日本オラクルがアプリケーション・テスト用データベースを自動生成する「Oracle Data Masking Pack」の提供を開始
日本オラクル(本社:東京都港区北青山、代表執行役社長 最高経営責任者:遠藤 隆雄、以下 日本オラクル)は、アプリケーション・テスト時において、本番データベースのデータを使用しながらも、データの機密性を向上する事ができる「Oracle Data Masking Pack」の提供を開始しました。
システム開発・運用時におけるアプリケーションの動作確認や性能テストにおいて、社内開発者やオフショア・テスターが実際のデータでアプリケーション・テストを実行できるようにするために、データベース管理者(DBA)は、ステージング環境で使用可能な本番データのコピーを作成します。多くの場合、本番データのコピーには、アクセスが政府規制によって制限されている企業の機密情報や個人情報が含まれています。
「Oracle Data Masking Pack」は、開発環境、テスト環境およびステージング環境1で機密情報をマスキング2することによって、組織がプライバシーおよび機密情報を保護できるように支援します。
また、不可逆的なプロセスを使用したマスキング・ルールに基づきスクランブルする事により、オリジナル・データの検索、リカバリおよびリストアができないようにします。
「Oracle Data Masking Pack」は、テーブル間の物理・論理整合性を考慮したマスキングを可能にする事で、マスクされたデータを使用した場合でもアプリケーションの整合性維持を支援します。
「Oracle Data Masking Pack」が提供するマスキングの種類は以下のとおりです。
データシャッフル、文字列リスト、固定数値、固定文字列、ランダム日付、ランダム数値、ランダム文字列、部分文字列、(別の)表の列、ユーザー定義関数
*1: リリース前のアプリケーションをテストする環境のこと
*2: オリジナルデータの内容がわからないように上書きすること
◆製品の価格
Oracle Data Masking Pack:
1,312,500円〜/1プロセッサ(税込み)、625,250円〜/25 Named User Plus(税込み)
*価格は予告無く変更される場合があります。
価格の計算方法として「Processorライセンス」と「Named User Plusライセンス」があります。
Processor:ハードウェアの仕様(CPU数)に応じて価格設定をするライセンスです。
Named User Plus:オラクル製品に対して使用する権利を与えられている個人が何名いるかによって価格を設定する「指名ユーザー」ライセンスです。
●日本オラクルについて
日本オラクル株式会社は、オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。国内を拠点とした情報システム構築のためのソフトウェア製品、ソリューション、コンサルティング、サポートサービス、教育の事業を展開しています。1999年2月5日に店頭市場へ株式公開、2000年4月 28日に東証一部上場。従業員数2,135名(2008年5月末現在)。
■本件に関する報道関係お問い合わせ先:
日本オラクル株式会社 広報部 野見山
TEL:03-6834-4835 E-mail:Yuko.Nomiyama @oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.co.jp/press
*Oracleは、米国オラクル・コーポレーション及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における商標または登録商標です。