幼少時代を織田家、そして今川家の人質として過ごし、桶狭間の戦いでそのくびきから解放されるも織田信長、そして豊臣秀吉の支配下に耐え忍びようやく掴んだ天下。
その後260年におよぶ平和の世を作り上げる礎となった徳川家康ですが、その生涯は決して順風満帆ではありませんでした。
本書は三河の一領主の時より付き従う勇猛果敢で忠実な家臣たちに支えられ、義を重んじ、誰よりも努力を惜しまず、幾度の挫折や敗北を乗り越え、最後に勝利をつかみ見事、戦国の世を終わらせた稀代の武将の物語です。
【目次】
第一章 三河の小せがれ
1.桶狭間の戦い
2.清州同盟
3.三河一向一揆
第二章 武田との戦い
1.三方ヶ原
2.長篠の戦い
3.信康
第三章 争乱
1.本能寺の変
2.小牧・長久手の戦い
3.関白秀吉
第四章 天下をめぐって
1.国替え
2.秀吉の最後
3.石田三成
4.関ヶ原
第五章 最後の炎
1.方広寺の鐘
2.大阪冬の陣
3.大阪夏の陣
◎今年の大河は「どうする家康」
ドラマの時代背景解説にピッタリな構成内容とボリューム。
巻末に年表が付いているので当時の状況を正確に把握する事が出来る。
ドラマと同じく始まりが「桶狭間の戦い」からなのでリンクしやすい！
サクッと読める頁数～192頁。
※厭離穢土欣求浄土
「現実の世の中は、穢れた世界であるからこの世界を厭い離れ、次生において清浄な仏の国土に生まれることを願い求める」
織田信長の視点と豊臣秀吉の視点からも戦国時代を見る事が出来る！
【書誌情報】
『新・歴史人物伝 徳川家康』
松田朱夏 著 RICCA 絵
2018年12月19日 発売
新書判/上製/196頁（192＋口絵4）
ISBN 978-4-909646-14-9
定価：1,430円(税込)
発行元：駒草出版（株式会社ダンク 出版事業部）
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