適なご提案ができると思います。