特別講座『なぜ、ブロックチェーンが面白いか?』 日本マイクロソフト 西脇 資哲氏による学生向け講演
近畿大学(大阪府東大阪市)は、ブロックチェーン関連分野での人材育成を目的としてブロックチェーン研究プロジェクトに取り組んでいます。その活動の一環として、国際的なブロックチェーン・プロジェクト「NEM(ネム)」の日本窓口と合同で、令和元年(2019年)6月10日(月)に、日本マイクロソフト株式会社 業務執行役員・エヴァンジェリスト※ の西脇 資哲(にしわき もとあき)氏をお招きし、学生向け講座を開催します。
※エヴァンジェリスト・・・複雑なICT技術を社内外に解りやすく説明し、技術の普及を促進する専門家
【本件のポイント】
●大人気講師である西脇氏の豊かな知見から展開されるブロックチェーン講演会を実施
●学生は安全性や透明性の高さなどのブロックチェーン技術の特徴やその将来性を学ぶ
●今後は学生によるブロックチェーンを活用した実証実験プロジェクトを実施予定
【講演の内容】
近年、データをネットワークで管理することが当たり前になり、扱われるデータ量や取引は増加する一方です。これまで、より多くのデータを記録・管理する技術が開発されるたびに、より大きなマーケットが創出されてきました。商取引においては、データの記録・管理に加えて、安全性や取引の透明性が求められます。そこで、次世代の経済活動の課題を解決するために生まれたのがブロックチェーンです。
ブロックチェーンは、ネットワーク上の複数のサーバーで情報を分散管理しながら、互いの情報をチェックし合うことで、物理的なサーバー障害のリスクを軽減するとともに、取引情報の改ざんを防ぐ仕組みです。本講演会では、ブロックチェーン技術の特徴と今後の可能性について、わかりやすく説明します。
【開催概要】
日時:令和元年(2019年)6月10日(月)17:00~18:35(16:45受付開始)
17:00~17:05 ブロックチェーン研究プロジェクトの紹介
17:05~18:05 講演『なぜ、ブロックチェーンが面白いか?』
18:05~18:35 質疑応答
場所:近畿大学東大阪キャンパス アカデミックシアター
(大阪府東大阪市小若江3-4-1 近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
対象:近畿大学生50人程度
【講師プロフィール】
日本マイクロソフト株式会社 業務執行役員・エバンジェリスト 西脇 資哲氏
日本経済新聞で紹介されたICT「伝道師/エバンジェリスト」。平成25年(2013年)には日経BP社から"世界を元気にする100人"にも選出。1990年代から企業システム、データベース、Java、インターネットのビジネスに関与し、平成8年(1996年)からオラクル社にてエバンジェリスト、平成21年(2009年)からはマイクロソフト社にてエバンジェリスト活動を継続。
講演や執筆活動も行い、ICT企業だけでなく、製造業、金融業、官公庁から小学校、中学校、高校や大学でのプレゼンテーション講座を幅広く手がける。著書に「エバンジェリストの仕事術」、「プレゼンは"目線"で決まる」、「新エバンジェリスト養成講座」など。TOKYO FM「エバンジェリストスクール!」を乃木坂46とともに放送中。
【NEM日本窓口について】
『NEM 日本窓口』は、NEMブロックチェーン技術の普及を目的とし、各NEM関連組織または法人からの依頼を受け、日本語で情報配信を行っています。
・NEMに関する技術情報の提供及び導入のための教育・支援・コンサルティング
・技術勉強会・イベントなどの実施
これらを含めた、ブロックチェーン技術取り扱いのためのサポートを実施しています。
運営会社:Blockchain Technology Consulting G.K.
所在地 :東京都渋谷区恵比寿1-15-9 シルク恵比寿 403
代表者 :Rio Kondo
設 立:令和元年(2019年)5月
E-mail :japan@nemjapan.io
【ブロックチェーン研究プロジェクトについて】
近畿大学の実学拠点「ACADEMIC THEATER(アカデミックシアター)」内にて活動しているブロックチェーンの知識と実装技術の習得によって、サービスの体験機会創出を目指すプロジェクトです。ブロックチェーンに関する基礎知識を習得し、さらにはその技術を活用したサービスアイデアの創出に取り組みます。ブロックチェーンにより時代が変化していく兆しを理解し、自分たちや社会にとって新たに価値付けできるものは何かを学生主導で考え、新たなサービスを創り出す人材の育成を目指します。