オセ社製業務用高速プリンターのラインアップを強化、データプリントサービス市場向けOcé ColorStream 3000 Twinシリーズ

キヤノンマーケティングジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:川崎正己、以下キヤノンMJ)は、オセ社(Océ N.V.、本社:オランダ フェンロー市、CEO:Anton Schaaf、以下オセ)製の業務用高速連帳プリンター“Océ ColorStream 3900/3700/3200”3機種を2月中旬より発売します。これにより、データプリントサービス(DPS)市場向けの製品ラインアップを拡充し、プロダクション事業を強化します。
<キヤノン 高速・連帳プリンター ホームページ:canon.jp/oce>

キヤノンMJグループは、2011年より開始した5カ年計画「長期経営構想フェーズII」の多角化戦略において商業印刷事業の強化を掲げ、2015年に同事業で連結売上高500億円を目指しています。キヤノンMJは、2011年6月に日本オセ株式会社、昨年5月に昭和情報機器株式会社をそれぞれ完全子会社化するなど、これまで商業印刷事業の強化に注力してきました。
このたび、オセ製の業務用高速連帳プリンター“Océ ColorStream 3900/3700/3200”3機種を市場投入することで、データプリントサービス(DPS)市場で求められる請求書やダイレクトメール、トランスプロモといった印刷物を高速かつ高品質に印刷する用途として、本製品を拡販していきます。

“Océ ColorStream 3900”は、幅21.25インチ(540ミリメートル)のロール紙に対応し、フルカラー両面印刷で最大毎分127メートル、A4判換算で1,714ページの高速印刷を実現します。印刷モードをスピードとコストを優先するモードと、品質を優先するモードに切り替えることが可能で、請求書やトランスプロモ、ダイレクトメール、出版印刷、タブロイド判新聞など、多様な印刷物に対応します。
“Océ ColorStream 3700”は、幅21.25インチ(540ミリメートル)のロール紙に、フルカラー両面印刷で最大毎分100メートル、A4判換算で1,350ページの印刷が可能です。エントリークラスの“Océ ColorStream 3200”は、幅17インチ(432ミリメートル)のロール紙に、フルカラー両面で最大毎分48メートル、A4判換算648ページで印刷することが可能です。
Océ ColorStream 3000 Twinシリーズは、最小の設備投資で“Océ ColorStream 3200”を導入した後、ビジネスの変化に合わせて生産性やカラーユニットを拡張できる、フィールドアップグレード思想をコンセプトに開発されています。

キヤノンMJは、今後オセの製品ラインアップを順次国内市場に投入する計画で、業務用高速連帳プリンターの国内市場において3割以上のシェア獲得を目指します。ライトレンジ向けのキヤノン「imageRUNNER ADVANCE PROシリーズ」やミドルレンジのキヤノン「imagePRESSシリーズ」、そしてハイエンドの「Océ ColorStream Twinシリーズ、Océ JetStreamシリーズ」など、プロダクション製品の圧倒的なラインアップを生かし、プロダクション事業を積極的に展開していきます。

○製品名:Océ ColorStream 3900/3700/3200
○価格:オープン価格
○発売日:2月中旬

<データプリントサービスの国内市場動向>
国内のプロダクション印刷市場は、主に企業内印刷(CRD)と帳票印刷、商業印刷、データプリントサービス(DPS)の4つに分類され、データプリントサービス(DPS)の市場規模は約2,000億円とされています。近年、デジタル印刷機の進化により、消費者のライフスタイルの多様化に対応する新しい印刷手法として、トランスプロモという広告付き請求書の需要が急速に拡大しています。

<本件に関するお問い合わせ先>
キヤノンマーケティングジャパン株式会社
プロダクションシステム企画第一課
03-6719-9642(直通)

Océ ColorStream 3000 Twinシリーズ
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